子供が産まれると、皆さん必ず離乳食を経験しますよね。赤ちゃんのファーストフードはとてもデリケートなものです。まずはシンプルな10倍粥からスタートする方も多いですよね。
そんな離乳食ですが、大人のご飯と別で作らないといけませんから手間がかかり大変です。できることなら、まとめて作って冷凍保存ができると良いですよね。そこで今回は、
- 離乳食は結構大変
- 離乳食初期の10倍粥は作り置き可能!
- 10倍粥の失敗例
- 10倍粥の次の段階は?
これらのテーマで紹介していきます。失敗してしまった際の対処法や、月齢が進んだ際の次のメニューへの進め方なども紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね。
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目次
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離乳食は結構大変
離乳食づくりはとても大変です。硬さや大きさ、味付けの濃さなども大人の食事とは全く違います。しっかりとした知識が無く、間違ってしまえば、誤嚥や塩分過多などによりヒヤリハットを経験することもあるでしょう。
それにこの時期の食事は、子どものこれからの食生活にとても大きく影響してきます。1回の失敗で好き嫌いが出てしまったりすることも稀ではありません。それに胃腸も、大人と比べて発育段階ですから細菌などに弱いです。
食中毒などにも気を配らないといけないなど、多くの事に注意しなければいけませんからとても大変です。
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離乳食初期の10倍粥は作り置き可能!
ここからは10倍粥の作り方や保存方法について紹介していきます。離乳食は大人の食事と分けて作ることが多いですので、できる事なら空いた時間にまとめて作りたいものです。
冷凍保存の方法も紹介していきますから、是非参考にしてくださいね。
10倍粥の作り方
10倍粥の簡単な作り方は、大人のご飯を炊くときに一緒に作ることです。具体的な方法について紹介していきますね。
・米 小さじ1(4g程度)
・水 小さじ7
作り方
1.米を研いで水気を切っておく
2.お茶碗や湯のみなどの耐熱容器にお米と水を入れます
3.大人用に準備しておいた炊飯器の真ん中に置いて、通常通り炊飯します
4.炊きあがった際に10分程度蒸らしてからすりつぶします
5.硬い場合は、水を追加して電子レンジなどで加熱して調整しましょう
次回から水の量を調整して、理想の硬さにしていきましょうね。
10倍粥の冷凍方法
10倍粥を冷凍する際は、ダイソーやセリアなどの100均で売っている小分けタッパーがとても便利です。離乳食初期はまだ母乳やミルクとの併用ですから、食事量は10倍粥大さじ1程度です。
小分けになったタッパーに少しずつ分けて保存しておくと、食べ残しなども少なく済みますから経済的ですよ。注意点としては、ラップをして冷蔵庫で保存しないようにしましょう。
水滴などが付着して細菌が増殖してしまい、食中毒などになりかねません。赤ちゃんは胃腸が発達していませんから、食事を保存する際はすぐに蓋つきの保存容器に小分けにし、冷凍保存しましょう。
解凍するときは?
解凍する際は、小鍋に移して解凍する方法と電子レンジで解凍する方法があります。
どちらの場合も加熱する際に、追加で大さじ1程度のお水を一緒に入れてから加熱しましょう。加熱することで水分が飛んでしまい、作った時よりも硬くなりがちです。
お水を一緒に入れて、元の柔らかい状態にしてから食べさせてあげるようにしましょうね。
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10倍粥の失敗例
それではここからは、10倍粥の良くある失敗例について紹介していきます。それぞれの解決策についても紹介していきますので参考にしてみてくださいね。
みずっぽい
良くある失敗例が、水の分量が多く水っぽいです。ほとんどの方が経験するのではないでしょうか。そんな時は、水っぽい10倍粥を大人のご飯と一緒に小鍋で加熱させましょう!
混ぜながら硬さを確認して、お水を追加したりご飯を追加することで硬さの調節をしてくださいね。
熱いままにしてしまう
冷凍保存する際に、知らずに熱いまま冷凍庫に入れてしまうこともありますよね。熱いまま庫内へ入れてしまうと、庫内の温度が上がってしまい、冷凍に時間がかかってしまうこともあります。
できるだけ早く冷凍できれば、初発生菌を最小限に抑えることができます。冷凍する際は冷めたものを冷凍庫に入れるようにしましょう。気なる方は一度鍋に移して、沸騰させてから食べさせると良いでしょう。
解凍ムラがある
電子レンジで解凍ムラが起きてしまうのはよくあることです。私も向きを変えて再度チンしたり、試行錯誤しています。
ただ、お粥はあまり何度も過熱していると、水分が飛んで硬くなってきてしまいます。小鍋に水と一緒に入れて、加熱して解凍する方法がおススメですよ。
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10倍粥の次の段階は?
月齢が5~6か月頃になると、10倍粥をスタートされる方が多いです。その後少しずつ滑らかさを変えて、徐々に形を残したまま食べさせるようになります。
ここからは、離乳食の進め方や食材の大きさ目安などについて紹介していきます。
徐々に形を残していく
離乳食初期(5~6か月頃)はヨーグルトのように滑らかに裏ごしします。その後離乳食中期(7~8か月頃)になると、少しずつお豆腐くらいの硬さでも食べられるようになってきます。
離乳食後期(9~11か月頃)になると、バナナの硬さ程度でも大丈夫です。歯茎で潰せる程度の硬さです。離乳食完了期(12~18か月頃)には、歯ぐきで噛めるようになってきますから、肉団子程度の硬さでも大丈夫ですよ。
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離乳食の進め方目安
離乳食は月齢ごとに硬さや大きさ、食べても大丈夫な食材などの目安があります。初めは消化に良いものや、食材本来の味を楽しんで貰うようにして、徐々に品目を増やしていきましょう。
こちらのサイトでとても詳しくまとめてありますので、是非参考にしてみてくださいね♪
詳しくはこの記事をチェック!
- https://www.kewpie.co.jp/babyfood/advice/katasa/
まとめ
今回は「離乳食の保存方法や失敗してしまった際の解決策について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 離乳食は注意点がたくさんあるので大変
- 10倍粥は炊飯器で大人のご飯と一緒に炊く方法が簡単
- 失敗しても何とかなる!
2人目3人目なら1度経験していることですから、それほど気にならなくなるかもしれませんが、第1子の場合はとても慎重になります。みんなで協力して、子育てを楽しみたいものですね!
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