クリープの食べ過ぎは太る?体に悪い?どれくらいの量なら大丈夫?

仕事や家事が一段落したときは、コーヒーで一息入れたくなりますよね。ブラックコーヒーの美味しさも格別ですが、粉末クリームであるクリープを入れることでコーヒーに豊かなコクを加えることが出来ます。

このクリープ、入れ過ぎると体に悪いのでは?と気になる人もいるのではないでしょうか。

  • クリープに含まれる成分
  • クリープが体に与える影響
  • 牛乳とクリープ、それぞれのメリット

今回は、こちらについて詳しく解説していきます。

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クリープは太る?

クリープの成分

まずは、クリープに含まれる成分について製品の原材料表示を確認して見ましょう。

製品名 メーカー名 主な原材料名
クリープ 森永乳業 乳製品、乳糖

上記の通り、クリープに含まれている成分は乳製品及び乳糖の2種類のみとなっています。実は、クリープは日本で唯一、ミルクから生まれた成分だけを原料として製造された粉末クリームなのです。

コーヒーに入れることを目的とした粉末クリームは、競合他社からも複数種類発売されています。

ここでは、クリープを含めて他社製品に含まれる原材料についても確認してみましょう。

製品名 メーカー名 主な原材料名 主な食品添加物名
マリーム AGF 水あめ 植物油脂、乳化剤
コーヒークリーミーカフェ UCC デキストリン 植物性脂肪、乳化剤
ブライト ネスレ コーンシロップ 植物油脂、乳化剤
クリープ 森永乳業 乳製品 なし

上の表からは、クリープを除く全ての他社製品において乳製品が使用されていないことが判ります。また、乳製品の代わりとして使用されているのが、植物性油脂ならびに食品添加物である乳化剤です。

乳化剤とは、本来混ざり合わない油と水と混合させるために使用する食品添加物の一種です。

乳化剤を入れて混合することにより、混合した液体は乳白色へと変化します。この変化のことを「乳化」と読んでいます。私たちが乳製品だと思い込んでいる白い色、実は乳化によるものなのです。

炭水化物量

クリープに含まれている炭水化物量は以下の通りです。(スプーン1杯3g分より算出)

製品名 炭水化物量
クリープ 1.8g

日本人における1日あたりの炭水化物の目標摂取量は320gと言われています。そのため、スプーン1杯分のクリープに含まれる炭水化物量は、とても少ないと判断しても良いでしょう。

糖質量

同様にクリープに含まれている糖質量は以下の通りとなります。(スプーン1杯分3gより算出)

製品名 炭水化物量
クリープ 1.75g

こちらも炭水化物と同じで、スプーン一杯分のクリープに含まれる量は微量と言えるでしょう。

どれくらい摂取すると太る?

どれだけスプーン1杯分に含まれる炭水化物量や糖質量が少なかったとしても、一度に大量に摂取してしまっては全く意味がありません。クリープを入れたコーヒーを1日に10杯も飲んでしまう場合は、摂取した炭水化物量は18gにも達してしまいます。

また、糖質制限を行っている人にとっても、クリープの大量摂取は体重増加やリバウンドに繋がるリスクが生じるため注意が必要です。

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クリープは体に悪い?

トランス脂肪酸

結論から言うと、クリープにはランス脂肪酸は含まれていないため心配はありません。トランス脂肪酸は、クリープを除く粉末クリーム製品の主原料となっている植物油脂を加工する段階で生ずるものです。

トランス脂肪酸を過剰に摂取すると、心筋梗塞など様々な疾患を招く恐れがあると言われており、最近ではトランス脂肪酸の摂取を出来るだけ抑えようという運動も活発に行われています。

牛乳アレルギーの方は注意

乳製品のみを原材料としているクリープを使用する際の注意しなければならないのが食物アレルギーです。特に「乳」のアレルギーを持つ方については、クリープの使用には細心の注意を払う必要があります。

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牛乳とクリープはどちらがおすすめ?

牛乳のメリット

クリープと比べて腹持ちが良い

クリープの代わりに液体である牛乳を加えることで、腹持ちを良くすることが出来ます。朝食と共にコーヒーを飲む習慣のある人にとっては、食べ過ぎを防ぐメリットがあります。

熱いものが苦手でも飲みやすくなる

コーヒーに冷たい牛乳を注ぐことで、コーヒーの温度が適温となります。熱いものを飲むのが苦手な人にとっては、コーヒーが飲みやすくなるでしょう。

クリープのメリット

牛乳と比べて日持ちする

粉末状であるクリープは、牛乳と比較すると賞味期限に大きな差があります。コーヒーに入れる用途のためだけに牛乳を購入する場合、かなり多くのコーヒーを飲まないと牛乳の賞味期限が切れてしまうことも。クリープであれば、問題なく長期保存が可能です。

冷めずに飲める

熱々のコーヒーの魅力は大きいです。粉末であるクリープをコーヒーに加えてもコーヒーの温度をsげることなく熱々のままコーヒーを飲めるというメリットがあります。

このように、クリープと牛乳にはそれぞれのメリットがあります。自身の生活サイクルに合わせて選択すると良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • クリープは粉末クリームの中で唯一乳製品のみを原材料としている製品
  • クリープを除く他社の粉末クリームは全て植物油脂や乳化剤を可能して製造してる製品
  • 過剰摂取が問題となっているトランス脂肪酸はクリープには含まれていない
  • 牛乳ではなくクリープを選択することで、様々なメリットを得ることが出来る

いかがだったでしょうか。

見た目が酷似しているように見える粉末クリーム製品であっても、調べてみると性質が大きく異なるということが判りました。

製品の原材料表示には、様々な情報が含まれているので気になった製品は確認するクセをつけておくと新たな発見があるかもしれませんよ。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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