9ヶ月の寝る前のミルクの量はどれくらい?いつから止めた方がいいの?

皆さんは粉ミルクは何歳まで飲んでもいいのか不安になったことはありませんか?

うちの子はまだ飲んでいる、離乳食がなかなか進まないなど様々な悩みを抱えてしまいますよね。ですが基本的に他の子と比べることは一切ありません。

離乳食が始まって、栄養が徐々に食べ物から摂取できるように移行している時期は、かなりバラつきがありますので、一般的に言われている基準から大きく逸脱していなければ問題ありません。

今回の記事では、

  • 粉ミルクは何歳まで飲んでもいいの?
  • 離乳食を始める時期は?
  • 9歳頃のミルクの量は?
  • 寝る前のミルクは?
  • フォローアップミルクとは?

これらについて解説していきたいと思います。 

スポンサードリンク

そもそも粉ミルクは何歳まで飲める?

粉ミルクは、生乳や牛乳が原料となっている物を粉末状にした物の総称です。生乳のままだと保存性が低いので、生乳の水分を除去し、粉末に加工されています。

水分が取り除かれただけとなっており、カルシウムやミネラルといった栄養素は生乳とほとんど変わりありません。

粉ミルクには、缶コーヒーや紅茶飲料に使用される全紛乳や脂肪分だけを取り除いた脱脂粉乳(スキムミルク)や、赤ちゃんが母乳の代わりに飲む乳児用調製粉乳といった種類があります。

スポンサードリンク

離乳食を始める時期

赤ちゃんの体が食べ物を食べる準備を始める生後5~6ヶ月頃が、離乳食の開始時期の目安です。

生後5~6ヶ月頃になると、哺乳反射は少なくなってきて、口にスプーンを入れても舌を突き出さなくなります。

さらに、首のすわりがしっかりしてきて、腰を支えてあげればお座りができるので、食事をする体勢がとれるようになります。

個人差はありますが、だいたい生後5~6ヶ月頃になると、赤ちゃん自身も食べ物に興味を示すようになってきます。

パパやママが食事をしているのをじっと見たり、一緒に口をモグモグ動かしたりよだれを垂らしたりします。また、テーブルの上にある食べ物に手を出して興味をしめしたり、欲しがったりします。

このような様子がうかがえたら離乳食を始める時期でしょう。

飲めるのはいつまで?

乳児用のミルクは1歳の誕生日までを目安にしましょう。

個人差によりますが、大体1歳ごろには3回の食事と1~2回のおやつが食べられるようになり、ミルクや母乳以外のものからエネルギーや栄養素の大半を摂れている場合が多いからです。

離乳食が順調に進めば、1歳ごろには卒乳の時期になります。もしくは、1歳を待たずにフォローアップミルクに切り替える赤ちゃんもいます。

一度にたくさんミルクの量が飲めない半年ごろまでは、寝る前や夜中の授乳が必要です。

しかし、歯が生えてくると虫歯の心配が出てきますので、できれば10カ月ごろには、寝る前のミルクは卒業しましょう。

スポンサードリンク

9ヶ月頃のミルクの量はどれくらいがいいの?

ミルクから離乳食に切り替わるタイミングの9ヶ月ぐらいのお子さんには、大体1日400から600mlのミルクが必要になってきます。

基本的には母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ、ミルクは1日2回程度が目安です。

この時期になると、離乳食を3回食べるようになってきますのでミルクや母乳の回数は減ってきます。夜に寝る時間も長くなってきますので夜の授乳がなくなり、お母さんの負担が少しずつ減ってくる時期でもあります。

寝る前のミルクはいつまでOK? 

離乳食が3回食に進んでいて、食事で必要な栄養がとれるようになれば、寝る前のミルクは必要ありません。

前歯が生え始める頃で虫歯も心配ですし、1歳になるとますます知恵がついて、卒乳を嫌がりますので、10が月頃には卒乳するのがおススメです。

スポンサードリンク

フォローアップミルクを開始しよう

始める時期

離乳食だけだと不足しがちな栄養素(カルシウムやたんぱく質、鉄分等)を補うためのミルクを「フォローアップミルク」と言います。

赤ちゃんに必要な栄養素がすべて詰まった粉ミルクと違い、フォローアップミルクはあくまでも離乳食の補助的な役割を担うミルクです。

フォローアップミルクは、離乳食が順調に進んで3食になり、ある程度の栄養が摂取できるようになった9ヵ月くらいから始めるといいでしょう。フォローアップミルクは、離乳食を補う形で飲ませるといいでしょう。

危険性は?

フォローアップミルクは、下痢や便秘を引き起こしてしまうことがあります。赤ちゃんの内臓は未熟です。

フォローアップミルクは、ビタミンやミネラルやタンパク質、鉄分やカルシウムなどの含有量が多く、必要以上に摂取してしまうと赤ちゃんの内臓は消化吸収しきれず負担がかかりすぎてしまいます。

やめ方

赤ちゃんの便の様子がおかしいと感じたら、フォローアップミルクは思い切ってやめてしまいましょう。牛乳を離乳食に混ぜて調理したり、フォローアップミルクを無理やり使わなくても問題ありません。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

この記事をまとめると

  • 赤ちゃんの体が食べ物を食べる準備を始める生後5~6ヶ月頃が、離乳食の開始時期の目安で、ミルクは1歳までにはやめたい
  • 9ヶ月くらいになると離乳食が始まるためミルクの量が減ってくる
  • フォローアップミルクもうまく活用しよう
  • フォローアップミルクを飲む場合は便の様子を観察すること

 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク