皆さんはオレガノというハーブをご存知でしょうか?名前は聞いたことがあるけれどどんなハーブかよく分からないという方がほとんどだと思いますが、それくらい日本人にとってはあまり馴染みのない食材ですよね。
今回の記事ではオレガノとはどのようなものなのか、オレガノの味、オレガノの種類、オレガノの栄養成分や使い方について解説していきたいと思います。
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オレガノってどんなもの?
オレガノは地中海を原産とし、紀元前から用いられていたとされる歴史の古い植物です。古代エジプト時代には、ミイラの乾燥剤に使われていたという変わった過去があります。
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オレガノの味
オレガノは香りが強く、味は少しクセがあり清々しさと苦味の間をとったような味という表現が良いでしょう。オレガノはシソ科のハーブなのですっきりとした芳香が特徴です。お肉料理などに使われ、臭み消しの効果もあります。基本的には乾燥したオレガノが出回っており、スーパーでも簡単に手に入れることができますが、生のオレガノが料理に使われることもあります。
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オレガノの種類
オレガノにはいくつか種類があり、それぞれ少しずつ特徴が違います。オレガノとよく似たハーブのマジョラムというものがありますが実はオレガノはマジョラムの一種で、ワイルドマジョラムというものがオレガノになります。
- オレガノ(ワイルドマジョラム):ピリッとした風味。防腐効果をもつ
- スウィートマジョラム:甘くスパイシーな風味
- フレンチマジョラム:サボリに似た風味
- ウインターマジョラム:甘く刺激的な香りがある
- コンパクトピンク:刺激性の辛い風味がある
- ゴールデンマジョラム:マイルドなサボリに似た風味がある
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オレガノは栄養成分が豊富!
オレガノは乾燥モノが多いですが、ビタミンAや葉酸・カルシウムが含まれています。かつては薬としても利用されていた植物なので、体にとって嬉しい食材です。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
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オレガノの使い方でおすすめなのは?
様々な栄養素をもつオレガノですがどのように使ったら良いかよく分かりませんよね。 オレガノの使い方は以下の方法があります。
- ハーブティーにする
- サラダに入れる
- 細かく刻んでソースに入れる
- 肉の付け合わせに添える
- カレーに入れる
- ブーケガルニ(ハーブの束のこと)の一部として使う
- ロースト料理の詰め物に入れる
- 複数のハーブやスパイスを合わせてミックスソルトとして使う
非常にたくさんの使い方ができるのでとても使いやすいハーブといえます。俺がの調理に利用する事でより深い味わいを作ることができるので、是非一度オレガノを使った料理を作ってみてはいかがでしょうか。美味しすぎてオレガノなしでは食べられなくなってしまうかもしれませんよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- オレガノは地中海原産のハーブのこと
- ミイラの乾燥剤としても使われていたという歴史がある
- マジョラムの一種でワイルドマジョラムという種類
- ハーブティーに入れたりサラダに入れたりなど様々な使い方ができる
- ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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