春は旅立ちの季節でもありますね。
そして新しい出会いの季節でもあります。卒業や入学を迎えるお子さんのいるご家庭では、準備することも多くて忙しいことと思います。
入学祝いをいただくこともあると思いますが、お返しはどうしたらいいの?と疑問を感じている方もいらっしゃるのでは?
そこで、入学祝いのマナーについて調べてみました。
お返しする時期や、注意すべきマナーなどご紹介します。
入学祝いのお返しは必要なの?
お子さんが入学するのは、小学校から大学まで何度かのタイミングがありますね。入学祝いというのは、お子さんに対してお祝いとしていただくものです。
ですから、本来はお返しというのは必要ないのです。
学校に通う年齢ということは、収入のないのが当たり前なので、お返しすることはできません。
ただ、本来は不要だとしても、一切のお返しはしなくても良いというわけでもありません。
親しい間柄、例えばお子さんの祖父母などは直接お礼の気持ちを伝えれば問題ないでしょう。
しかし、あまり顔を合わせる機会のない親族や、気遣いをしておく必要がある間柄の方にはお返しをする方が良いでしょう。
お祝い返しとして特別なことをするのはどうなのか?と迷った場合でもお礼状を送ることだけは忘れないようにしましょう。
入学祝いのお返しに最適な時期とは?
入学祝いのお返しに正式な時期はありません。常識的に考えれば、無事に入学式を終えて新しい学校生活をスタートしていることの報告も兼ねて4月中にお返しをするのが最適の時期と言えるでしょう。
しかし、入学祝いをいただくタイミングによって臨機応変に考えましょう。
例えば、年末年始の帰省の時に、卒業と入学を同時にお祝いされることもあります。
その場合、4月までお返しをしないと随分長い時間が空いてしまいます。
入学の前にお返しをしても、それがタブーというわけではないので、その時期についてあまり神経質に考えなくても大丈夫でしょう。
入学祝いをいただいてから一ヶ月以内にお返しをするのが、適切な時期と考えられていますので目安としてください。
お返しする時に注意するポイント
入学祝いのお返しをする時に注意するポイントは、先方が心苦しくならない程度のお返しをすることです。相場としては、いただいたお祝いの三分の一程度と考えましょう。
入学祝いをお金でいただいた場合はわかりやすいですが、品物でいただいた場合は、大体の金額を調べてお返しするようにします。
お返しののし紙には蝶結びの水引のものを使います。
「何度あってもお祝いはおめでたいこと」ということで、蝶結びの水引が使われます。
のしの書き方は、上部に「内祝」、下部にはお子さんの名前を書きます。
フルネームでも良いですし、小学校入学なら下の名前だけでもOKです。
参考動画タイトル「詩梨教室 のし袋の書き方 御祝編」
まとめ
入学祝いは親しい間柄での内々のお祝いという意味で伝わっている習慣です。あまり堅苦しいマナーを考えるよりも、お子さんが直接お手紙を書いたり、お礼の言葉を伝えるのが一番喜ばれるお返しなのかも知れませんね。
そこに添えるお返しという気持ちで、受け取る側が迷惑にならないようにお渡しできるようにしましょう。
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