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浅草ほおずき市 に行ってみよう!
東京都内で最も古いといわれている浅草寺ですが、地元だけではなく全国からも多くの観光客が訪れるとっても人気のスポットです。
その浅草寺へ7月10日にお参りすると、4万6千日お参りしたのと同じだけのご利益をいただけるといわれていまして、昔からこの日にお参りするのが盛んでした。
この7月10日と9日は、人出も多く、元来薬草として評判の高かった「ほおずき」を売る市が立つようになったのだそうです。
そんな東京下町の風物詩「ほおずき市」についてみてみましょう。
浅草ほうずき市とは
昼間の蒸し暑さもまだ残る夕暮れ時、風鈴の涼やかな音色に心が和む。色とりどりのゆかたで下駄をカランコロンと鳴らしながら、うちわを片手にそぞろ歩くひとたち。
毎年、梅雨明けのころの7月9日、10日は、浅草の浅草寺でほおずき市が行われます。
これぞまさに東京下町の夏の風物詩です。日本情緒を感じられるイベントなので、最近は外国人観光客も多いようですね。
浅草寺の境内には、色鮮やかな朱色のほおずきを売る露店がおよそ120も並びます。
その昔、ほおずきを煎じてくすりにしていたのだとか。
子供のかんの虫や夜泣きなどに効用があるのだそうです。
薬草としても重宝されていたほおずきですが、その色鮮やかな朱色を目で楽しむことのほうが多いですね。
出典:image.space.rakuten.co.jp
2016年の日程と時間
東京の夏の到来を告げる浅草寺の「ほおずき市」ですが、2016年も例年通り7月9日(土)10日(日)の2日間行われます。時間は、午前8時ごろ~午後9時ごろです。ほうずき市は午後9時すぎくらいまでやっていますが、浅草寺の本堂は、午後8時にしまってしまいますので本堂に行きたい方はご注意ください。
そもそも7月10日に浅草寺さんにお参りすれば、4万6千日お参りしたのと同じご利益が得られる言い伝えられている日です。計算しますとなんと、4万6千日はおよそ126年分に相当します。米一升がおよそ4万6千粒ということから、一升 → 一生 となぞかけのようです。
出典: iineiina.up.n.seesaa.net
なぜほうずきを買うの?値段はいくら?
なぜにほうずきなのか? これは、昔、薬としてほおずきを煎じて飲んでいましたから、その名残ということにもなるのでしょう。いまでは、すっかりと夏の風物詩として定着したほおずきですから、風鈴とともに鉢植えが売られています。これは協定があるようでどこのお店で買っても2,500円!この際、消費税などと野暮なことは言いません。
「鉢はいらないよ...」という人には、枝にほおずきがついている“枝ほうずき”や竹ヒゴにほおずきがついている“ひごほうずき”などもあります。
また、なんといっても楽しいのが、終了間際の値引き交渉です。2,500円の鉢が一声で
2,000円になるのもざらです。このときを狙っていってみるのも面白そうですね。
出典:i.ytimg.com
まとめ
東京の下町の夏を告げる「ほうずき市」ですが、元はといえば、東京都港区にある愛宕神社が発祥なのですが、いまでは、すっかり浅草寺の一大イベントになっています。なにより、4万6千日分のご利益を言われると、普段はまったく信心など持ち合わせない人でも、それならばと足が向くというものです。
ま、それはさておき、梅雨のじめじめとした鬱陶しさを少しでも晴らしたいなら、ゆかたに下駄でお出かけください。きっと楽しいことがあるはずです。