北海道を代表する料理にジンギスカンがありますが、羊のお肉を使う美味しい料理ですよね。羊肉はラム肉とも呼ばれていますが、何か違いはあるのでしょうか?ジンギスカンに使われるお肉には、決まりはあるのでしょうか?今回は、
- ジンギスカンとはどんな料理?
- 生ラムの特徴・食べ方
- 食べ過ぎは太る?ダイエットに効果的?
- 生焼けだと腹痛・下痢になるの?
これらのテーマについて紹介いたします。
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ジンギスカンとはどんな料理?
ジンギスカンとは、羊の肉や野菜などを一緒に焼いて食べる料理です。北海道を代表とする郷土料理の一つで、鉄板料理に分類されます。北海道以外では、山形県・岩手県などの東北地方や、長野県を中心に食べられています。
お肉や野菜を焼く鍋は、中心部が盛り上がった独特の形をしており、お肉から出る脂や肉汁を調味料代わりにして食べます。お肉をした味に付けて焼く方法と、焼いてから味を付ける方法の2パターンがあるようです。
お肉には、羊肉とラム肉、どちらも使われます。ラム肉も羊のお肉ですが、どう違いのでしょうか?
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ラム肉とはどんなお肉?
エネルギー(100gあたり) | 310kcal |
糖質量(100gあたり) | 0.2g |
ラム肉は、生後12ヶ月未満の羊の肉です。牛肉や豚肉と比較すると柔らかい肉質で、高タンパクで低カロリー・栄養満点のお肉です。オーストラリアやニュージーランドからの輸入物が多く、ラム肉を使った料理はジンギスカンやラムチョップが有名です。
「マトン」と呼ばれる羊肉は、生後2年以上経った羊肉のことを指します。ラム肉に比べて赤みが強く、味わい深くほどよい歯ごたえもあります。こちらはインドカレーなどに用いられています。
ジンギスカンに使われるお肉に羊の年齢は関係なく、ラム肉が使われたり、大人の羊肉が使われたりと色々です。
栄養
ラム肉には、ビタミンB2などのビタミン類が豊富に含まれています。高タンパクで低カロリーなのでダイエット中や筋肉作りにも適したお肉で、カルシウムや鉄分などのミネラルもバランス良く含まれています。ヘルシーな上に栄養バランスも良いのが特徴です。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
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ラム肉は太る?太らない?
ラム肉はダイエット中に効果的なお肉であることを知っていますか?お肉はがっつりとした食べ物ですが、たんぱく質が豊富でヘルシーなのです。
その効能や、食べ過ぎた時の副作用について下記記事にまとめています。ラム肉をダイエットに活用してみたい方は、是非チェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
赤いラム肉・生焼けで腹痛や下痢になる?
実は、ラム肉は生でも食べることができるお肉です。しかし、生食できるのは鮮度が非常に良いものに限ります。スーパーで販売されているラム肉は加工してから時間が経過しているものが多いため、生で食べるのは難しいでしょう。
そのため、ラム肉が赤く生焼けだと腹痛や下痢といった食中毒症状が現れることもあります。その原因菌となるものや、対処法について下記記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
詳しくはこの記事をチェック!
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妊娠中(妊婦)でもラム肉は食べられる?
妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“ラム肉”は妊婦さんにもオススメの食材です!妊娠中は色々な栄養素を摂ることが理想的です。
ラム肉が妊婦さんにもオススメな理由は、“たんぱく質”、“カルシウム”、“ビタミンB2”、“鉄分”などの栄養素が豊富なためです。妊婦さんにどんな良い影響があるのか、下記記事でチェックしてみてください。
詳しくはこの記事をチェック!
まとめ
この記事をまとめると
- ジンギスカンは北海道の郷土料理!羊肉と野菜を鉄鍋で焼くのが特徴
- ラム肉は生後12ヶ月以内の羊肉のこと
- ジンギスカンに使う羊肉に年齢の縛りはない
- 生焼けだと食中毒を起こすこともあるので注意!
ジンギスカンは羊の肉を焼く料理ですが、使うお肉は羊肉でも生後12ヶ月以内のラム肉でもどちらでもOKです。たんぱく質など栄養価が高いので、ダイエットにもオススメですよ!
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