杏仁豆腐はいつから食べられる?1歳はOK?アレルギー成分･注意点 |

中華料理のデザートとして有名な杏仁豆腐は、独特な風味と濃厚なミルク感が最高です。コンビニやスーパーのスイーツコーナーなどでもよく見られるようになりましたよね。

そんな杏仁豆腐ですが、子どもは何歳から食べても大丈夫なのか気になります。家族で食事に出かけて提供されれば、親が食べていれば子供もどうしても気になってしまいます。

一緒に食べても大丈夫なのか心配になりますよね。そこで今回は、

杏仁豆腐はいつから食べられる？
杏仁豆腐を子供に与える時の注意点
杏仁豆腐に含まれるアレルギー成分
杏仁豆腐を食べ過ぎるとどうなる？

これらのテーマで紹介していきます。アレルギーなどもあるようですから、知っておく必要がありますよ。

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1 杏仁豆腐はいつから食べられる？
2 杏仁豆腐を子供に与える時の注意点
- 2.1 食べさせる量
3 杏仁豆腐に含まれるアレルギー成分
4 杏仁豆腐を食べ過ぎるとどうなる？
- 4.1 太る
- 4.2 栄養が偏る
5 まとめ

杏仁豆腐はいつから食べられる？

杏仁豆腐は離乳食完了期の1歳頃から食べることができます。理由としては、杏仁豆腐に使われている原材料のほとんどは牛乳で、1歳頃から牛乳を飲めるようになるからです。

乳はアレルゲンの中でも特に注意が必要な特定原材料7品目の1つです。子どもが初めて乳製品を摂る場合は、特に注意深く与えるようにしましょう。

杏仁豆腐を子供に与える時の注意点

杏仁豆腐を食べさせる際の注意点は他にもあります。それは与える量です。大体どれくらいまでなら食べさせても大丈夫なのか見ていきましょう。

食べさせる量

1歳付近の幼児の場合は、1回に与える量は100ℊ以内にしましょう。また、杏仁豆腐は糖質やカロリーが高いです。食べさせる際は食事として食べさせるのではなく、おやつで食べさせてあげるようにしましょう。

子どものおやつの目安量は1日に必要な総エネルギーの10～20％が目安と言われています。2歳までは150kcalという具体的な数値まで明記されています。

杏仁豆腐は一般的に1人前（330ℊ）辺り約200kcalと言われていますから、1人前では多すぎます。必ず分量を調節して与えるようにしましょう。

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杏仁豆腐に含まれるアレルギー成分

杏仁豆腐に含まれるアレルギー成分は乳だけではありません。固めるために使われるゼラチンや、風味付けに使うアーモンドパウダーなどもアレルギー反応を起こす場合があります。

乳アレルギー

乳アレルギーは症状が重篤になりやすく、表示義務のある特定原材料7品目のうちの1つです。牛乳は栄養価が豊富で、飲むだけで様々な栄養素を摂取できますから、子どもにも飲ませてあげる親は多いです。

初めて飲ませる場合は、念のためすぐに病院に行けるように平日の昼間などに与えるようにする、といった工夫が必要です。

ゼラチンアレルギー

ゼラチンは以前、アレルギーを起こさない食品という扱いでした。しかし1990年代前半に、小児ワクチンに添加されていたゼラチンから、アレルギーを発生させてしまう事例が確認されました。

ゼラチンアレルギーは症例自体は少ないものの、アレルギー反応を起こす可能性もあります。いずれにせよ、初めて杏仁豆腐を与える際は少しずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。

ナッツアレルギー

市販の杏仁豆腐の場合、アーモンドパウダーやエッセンスが使われていることも良くあります。アーモンドは特定原材料に準ずる食品21品目の中の1つで、重篤なアレルギー反応が発症する可能性があります。

初めて杏仁豆腐を与える場合は、原材料などを確認し、注意深く与えるようにしましょう。

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杏仁豆腐を食べ過ぎるとどうなる？

子どもは味覚が敏感で、杏仁豆腐などの強い甘みのあるスイーツを与える場合は注意が必要です。初めからこのような食品ばかり与えいれば、野菜やお肉などの本来必要な食材をあまり食べてくれなくなるかもしれません。

またカロリー面などから考えても、幼児の健康を考えあまり食べ過ぎは良くありません。具体的にどのような危険性があるのか紹介します。

太る

幼児に必要な1日の摂取カロリーは、1～2歳児で1050kcal、3～5歳児で1400kcalと言われています。また杏仁豆腐に含まれる糖質量は、1人前辺り約45ℊです。

子どもにとって1人前の杏仁豆腐は、かなりのハイカロリーと高糖質食品です。日常的に食べていれば肥満の原因になります。

また、成人の肥満は小児期までの食生活で決まる、という研究結果がWHOから出ています。これは肥満細胞の数から算出されたデータです。将来の健康のためにも、子どもの食生活には気を配りたい所です。

栄養が偏る

杏仁豆腐は1人前辺り約200kcalと、子どもにとっては約1食分にも相当するカロリー摂取量です。杏仁豆腐を食べればお腹がいっぱいになってしまい、その他の食事をうまく食べてくれなくなるかもしれません。

こうなってしまえば栄養が偏り、大切な幼児期の体つくりに影響が出る可能性が高いです。子どもはまだコントロールすることができませんから、親が食事のバランスを考えて与えるようにしましょうね。

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