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みなさんは、一日にどのくらいチーズを食べていますか?健康にいいとされるチーズですが、6pチーズは一日何個まで食べてもいいのでしょうか。今回の内容は、「チーズは体に良いからどれだけでも食べていい」と考えている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
- 6pチーズは一日何個食べていい?
- チーズの効能は?
- 6pチーズは何のチーズ
目次
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6pチーズは一日何個食べていい?
スーパーやコンビニで手軽に購入できる6pチーズ。子どもから大人まで幅広い層の方に食べられていますが、1日あたりの適量はあるのでしょうか。
一日の摂取量
6個入チーズなら毎日3切れ程度(毎食1切れ)が適量と考えられます。ただし、年齢、体質、チーズの種類によって一日の摂取量が変わるためあくまで目安です。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、一日あたりの飽和脂肪酸の摂取量は、男女ともに総エネルギー量(1日)の7%以下とされています。7%以下とはどのくらいの量になるのでしょうか。参考にしたいのは、成人男女が一日に必要なカロリー量(以下参照)です。
- 【平均的な男性の場合】1日あたり2400kcal~3000kcal
- 【平均的な女性の場合】1日あたり2000kcal~2400kcal
このカロリーから、飽和脂肪酸の摂取量を出してみましょう。例えば、女性で1日あたり2000kcalを摂取する場合、そのうち7%のエネルギー量は140kcalです。脂質は1gあたり9kcalと換算できますので、140kcal÷9kcal=15.5555…となります。
つまり、 一日に摂れる不飽和脂肪酸は15.6gまでとなります。
ちなみに、6pチーズ1個あたりの飽和脂肪酸は以下の通りです。(明治メグミルク公式HPより引用)
- 6pチーズ (2.8g)
- 6pチーズ 塩分25%カット(2.7g)
- 6pチーズ コクとうまみ(2.5g)
- 6pチーズ カマンベール入り(2.7g)
- 6pチーズ スモーク味(2.4g)
- 6pチーズ ペッパー入り(2.4g)
1箱あたり6切れ入っていますので、飽和脂肪酸の摂取量からみれば1日1箱までならOKという計算になります。ただし、チーズ以外の食品も食べることを考慮すると、現実的な摂取量としては1日3切れ程度ではないでしょうか。
食べ過ぎたらどうなる?
体にいいとされているチーズですが、食べ過ぎはよくありません。
頭痛・吐き気
チーズには「チラミン」という成分が含まれます。このチラミンを摂りすぎると、頭痛(片頭痛)や吐き気を誘発することがあります。体質や体調に左右されますので、チーズを食べ過ぎても頭痛が起きない方もいます。
体臭
チーズは多くの脂質が含まれます。脂質が腸に運ばれると、腸の柔毛の突起に詰まり、腐敗臭を放ちます。また、脂質が増えると、皮膚から分泌される皮脂も増加します。皮膚の表面にあるさまざまな菌が酸化・分解され、ガスを発することで体臭の原因になります。
下痢
チーズに含まれる脂質や動物性たんぱく質は、腸内にすむ悪玉菌の好物です。悪玉菌が大量増殖により腸内環境が悪化し、下痢を起こすことがあります。
また、チーズなどの乳製品には「カゼイン」という物質が含まれています。カゼインに反応しやすい体質の方は、下痢や腹痛を起こしやすいと言われています。
このように、体質によっては上記ような症状が出る場合がありますが、適量のチーズなら健康面でメリットもあります。
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チーズの効能は?
メリット
虫歯予防
リン酸カリウムは、唾液に混ざり、溶けた歯を再石灰化する働きがあります。虫歯予防にも効果が期待されているそうです。
糖尿病予防
チーズは糖質をほどんど含まないので、血糖値が上昇しにくい食品です。食前に1切れのチーズを食べることが糖尿病予防につながるとも言われています。
認知症予防
認知症の原因はいろいろありますが、その一つにBDNF(脳由来神経栄養因子)不足が挙げられます。BDNFは、脳神経を保護し、発達させたりするたんぱく質です。このBDNFが不足すると、記憶力や学習能力などの認知機能が低下すると言われています。チーズを食べることで血中のBDNF濃度が上昇したというデータがあり、認知機能を改善し、認知症予防につながる可能性を示しています。
高血圧予防
現在、日本人の生活習慣病リスク要因として「高血圧症」が挙げられています。高血圧症は自覚症状がほとんどありません。しかし、心疾患、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞などの命に関わる病気のリスクを上げることが問題とされています。
チーズにはペプチドという成分が含まれています。このペプチドには、血管を収縮させ、血圧を上昇させる酵素の働きを阻害する働きがあると言われています。そのため、高血圧予防につながるのではないかと期待されています。ちなみに、ペプチドが多く含まれているゴーダチーズがおすすめです。
ただし、チーズには塩分も含まれます。チーズの過剰な塩分は血圧を上げやすくなりますので、食べ過ぎには気を付けましょう!
サルコペニア予防
サルコペニアとは筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態のことです。高齢社会の日本において、歩行がおぼつかなくなり、転倒や骨折による寝たきりのリスクが高まることが危惧されています。
サルコペニア予防となるのが、チーズに豊富に含まれているアミノ酸。なかでも、ロイシンというアミノ酸は、私たちの身体では作る事ができない必須アミノ酸で、筋肉合成開始の合図を出す遺伝子を刺激します。筋肉を作るために必要なアミノ酸です。ロイシンはどのチーズにも含まれています。運動後30分以内に食べると効果的だとか。
デメリット
骨粗鬆症になりやすくなる
適量なら体にいいのですが、チーズを食べ過ぎると「リン」を過剰に摂取することになります。リンの過剰摂取は骨からカルシウムを奪います。カルシウム不足になった骨は密度が下がり、骨粗鬆症を引き起こしやすくなります。適量を心がけて食べましょう。
動脈硬化
チーズは動物性たんぱく質が多い食品です。動物性たんぱく質は腸内に棲む悪玉菌のエサになります。そのため、チーズをたくさん食べると、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境の悪化につながります。その結果、LDLコレステロールや中性脂肪が増加し、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。
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6pチーズは何のチーズ
チーズの種類は何?
チーズには大きく分けて2種類があります。「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」です。
ナチュラルチーズ
生乳の「乳酸菌」と「凝乳酵素」を発酵させたものがナチュラルチーズです。世界各国に1000種類以上あると言われています。
特徴は、
- 熟成の目的で添加したカビなどの活性がそのまま残っている
- 加熱・殺菌処理していない
- 時間が経つにつれて熟成され味わいが変化していく
プロセスチーズ
何種類かのナチュラルチーズを加熱・殺菌して混ぜたものがプロセスチーズです。
特徴は、
- 熟成が止まっているので、保存性が高い
- スライスチーズ、6pチーズ、一口タイプ、ブロックタイプがある
色んな味の6pチーズも
雪印メグミルク
- 6pチーズ
- 塩分25%カット
- コクとうまみ
- カマンベール入り
- スモーク味
- ペッパー入り
Q・B・B
- 6pチーズ
- やわらか熟成
- ブルーチーズ入り
- カマンベール入り
の他、期間限定商品もあります。
他にも、
- セブンイレブン「北海道カマンベール入りクリーミー6pチーズ」
- ファミリーマート「なめらか6pチーズ」
- ローソン「6pチーズ」
- ミニストップ「チェダーチーズ100%使用6pチーズ」
などが販売されています。いろんな味が楽しめるので、おやつやおつまみとして幅広い年齢層の方に食べられています。
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まとめ
今回は、「6pチーズは一日何個食べていい?効果は?チーズの一日の摂取量は?」というタイトルでお送りしましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 6pチーズは「プロセスチーズ」
- 1日の摂取量は毎日3切れ(毎食1切れ)程度がよい
- 食べ過ぎると、片頭痛・吐き気・下痢を起こすこともある
- メリットは、虫歯予防・糖尿病予防・認知症予防など
- デメリットは、骨粗鬆症や動脈硬化の原因になることもある
スーパーやコンビニで手軽に購入することができますので、お好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。
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