おやつの定番、”プリン”小さいお子様からお年寄りまで幅広く愛されている洋菓子ですよね。普段何気なく食べているプリンですが、子育てをしている親御さんであれば、「何歳から食べさせようか・・」「アレルギーの心配もあるし、市販のものを食べさせても大丈夫なのかな・・」
といった悩みを抱いたことありませんか?私も、自分の子供が乳幼児だった頃に同じ疑問を感じました。大切な我が子に与える食事はしっかり情報を調べてから選択するべきですよね!
- プリンは何歳から食べさせて良いのか
- 気にしたほうが良い原材料
- アレルギーについて
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目次
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プリンは何歳から食べさせてもいいの?
さっそく本題です。プリンは何歳から食べてもいいのでしょうか。まずは育児経験のあるママさんの意見に耳を傾けてみましょう。
市販のプリンは何歳何ヶ月ごろから食べさせましたか?
うちは甘いものをあまりあげたくなかったので、プリンをあげたのは3才すぎてからです。原材料として入っているものが食べられて、アレルギーがないのなら、離乳食が完了した後にはたべられるかとは思います。
あたしならプリンのキャラメルソースはあれですが、ソース以外なら1歳頃からあげてました。プリンではあまり神経質になってなかったです。今思えば、1歳になる前からでもあげてもいいかなー?って思います。一口程度なら一歳過ぎてからあげていました!
大人のものを欲しがるので、味見程度で…1つ丸ごとはまだあげてないですが、そろそろいいかな?と思ってます(^^)卵や牛乳などアレルギーがないか確認してからじゃないと怖いと思います。
牛乳はだいたい1歳くらいなので少なくとも1歳超えてからが無難ですょ(・∀・)ノアレルギーなどの心配がなければ、少量なら1歳ごろからあげてもいいと思います。が、困るのは買い物に行ったときに、『黄色くて甘くて美味しいアレだ!』と認識して、欲しいとねだられることです(´д`|||)いずれは通る道なんですけどね・・・。
最近、アンパンマンのプリンを食べさせました!一歳半とかなら、ちょっと味見したり、何入ってるか見て大丈夫そうなら、あげちゃうかもです!
出典 https://qa.mamari.jp/question/2491440
皆さん、それぞれのタイミングでお子さんに食べさせているようですが、1歳を過ぎてから適量を食べさせている方がほとんどですね。
ポイントとなる点は、”食物アレルギーの症状がでないかどうか”です。厚生労働省の調査によると、食物アレルギーは一歳未満の乳児で最も多く発症するようです。
原因となる食べ物を食べて約2時間以内に皮膚や粘膜、消化器、呼吸器などに 症状が現れます。このことから、アレルギー発症のリスクが高い乳児期(0~1歳)の期間はプリンを食べさせるのは避けたほうがよいでしょう。
なぜ避けるべきか、次の章でプリンの原材料の観点から調べていきます。
プリンの原材料
皆さんも一度は食べたことがあるでしょう、グリコの”プッチンプリン”で市販のプリンの原材料について見ていきます。
プッチンプリンの原材料
- 加糖練乳
- 砂糖
- 食物油脂
- ローストシュガー
- バター
- 脱脂粉乳
- カラメルシロップ
- 生乳
- 加糖卵黄
- 食塩
- 寒天
- 添加物
原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中)【卵・乳成分】
他社の製品も一通り調査しましたが、原材料に大きな差はなく
- 牛乳
- 砂糖
- 卵
がメインの原料です。そこに味を調える調味料や添加物、保存料が入るといった感じです。
繰り返しになりますが、食物アレルギーの発症率が最も高いのは、0〜1歳までの乳児です。中でも、原因となる食べ物は0歳児では鶏卵が最も多く、牛乳、小麦の3つで9割を占めます。
甘くて美味しいプリンですが、ハイリスクな乳児のうちから食べさせるのは百害あっても一利となさそうです。無難に1歳を過ぎてから徐々に食べさせてあげるようにしましょう。
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気にしたほうが良い原材料
お子さんに食べさせるモノは細部まで気にするに越したことはないですよね。市販のプリンに含まれる主な原材料についてもう少し掘り下げてみましょう。
卵
アレルギー症状が出やすい卵は食べさせる時期に注意を払いましょう。幼児期からはアレルギーのリスクが低くなるので様子を見ながらあげてください。
牛乳
コチラも前述のとおりアレルギー症状のリスクを伴う食品です。乳児の間は避けて、幼児期から与えるのが良いでしょう。
砂糖
食品に甘味をプラスしてくれる甘党の味方 ”砂糖” 。ですが子ども、特に乳幼児にとっては刺激が大きいモノでもあります。離乳後期の生後9〜11か月の食事に極少量使用することもありますが(どうしても食べないとき等)基本的には避けたい調味料です。大切な子どもの味覚形成の時期は自然の甘味を与えるのがベストです。手作りプリンをつくるときは、かぼちゃやさつまいもで甘味を出すと良いですよ。
カラメル
上述の砂糖を煮詰めたものがカラメルです。苦みも加わり、大人には良いアクセントになるカラメルですが、子どもにとってはデメリットしかありません。避けましょう。
植物油脂
三大栄養素の一つである脂質=油。一口に油といっても、その種類は多岐にわたり、子どもに与えたい良質な油もあれば、摂取を控えたい油も。市販のプリンに含まれるこの植物油脂は害があるわけではありませんが、積極的に摂りたい!というような油ではありません。
コーンスターチ
その名の通り、コーン(とうもろこし)から作られるスターチ(でんぷん)で、離乳食のとろみ付けに使用することもありますよね。安価で、冷めてもとろみがなくならないため、こども用のゼリーをつくるレシピに使われることもあります。
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アレルギー検査を行うとより安心
幼児期になれば、子どもも親をよく観察します。こっそり食べていたプリンを子どもが見つけ、「食べたい!」なんてこと、ありませんでしたか?
遅かれ早かれ、子どものプリンデビューの時に心配になる「アレルギー」実は事前に検査をすることで、子どもにアレルギー症状が出るかどうか調べられるんです!
アレルギー検査とは
アレルギー疾患を扱っている病院であれば、内科でも小児科でも色々なところで検査を受診することができます。まずはかかりつけのお医者さんに聞いてみるのが良いでしょう。
費用に関しては様々で、
- 医師が検査が必要と判断した場合
- 自発的に検査を受ける場合
等、状況によって、保険が適用になるかが分かれるようです。
また、検査結果が完全というわけでもなく、特に本記事で言及している「食物アレルギー」に関しては、年齢を重ねると共に症状が改善していくケースも多々あることから、乳幼児の検査自体を推奨していない医師もいらっしゃいます。
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まとめ
いかがでしたか?口どけなめらかなプリンは、可愛いわが子には是非食べさせてあげたいモノですよね!ですが、やみくもに食べさせてはいけないということを本記事で解説してきました。
この記事をまとめると
- プリンはアレルギー症状が落ち着く1歳を過ぎたあたりから
- プリンにはアレルギー物質28品目の中の【卵・乳】が含まれる
- 市販のプリンには多量の調味料、添加物が含まれており、注意が必要なものもある
- アレルギー検査の受診により、事前に発症する食品を知ることができる
というポイントを押さえました。上記を踏まえた上での筆者の私のおすすめは、1歳を過ぎてから、手作りのプリンを食べさせてあげることですね。手作りであれば、原料をそれぞれ調節できますし、余分な保存料は使う必要がありません!
レシピを検索すれば簡単につくれるプリンもたっくさんでてきますよ!是非一度試してみては?
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