そのまま食パンを食べられるのは離乳食でいつから?ジャム・バターは?

赤ちゃんに与える離乳食、「何をいつ頃あげていいんだろう?」と悩んでしまうことはありませんか?

今回は、

  • 食パンを与えられる時期
  • 食パンのアレルギー成分
  • 食パンを与える時の注意点
などについてご紹介します!パンが食べられるようになると、バリエーションが増えて離乳食の時間が楽しくなりますよ!

 

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赤ちゃんに食パンはいつから食べさせられる?

さっそく、食パンはいつから食べさせることができるのか見ていきましょう。

与える量は?

最初に与えられる時期は、離乳食初期(生後5ヶ月〜6ヶ月)です。与え方としては、10gから20gが目安で、パンがゆにします。耳を取り除き、粉ミルクか水で煮るか、電子レンジで1分ほど加熱でもOKです。にんじんやかぼちゃ、とうもろこしのペーストなどを入れると、栄養満点になりますよ!

パンをそのまま食べられる時期は、離乳食後期(生後9ヶ月〜11ヶ月)です。ちぎって小さくし、25g〜30g程度食べられるようになります。

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そのまま以外の方法で食パンを与えられる時期

大人はパンにジャムなどをつけて食べますが、赤ちゃんにはいつ頃から与えられるのでしょうか?パンにつける代表的なものについて、与えられる時期をご紹介します。

ジャム

砂糖入りの手作りジャムであれば、離乳食後期(生後9ヶ月〜11ヶ月頃)からOKです。ただし、甘いので与えすぎないようにしましょう。市販品も同じ時期に与えることができますが、手作りよりも砂糖がたっぷり入っていることが多いため、より、与えすぎに注意が必要です。

砂糖の多いものは、3歳くらいまではできるだけ与えない方がいいと言われています。ジャムがないとパンを食べなくなることもあるため、与える頻度にも注意が必要になります。

ジャムの選び方としては、下の3点を確認してから使うようにしましょう。

  • 添加物がなるべく入っていないか
  • アルコール分が含まれていないか
  • シナモンなどのスパイスが入っていないか

マーガリン

マーガリンに関しては、赤ちゃんに与えていいか見解が分かれる食材のひとつ。トランス脂肪酸が含まれていることが理由です。トランス脂肪酸を多く撮りすぎると、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させる危険性があると言われています。欧米などでは規制がかかっているところも。

赤ちゃん用のパンやお菓子にもマーガリンが含まれている食品はたくさん販売されています。完全に避けることは難しいかもしれませんが、原材料表示を見て、なるべく避けるようにした方が無難です。マーガリンを塗るよりは、次にご紹介するバターを塗る方がおすすめです。

バター

バター自体は、離乳食中期(生後7〜8ヶ月)から料理に取り入れることができる食材です。しかし、パンにつけると量が多くなってしまうため、離乳食完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)からがおすすめです。

有塩バター、無塩バターが販売されていますが、赤ちゃんに与えるならできるだけ無塩バターを選びましょう。有塩バターだと、与える塩分量が増えてしまいがちです。脂肪分や油分が多いため、与えすぎには注意しましょう。

はちみつ

はちみつは、1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えてはいけない食材です。はちみつには、ボツリヌス菌が含まれています。1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べることによって、乳児ボツリヌス症にかかるリスクがあります。乳児ボツリヌス症は場合によっては死に至ることもありますので、絶対に与えないようにしましょう。ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱では死滅しません。ジャムなどにもはちみつが含まれていないか、必ず確認するようにしましょう。

食べていい時期としては、1歳を超えてからになりますが、1歳3か月〜1歳半くらいになってからが無難です。甘みが強いため、パンにつけて食べるときには、与えすぎないように少量にしましょう。

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食パンに含まれるアレルギー成分

食パンやジャムなどの与える時期について分かったところで、アレルギー成分についても解説していきます。お子さんが小さいうちは特に注意が必要です。

食パンには、小麦や乳製品、卵など、食物アレルギーの症状が出やすい食材が含まれていることが多いです。特に卵は、離乳食初期だと与えられる量が少ないもの。そのため、できるだけ卵が使用されていないものを選んだ方が無難です。

MEMO
アレルギー症状は、その食材を初めて食べた後に出やすいものです。最初はほんの少しだけ与えるようにして、様子を見るようにしましょう。初めて与えるタイミングは、かかりつけの小児科が空いている平日の午前中に試すのがおすすめ!

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赤ちゃんに食パンを与える時の注意点

食パンは白米と違い、商品ごとに含まれている食材にばらつきがあります。離乳食の段階では、食べさせる前に原材料表示や栄養成分表を必ず確認するようにしましょう。パン屋さんなどで表示が確認できないときは、店員さんに聞いてみるのも手です。

特に確認したいポイントは、次の通りです。

  • はちみつが入っていないか
  • マーガリンが入っていないか
  • 卵が入っていないか
  • アルコール分が含まれていないか
  • スパイスが含まれていないか
  • 塩分が高すぎないか

まとめ

今回は、いつから食パンを食べられるのかなどについてご紹介しました!

この記事をまとめると

  • 離乳食初期は、パンがゆにして10g〜20gが目安
  • そのまま食べられるのは離乳食後期から
  • はちみつは1歳未満は食べられない
  • 小麦や乳製品、卵などのアレルギー成分が含まれていることが多い
  • 初めて与えるときは少量にして様子を見る
  • 原材料表示や栄養成分表を確認する癖をつける

パンが食べられるようになると離乳食のバリエーションが豊かになるので、上手に取り入れていけるといいですね!

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