手軽で美味しくて体が温まる誰もが1度は口にしたことがあるラーメンですが、そんなラーメンに副作用があることはご存じでしょうか?今回は
- ラーメンを食べたあとの副作用
- 頭痛になる原因
- 頭痛になった時の対処法
- 頭痛が起こる他の食べ物とその原因
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ラーメンで頭痛になるって本当?
ラーメンを食べたあとに急に頭痛になったことがある方も多いのではないでしょうか?実は、その頭痛には原因があったのです。
ラーメン頭痛の原因
ラーメン頭痛は、うまみ成分である「グルタミン酸ナトリウム」が原因であると考えられています。グルタミン酸ナトリウムには血管を拡張させる働きがあります。
空腹時にラーメンなどのグルタミン酸ナトリウムの濃度が高いものを食べることで、急激に血管が拡張されることで頭痛が起こるのです。
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カップラーメンを食べるとなぜこうなる?
カップラーメンは頭痛だけではなく、眠気や吐き気の原因になることもあります。なぜ眠気や吐き気を誘発するのかそれぞれの原因を見ていきましょう。
眠くなる
カップラーメンは糖質の多い炭水化物なのはご存じですよね。糖質は血糖値を上昇させる食べ物です。空腹時にカップラーメンをお腹いっぱい食べると血糖値は急上昇したのちに急降下します。
まさにジェットコースターのような激しい変化となり、その結果眠気を引き起こすのです。運転する前などタイミングによっては、空腹時に一気に食べるのは控えるほうが良いでしょう。
吐き気
吐き気の原因は、頭痛と同じグルタミン酸ナトリウムによる副作用です。
グルタミン酸ナトリウムは中毒性が非常に高く、頭痛や吐き気だけではなく動悸、発汗、紅潮なども引き起こす原因となっています。
中華料理にこのグルタミン酸ナトリウムが多く使用されていることから「チャイニーズレストランシンドローム」とも呼ばれるそうです。
ラーメンで頭痛になった時の対処法
ラーメン頭痛になってしまったら、コーヒーを1杯飲んでみてください。コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮させる働きがあると言われています。
グルタミン酸ナトリウムと反対の作用があるので、頭痛を和らげてくれます。また、どうしても治らない時には痛み止めを服用してゆっくり休むなど、無理に動くなどはしないようにしましょう。
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油を食べても頭痛になる?
食べると頭痛が起こる食べ物はカップラーメンだけではありません。揚げ物や炒め物などで油を食べることでも起こります。
天ぷらで頭痛になる
サクサクの衣がたまらない天ぷらですが、これも頭痛の原因になる食べ物の1つです。天ぷらは衣に吸われる油の量が多くなりやすい為、思った以上に油を食べてしまっています。
揚げ物の中でも油をよく吸う衣がついている天ぷらは要注意です。
油酔いとは?
揚げ物をしていると調理中に気持ち悪くなることはありませんか?それはいわゆる「油酔い」です。油を加熱することで、油が揮発して生じる「アクロレイン」を吸収することで起こると言われています。
この油酔いは、比較的古い油で調理する場合に起こることが多いです。油を使って調理をする場合は、できるだけ新しい油や酸化しにくい油を使うと良いでしょう。
油頭痛の原因
油が少量でもカロリーが高く、肥満や高脂血症などの原因になりやすい食べ物です。肥満や高脂血症は動脈硬化の原因になるなど血管にかかる負担が大きくなります。
頭には血管が多く張り巡らされているので、血管への負担が大きくなると頭痛として現れます。食事では、油の取りすぎにも注意したいですね。
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まとめ
今回は「ラーメン頭痛の原因と対処法」について紹介しましたが、いかがでしょうか。
この記事をまとめると
- ラーメンには「グルタミン酸ナトリウム」が多く含まれていて、頭痛や吐き気の原因となっている
- 空腹時にお腹いっぱい食べるのは避ける
- 対処法はコーヒーなど血管を収縮させる物を口にする
- グルタミン酸ナトリウムには中毒性があるので、食べ過ぎには注意が必要
怖い副作用があるラーメンですが、手軽で美味しくて魅力のある食べ物です。食べ方や量に注意して、美味しく楽しみながら付き合っていきたいですね。
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