生キャラメルとキャラメルの違いは?代用・風味の比較・適量は?

昔から親しまれているお菓子、キャラメル。そして数年前に大きな流行ともなった生キャラメル。このふたつの違いについて、みなさんはご存知でしょうか?ほどよい甘さとコクのある味は、口の中に入れれば幸せな気持ちに。

小腹も満たしてくれる魅力的なキャラメルについて、探っていけたらと思います。そこで今回は

  • 生キャラメルとキャラメルはなにがちがう?
  • 生キャラメルとキャラメルの違いを比較
  • 生キャラメルとキャラメルを食べ過ぎるとどうなる?
についてご紹介をします。

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生キャラメルとキャラメルはなにがちがう?

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さて、生キャラメルとキャラメルの違いはどこにあるのでしょうか?材料や作る工程など、それぞれの特徴をみていきましょう。

キャラメルの特徴は?

キャラメルとは、牛乳やバター、砂糖、香料などを130度前後で煮詰め、冷やし固めたソフトキャンディー。粘土が非常に高いのが特徴です。

また、キャラメルをさらに固く煮詰めたものはタフィーというそう。その他にも、キャラメルより砂糖の量が多く、粘り気の少ない柔らかなものをファッジというそうです。

生キャラメル特徴は?

生キャラメルとは、キャラメルよりも生クリームを多く用いて、100度前後で煮詰めたもの。主な違いは生クリームの量にあります。また、煮詰める温度にも少し違いがあるようですね。

代用できる?

ご家庭でキャラメルを作りたい!という場合には、バターの代わりにマーガリンを使用して作ることもできます。また、お砂糖は水飴やはちみつで代用しても美味しく作れます。

生キャラメルを作る場合には、コンデンスミルクを使っても簡単に作ることができるようです。お家時間にキャラメル作りを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

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生キャラメルとキャラメルの違いを比較

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見た目や食感、味などの違いはどうでしょうか。さらに詳しくご紹介をしていきます。

食感や味・香りは違う?


  • 【食感】先ほど、特徴の中で違いは生クリームの量とお伝えをしましたが、生クリームの量の違いで粘度が変わってきます。キャラメルは粘度が非常に高く、歯にくっつくと取りにくいようなしっかりとした食感のソフトキャンディー。それに比べ生キャラメルは生クリームの量が多い分、粘度が低く、柔らかな口溶けの良い食感。とても柔らかいタイプの生キャラメルはスプーンで掬って食べることも。
  • 【香り】香りは使われている原材料の違いでも多少は変わってくるかと思います。キャラメルでもっとも有名な、森永製菓さんのミルクキャラメルは、原材料名には「香料」という記載のみ。また、生キャラメルで大人気の花畑牧場さんの生キャラメルは、香りづけにバニラビーンズを使用されているそうです。あの生キャラメルの香りはバニラビーンズの香りから作られているのですね。また、市販で販売されているキャラメルにはいちご味やメロン味などのフレーバーのあるキャラメルもあります。

見た目の違いは?

キャラメルも生キャラメルも多くは一つひとつに包装され販売されています。先ほどの食感の違いでもお伝えしたように、キャラメルは粘度の高いソフトキャンディーで、生キャラメルは粘度の低いやわらかなキャラメル。

見た目の違いは例えて言うならば、キャラメルが凍った氷、生キャラメルは少し溶けかかった氷のような、キャラメルよりも艶やかさ、滑らかさがあるような見た目です。

栄養は?

  • キャラメル100g当たりのカロリーは433kcal
  • 生キャラメル100g当たりのカロリーは392kcal

さて、気になる栄養をみていきましょう。まずはキャラメル。キャラメルのカロリーは、ひと粒5g当たり22kcal。100g当たりのカロリーは433kcalです。

100g当たりに含まれる糖質は77.9gとなっており、ソフトキャンディーの中ではカロリーも糖質も高くなっています。※森永製菓さんのミルクキャラメルのデータ数値となります

次に生キャラメル。生キャラメル100g当たりのカロリーは392kcalで、その中に含まれる糖質は34.3gです。

生キャラメルは生クリームと牛乳の分量が多いため、カロリーも糖質も通常のキャラメルよりも低くなっています。※牛乳や水飴や砂糖やバターなどを混ぜ合わせて作るレシピの生キャラメルのデータ数値となります

 

続いてキャラメルの栄養素です。

キャラメルの栄養素

  • エネルギー:433kcal
  • タンパク質:4.0g
  • 脂質:11.7g
  • 炭水化物:77.9g
  • ナトリウム:110mg
  • カリウム:180mg
  • リン:100mg
  • 鉄:0.3mg
  • 亜鉛:0.4mg
  • ビタミンA:100μg
  • ビタミンB1:0.09mg
  • ビタミンB2:0.18mg
  • 葉酸:5μg
  • コレステロール:14mg
  • 食物繊維:0g
  • 食塩相当量:0.3g

となっています。炭水化物(糖質)がやはり多くなっていることがわかりまね。

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生キャラメルとキャラメルを食べ過ぎるとどうなる?

食べ過ぎた場合はどうなのでしょうか。身体へ与える影響などご紹介をしていきます。

食べ過ぎるとどうなる?

先ほどもお伝えしたように、栄養素をみてみると炭水化物(糖質)が多いキャラメルなので、食べ過ぎると肥満に繋がる原因となってしまいます。ひと粒が小さく、食べ過ぎてしまいがちなお菓子なので、調整することが大切です。

虫歯になりやすい

また、粘度が高く歯にくっつきやすいキャラメルは、虫歯になりやすい食べ物。食べ過ぎずに虫歯予防も心掛けることが大切です。食べ過ぎると良くないということがわかりましたが、炭水化物は脳の活動にとても大切な成分であることも抑えておきたいポイント。

不足すると必要なエネルギーを作れなくなってしまうことも。最近では糖質制限ダイエットをする人も多いですが、食べ過ぎないことと、食べる時間に気を付ければ、すぐに肥満になることはありません。

適量はどれぐらい?

1日の中での間食は、摂取カロリーの10%に抑えることが推奨されています。成人男性では200kcal程度。ひと粒22kcalのキャラメルの場合、9個までなら200kcal以内に抑えられます。

しかし、キャラメルは食後の血糖値を上げやすい食べ物。血糖値が高めの方は控えめに食べるようにしましょう。

食べすぎた時の対処方法は?

ひと粒のキャラメル22kcalを消費するために必要な運動量はウォーキング8分。ストレッチなどの活動強度の低い運動の場合、3個食べた場合は30分間運動を続けなくては摂取したカロリーを消費できなくなってしまいます。そのため、やはり食べ過ぎずに適量を守ることが大切です。

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まとめ

「生キャラメルとキャラメルの違い」をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • キャラメルと生キャラメルの違いは生クリームの分量で、キャラメルは粘度が高く、生キャラメルは粘度が低い柔らかく口溶けの良いソフトキャンディー
  • 栄養素では炭水化物(糖質)が多いため、肥満に繋がることが考えられる
  • 1日9粒ほどを目安に、食べ過ぎないことが大切

疲れているときにも1粒食べれば癒してくれるキャラメル。適量を守って食べることで、日々の健康も維持することができます。自己管理に気を付けながら美味しく召し上がってくださいね。