カットされた状態の野菜は、水につけることで美味しさや食感をキープすることができると知っていますか?どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?今回は、
- カット野菜を水につけて保存するメリット&デメリット
- カット野菜の日持ちと保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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カット野菜とは?
カット野菜とは、名前の通りカットされた状態の野菜を指します。最近はカットしたキャベツや人参がパックになっているものも多く、調理時間の時短や1人暮らしに便利な食品です。
カット野菜の賞味期限
カット野菜は、カットしていない通常の野菜と比べて日持ちが短いです。賞味期限の目安は約3日で、カット野菜は乾燥しやすく、傷みやすいのでできるだけ早く使い切る必要があります。
色々な野菜が混ざっているものあるため、その保存方法について疑問に思っている方も多いのではないのでしょうか?カット野菜の保存方法について、確認してみましょう。
カット野菜の賞味期限は2〜3日!
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カット野菜を水につけて保存する
カット野菜はそのままビニールに入った状態で野菜室に入れておくこともできますが、シャキシャキ食感をキープしできるだけ美味しく保存するには、水につけて保存する方法がオススメです。
カット野菜を水につけるメリット
カット野菜を水につけるメリットとしては、野菜をシャキシャキにすることや、野菜に含まれているアク抜きになることが挙げられます。
水につけることで食感がシャキシャキになる野菜には、キャベツ・レタス・水菜・豆苗などがあります。これらの野菜は、時間の経過と共に冷蔵庫の中でもしなしなになってしまうので、カットしてから水につけることで食感を復活させることができます。
また、野菜にはアクが含まれているものがあり、苦味やえぐみの原因となります。加熱する際はアク抜きをする必要はあまりありませんが、生でサラダとして食べる際はアク抜きした方が美味しくなります。
アクが含まれている葉物野菜には、ほうれん草や小松菜などがあります。アクを抜くだけでなく、シャキシャキになるので傷みかけの野菜を食べる時にもオススメです。
詳しくはこの記事をチェック!
ほうれん草のアクや生食について、上記記事で詳しく紹介しています。アクの体への影響や生での食べ方など、あわせてチェックしてみてください。
カット野菜を水につけるデメリット
カット野菜を水につけるデメリットとしては、野菜に含まれる体に良い栄養成分まで流れてしまうということです。特に、ビタミンCやビタミンB群が水溶性ビタミンと呼ばれる水に溶けやすい栄養素です。
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水につけて保存する方法
カット野菜を水につけて保存するには、
- 水
- キッチンペーパー
- 密閉袋
この3つのアイテムのみ使用します。まず、水につける時間は10分に抑えましょう。10分以内にすることで、必要な栄養素を逃さずシャキッとさせることができます。 10分以上つけると、水溶性ビタミンが流れ出てしまうので注意 してください。
水につけた野菜は、水気を切ってキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。水分が残っていると腐りやすくなるので、できるだけ水分を取ってください。
水気の取れたカット野菜は、そのままジップロックなどの密閉袋に入れます。この時点でかなりシャキシャキしているかと思います。2〜3日を目安に消費しましょう。
カット野菜は腐るとどうなる?
カット野菜の日持ちは3日程度なので、それ以上保存していると腐ってしまいやすいです。腐ったカット野菜には、このような変化が見られるのでよく見分けるようにしましょう。
- 茶色や黒く変色する
- どろどろ溶ける
- カビが生える
カット野菜はカットしていない野菜よりも傷みやすいので、できるだけ早く消費しましょう!
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まとめ
この記事をまとめると
- カット野菜を水につけてから保存するメリットは、アク抜きになること
- デメリットは、ビタミンCやB群など水溶性の栄養も抜けてしまうこと
- カット野菜の日持ちは約3日!できるだけ早めの消費を
カット野菜は市販もされている便利な食品ですが、傷みやすいので早めに消費しましょう。また、つける時間が長いとビタミンが抜けてしまうので、10分以内で引き上げるようにしましょう。
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