皆さんは「きび砂糖」というお砂糖をご存知ですか?日本で砂糖といえば上白糖といわれる白い砂糖が代表的ですが、昨今の健康ブームの流れできび砂糖などの「色付き」の砂糖の需要が高まっているといいます。
きび砂糖はその名の通りさとうきびを使った砂糖のことですが、上白糖とは違うメリットがたくさんあります。
今回の記事ではきび砂糖とはどのような砂糖なのか、きび砂糖の特徴や使い方、きび砂糖は砂糖の代用として使うことができるのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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きび砂糖とは?
「きび砂糖」とは、さとうきびから作られる砂糖の一種でサトウキビの液を煮詰めて作るので通常の白砂糖よりも薄茶色をしています。白い砂糖は精製して茶色い部分を取った砂糖ですが、きび砂糖は精製していない分、カルシウムやカリウムなどミネラル群が多く含まれているのが特徴です。
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きび砂糖の味は ?
きび砂糖には特有の風味とコクがあり、まろやかな甘みがあります。きび砂糖は主に煮物やお菓子などに使うのが適しているとされ、きび砂糖を使った料理はコクが増したり、照りが出たり、風味が良くなるといわれています。
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きび砂糖の良い点
次はきび砂糖のメリットについて紹介していきますね!きび砂糖には他の砂糖にはないメリットがたくさんあります。
ミネラルを多く含む
きび砂糖などの茶色い砂糖は、精製された白い砂糖と違いミネラルの含有量が高いと言われています。特にカリウムやカルシウム・マグネシウムなどが豊富です。
ミネラルは体内で作ることができないため食事などから摂取する必要があるとされており、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミンと並んで五大栄養素の一つにも数えられています。ミネラルは不足すると欠乏症などの問題が生じますが、一方で過剰に摂取することによっても問題が起こると言われています。 「必須ミネラル」:ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素※引用:トリムミズラボ
砂糖の代わりに使える
きび砂糖は砂糖の代用品として使うことができます。砂糖に比べて甘さが弱いといった問題もなく、それでいて砂糖よりも栄養価が高いというメリットを持っていますので、砂糖の代わりに使用することできび砂糖の高い栄養価を受け取ることができます。
甘味と旨味を含む
砂糖は精製する中で旨みを削ってしまうというデメリットがあります。一方できび砂糖やてんさい糖などの茶色い砂糖は旨味を削ることはないので、白砂糖を使うよりもより深い味わいを楽しむことができるようです。
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きび砂糖を使うと美味しくなる料理とは?
最後はきび砂糖を使うと美味しくなる料理について紹介していきますね!
照り焼きチキン
きび砂糖はその特性や深い味わいから照り焼きチキンとの相性が良いとされています。きび砂糖にはお肉や魚のタンパク質を柔らかくしてくれるというメリットもあり、事前にお肉に擦り込んでおく事で出来上がりをふんわりさせることができます。
サバの味噌煮
きび砂糖はサバの味噌煮にも相性が良いとされており、きび砂糖のすぐに溶けるというメリットや臭みを軽減してくれるという特徴を生かすことができます。サバの味噌煮などの煮物にサッと入れるだけで、固まらずまんべんなく溶けるので、全体にムラができないのも良い点ですね!
プリン
きび砂糖はスイーツとの相性も最高です。上白糖よりもまろやかで優しい甘味で作ることができるので、甘すぎるのが苦手な人やとがった甘さが苦手な人にはきび砂糖が合っています。
きび砂糖を使ったスイーツでとくにオススメなのが「プリン」です。きび砂糖は水溶けがとても良いのでプリンの様な生地を混ぜ合わせる料理との相性がよく、カラメルを作るときにもきび砂糖をつかえばきつい甘さになりにくいというメリットがあります。
きび砂糖を使ったプリンは出来上がりの色が少しだけ濃くなりやすいので注意しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- きび砂糖はさとうきびから作られる砂糖の一種でサトウキビの液を煮詰めて作る
- 上白糖よりも栄養価が高い
- 砂糖の代わりに使うことができる
- 甘味と旨味を持っているので深みが出る
- 照り焼きチキンやサバの味噌煮との相性が良い
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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