離乳食がはじまって食べられるものが増えてきた赤ちゃん。おかゆ同様に食べさせやすいものの1つに、食パンがありますよね。食パンの白い部分は、6ヶ月ころから食べられますが、食パンの耳は白い部分に比べて苦味があり少しかたいので、始めのうちは切って取り除くことが必要です。
では、パンの耳はいつから食べさせても大丈夫なのでしょうか。今回は、
- パンの耳をあげてもいい時期
- パンの耳を与える時の注意点:8ヶ月頃、10ヶ月頃、それ以降
- おすすめのパンレシピ
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目次
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パンの耳はいつからあかちゃんにあげてもいの?
だいたい8ヶ月頃から
離乳食がだいたい中期に差し掛かるころ、いわゆるモグモグ期であれば、食べさせることができます。モグモグ期は、歯が生え始め赤ちゃんがモグモグと自分で口を動かして飲み込む練習をする時期なので、十分にやわらかくすれば、7、8ヶ月頃から食べることができます。
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パンの耳を与える時の注意点は?
成長して大人と同じ食べ物が食べられるようになるために、口の動きや消化機能に合わせて慣らしていくことで柔らかいものから固いもの、甘味のあるものから苦味のあるものまでを受け入れていくようにする必要があります。パンの耳はあかちゃんには少しかたく苦味があるので、徐々に慣らしていきましょう。
8ヶ月ころに与えるなら
ペースト状のものが飲み込めるようなる5〜6ヶ月ころを過ぎたら、舌でつぶして食べられるようになる時期です。かたすぎるものはつぶすことができないので、絹ごし豆腐やプリンの硬さを目安にして、小さくちぎったり刻むなどしてスープや牛乳に浸しよくふやかしてから与えてください。
10ヶ月ころに与えるなら
この頃はカミカミ期と言って、奥の歯茎で食べ物をつぶせるようになります。
小さくちぎりある程度パンの形を残したままでも食べることができますが、かたすぎてもやわらかすぎても丸呑みをしてしまう危険性もあるので、ときどき確認するようにしてあげてください。指で潰すときに少し力がいるくらいのかたさを目安にしてください。
それ以降に与えるなら
12ヶ月ころを過ぎると奥の歯茎で噛んで食べられるようになります。離乳食が完了した1歳6ヶ月以降であれば、手で掴んで自分で食べることもできるようになりますので、食べやすい大きさに切り軽くトーストすると噛んで飲み込みやすくなります。
また、弾力のあり過ぎるとまだ食べられないものもありますので、大人より少し柔らかめに調理をすれば耳を切り落とさずにフレンチトーストなども食べることができます。
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おすすめのパンの耳レシピ
だんだんと食べられるようになってきたら、あかちゃんもママも食事やおやつを一緒に楽しむことができます。そんなおすすめのパンの耳アレンジレシピを紹介します。
とろとろフレンチトースト
食べやすい大きさに切ったパンの耳を牛乳を入れたバットに浸し、もう1つバットを用意して、溶き卵と少量の蜂蜜を混ぜたものを流し入れて卵液を作ります。牛乳に浸したパンの耳を卵液にくぐらせたら、バターを入れて弱火で加熱したフライパンに入れます。こんがりしてきたらコロコロとひっくり返し、両面に焼き色がついたら完成です。
シュガースティック
アルミホイルの上にパンの耳を並べて、オリーブオイルを薄く塗り、砂 糖をかけます。トースターでこんがりするまで焼いたら、あっという間に出来上がりです。
ラスク
耐熱容器にバターを入れてふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで30秒加熱して溶かします。パンの耳にバターを等分に塗り、クッキングシートを敷いた耐熱皿に乗せたら、グラニュー糖をふります。ラップをせずに600Wのレンジで1分加熱。これを計3回乾燥するまで繰り返し、冷ましたら完成です。
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まとめ
今回はパンの耳を子供に食べさせることについての内容をまとめましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- パンの耳はやわらかくすれば7、8ヶ月頃でもOK
- かたさに注意しながら月齢に合わせた食べやすい方法で与える
また、あかちゃんの発達にはそれぞれ個人差があります。歯茎や歯の成長スピードや消化機能の発達にも注意をしながら無理のない進め方で食べさせてあげてくださいね。