ケーキなどのお菓子類によく使われているフランボワーズ。甘酸っぱく可愛らしい見た目で、好きな方も多いのではないでしょうか。
しかし、フランボワーズとはどんなフルーツなのかご存知ですか?今回は、フランボワーズについて
- フランボワーズってどんなもの?
- フランボワーズとラズベリー、クランベリーの違いは?
- それぞれどんな使い方がある?
をテーマに紹介していきます。フランボワーズについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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フランボワーズってどんなもの?
まずは、そもそもフランボワーズとはどんな果実なのか、見ていきましょう。ここでは、フランボワーズについて・使う料理・食べ方を紹介していきます。
フランボワーズとは?
フランボワーズはバラ科キイチゴ属の植物で、ラズベリー・キイチゴとも呼ばれています。低木性落葉果樹で、高さ1~1.5mにもなります。見た目は小ぶりで可愛らしいのが特徴。
果実の中には硬い種子が沢山入っているので、口当たりはあまりよくありません。果実の色は赤・黒・紫・黄・白などいろいろあり、その色によってレッドラズベリー・ブラックラズベリー・パープルラズベリーに分類されます。
フランボワーズは耐寒性がある果実なので、ヨーロッパや北米で主に栽培されています。日本でも北海道・秋田県・山形県・岩手県などで生産されており、収穫量の約4割は北海道が占めています。
外国産のフランボワーズは1年中出回っており、国産のものは6月~9月の限定された期間しか出回りません。家庭菜園としても親しまれています。
どんな料理に使う?
フランボワーズは甘さと酸味のバランスが良く、フランス菓子によく使われています。
食べ方は?
生で食べるのはもちろん、ジャムやゼリー・リキュール・パイ・ジュース・香料・冷凍など、さまざまな形に加工されています。
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フランボワーズとラズベリー、クランベリーの違いは?
フランボワーズと似た果実でラズベリーやクランベリーがありますが、この3つの違いをご存知ですか?
ここでは3つの違いを栄養素や味の観点から紹介していきます。
フランボワーズとラズベリー、クランベリーの違いは?
フランボワーズはフランス語ですが、英語名ではラズベリーといいます。クランベリーはツツジ科スノキ属のコケモモ、フランボワーズ(ラズベリー)は、バラ科キイチゴ属のきいちごです。
クランベリーの仲間にはビルベリーやブルーベリーがあります。真っ赤な実が特徴的で、果肉は白く、でこぼこしたフランボワーズとは違い、ハリのある見た目をしています。
カロリーや栄養の違いは?
フランボワーズ(ラズベリー)100gあたりの成分
- カロリー・・・41キロカロリー
- 食物繊維・・・4.7g
- カリウム・・・150㎎
- ビタミンC・・・22㎎
フランボワーズには脂肪燃焼効果のあるラズベリーケトンが含まれています。また、ポリフェノールが豊富なので、アンチエイジングにも最適。
食物繊維も多く、お腹をスッキリさせてくれます。
クランベリー100gあたりの成分
- カロリー・・・46キロカロリー
- 食物繊維・・・3.6g
- カリウム・・・80㎎
- ビタミンC・・・14㎎
比べてみると、フランボワーズの方が、栄養成分が高いことがわかります。とはいえフランボワーズと同じく、ポリフェノールや食物繊維が多く美容と健康にいい果実です。
味の違いは?
クランベリーは酸味が強く、生で食べるのはあまり向いていません。甘みを加えて、ジュースやジャム・ソースにしていただくのがおすすめ。
フランボワーズ(ラズベリー)は甘みと酸味のバランスがいいのが特徴です。
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それぞれどんな使い方がある?
紹介した3つの果実を使った、おすすめレシピを紹介します。
フランボワーズ
フランボワーズチーズケーキ
この記事をまとめると
- クリームチーズ 100g
- 卵黄 1個
- 砂糖 30g
- 生クリーム 50cc
- 粉ゼラチン 3g
- 水 大さじ1
- ビスケット 30g
- バター 15g
- ※刻んだホワイトチョコレート 20g
- ※バター 小さじ1
- ※生クリーム(温めたもの) 大さじ1
- フランボワーズ 適量
- 金箔 適量
- チョコ細工 適量
作り方
- 砕いたビスケットに溶かしバターを加え、混ぜたらセルクルの底に敷き詰め、半分にカットしたフランボワーズを側面に並べます。
- 卵黄と砂糖をすり混ぜ、常温に戻したクリームチーズを混ぜ合わせます。
- 七分立てした生クリームを2に合わせます。
- ゼラチンに水を混ぜ、レンジで10秒ほど加熱し溶かしたら、3に混ぜ合わせます。
- 4を1のセルクルに流し入れます。湯煎した※も上から流します。
- 冷蔵庫で冷やし固まったらセルクルから外し、飾りつけて完成です。
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ラズベリー
ラズベリーチョコタルト
材料
- ※小麦粉 120g
- ※アーモンドプードル 30g
- ※卵黄 1個
- ※バニラエッセンス 少々
- ※無塩バター 80g
- ※粉砂糖 40g
- ※塩 少々
- ダークチョコ 180g
- ココアパウダー 大さじ1
- 生クリーム 200g
- ゼラチン 6g
- ブランデー 大さじ1
- ラズベリー 適量(68個)
- ブルーベリー 15個ぐらい
作り方
- ※でタルト生地を作ります。バターに砂糖を入れよく混ぜ合わせ、そこに卵黄を加え、バニラエッセンス・小麦粉類・塩を入れて混ぜます。
- 生地がまとまったらラップにくるみ冷蔵庫で最低1時間置きます。
- 4mmほどの薄さにのばし、型に乗せ再び冷蔵庫で15分休ませます。
- 180度に温めたオーブンで20分ほど焼きます。
- 鍋に生クリームを入れ、沸騰させないように火にかけます。そこにゼラチン・ココアパウダーを入れ溶かします。
- 火からおろし、細かく刻んだチョコとブランデーを入れ、よくかき混ぜて溶かします。
- 完全に溶けたらタルトに流し込み、冷蔵庫で固めます。
- 上にラズベリーをぎっしりと飾り、粉砂糖をふって完成です。
クランベリー
クランベリージャム
材料
- クランベリー 1袋(340g)
- 砂糖(お好みで) 120g〜200g
- オレンジジュース 50g
- 水 100g
作り方
- クランベリーを軽く洗い、材料を全て鍋に入れます。
- 沸騰すると灰汁が出るので、最初に出たものは取り除いてください。
- 弱火で10分火にかけ放置します。
- 10分たったら最後に軽く混ぜ、粗熱を取って完成です。
まとめ
フランボワーズについて紹介してきましたが、いかがでしたか?フランボワーズは生で食べるだけでなく、さまざまな調理方法で楽しめる果実です。
今回紹介したレシピもぜひ試してみてくださいね。
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