フィナンシェの賞味期限はいつまで?保存方法は?冷凍保存できる?

一口食べれば濃厚なバターの風味と香ばしいアーモンドの香りが広がるフィナンシェ。その美しいフォルムと甘い味わいで子供から大人まで愛される焼き菓子です。

お家でも作ることのできる焼き菓子ですが、その場合一体フィナンシェの賞味期限はいつまでなのでしょうか？

今回の記事では、そんなフィナンシェの

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フィナンシェってそもそもどんなお菓子？

「フィナンシェ」という名前はフランス語で「金融家」・「お金持ち」という意味です。フィナンシェの形が金の延べ棒に似ていることからそのような名前がつけられたと言われています。

日本でもこの形は手軽に楽しめることで人気で、洋菓子店によっては「フリアン」という名前で販売されていることもあります。

フランス発祥のお菓子

パリの金融街にあるパティスリーでフィナンシェは誕生したフィナンシェ。金融マンにとってはこの「金の延べ棒のような形」が縁起が良いとされていたのかもしれませんね。

ちなみにこの形は、金融街で働く金融マンたちが手を汚すことなく食べられるスイーツとして考案されたんだとか。

バターをたっぷり使う

現在ではさまざまなバリエーションがあるフィナンシェですが、基本となるプレーンタイプのフィナンシェの特徴は、アーモンドの香ばしい風味と、なんと言っても「バターの風味」です。そのためバターはたっぷり使います。

バターをたっぷり使うことで油分が多くなり、時間が経っても生地がパサパサになることはなく、それどころか時間が経てば経つほど生地がしっとりしてくるのとフィナンシェの魅力です。

マドレーヌとの違いは？

マドレーヌとフィナンシェは似ているように見えますが、形も違ければ材料も異なります。

帆立の貝殻のような形が特徴のマドレーヌに対し、フィナンシェは金の延べ棒のような四角形。材料も、マドレーヌは全卵を使用するのに対してフィナンシェは卵白のみを使用します。

さらに、マドレーヌは溶かしバターを使用しますがフィナンシェは焦がしバターを使用することも特徴です。焦がしバターを使うことでフィナンシェのあの香ばしさが出るのです。

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フィナンシェの保存方法・保存期間は？

お家でも作ることができるフィナンシェですが、お家で作る場合は「一個だけ」というわけにはいかないので、保存期間や保存方法が気になりますよね。正しい保存方法で、きちんと保存期間を守っておいしいフィナンシェを楽しみましょう。

フィナンシェ保存期間目安

フィナンシェは焼き菓子の中では比較的日持ちしやすい焼き菓子です。正しい保存期間と保存方法を覚えればそのおいしさを長く保つことができます。

フィナンシェの保存は常温？

フィナンシェは直射日光と高温多湿を避けた涼しい場所でしたら常温で保存することができます。

ただし、先ほども申し上げた通り常温ですと3〜5日ほどしか日持ちしませんので、できれば冷凍保存をおすすめします。1つずつラップで包み、ジップロックに入れて冷凍保存すれば1ヶ月ほど保存することが可能ですよ。

フィナンシェの冷蔵方法

夏の暑い季節などは常温保存ではなく冷蔵保存がおすすめです。

ですが冷やすことによって本来の食感が失われる恐れがありますので、開封済みの場合は１つずつラップに包み、ジップロックなどの密閉容器に入れて保存しましょう。

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フィナンシェの作り方

作り方さえ覚えればお家でも作ることのできるフィナンシェ。たくさん作って冷凍保存すれば、食べたいときにいつでもおいしいフィナンシェを食べることができます。

作り方

1. 鍋にバターを入れて中火にかけ、シリコンゴムベラで混ぜながら溶かします。
2. 徐々に泡立っていくので、泡がクリーミーになり、薄い茶色になってきたら火を止めて、鍋底を水を入れたボールにつけて冷ます。
3. 別のボールに卵白とはちみつ・グラニュー糖・塩を入れて湯煎にかけ、卵白のコシを切るようにホイッパーで混ぜ合わせる。
4. 振るっておいた薄力粉・アーモンドプードル・ベーキングパウダーを3のボールに入れてよく混ぜ合わせる。
5. 2の焦がしバターを3のボールに入れて混ぜ合わせる。
6. 5を絞り袋に入れて型に入れていく。
7. 200℃のオーブンで10分ほど焼いて出来上がり。

手作りフィナンシェの保存方法

手作りの場合は市販のものとは違い、保存料を使っていないので3〜5日を目安に食べ切るようにしましょう。食べきれない場合は先ほど申し上げたようなやり方で冷凍保存すると1か月ほど日持ちします。

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まとめ

おいしいけれどなんとなくあんまり日持ちがしなそうなイメージのフィナンシェですが、焼き菓子の中では比較的日持ちし、さらには冷凍保存すれば1ヶ月ほど保存することができます。

作り方もさほど難しくはないので、この機会にぜひお家でフィナンシェを作ってみてはいかがでしょうか？