潮干狩りに便利な持ち物と服装をチェック!

初夏のレジャーと言えば、思い浮かぶのは潮干狩り。

ゴールデンウィークに家族や友達と楽しむ人も多いことでしょう。自分で掘って見つけた貝を賞味するなんて、とても素敵なイベントです。まさに初夏の収穫祭ですね。

今年は是非潮干狩りに行ってみましょう!…と言っても、持ち物は何を用意したら良いのか、またどのような服装が良いのか、行き慣れない人だったら少し準備に困ってしまうかもしれません。海辺という場所柄、着いてからの調達は難しそうですし、道具類は現地で販売や貸し出ししている場合もありますが、高そうだし、混雑している日には足りない可能性も。

そこで、潮干狩りに便利な持ち物と、服装をご紹介しましょう。準備万端で出かけたら、潮干狩りをしている時だけでなく、道中も快適。みんな笑顔で、より一層素敵な思い出になりますね。


潮干狩りに必要な持ち物は?

まず、絶対に必要なものをご紹介します。

 

1.熊手
潮干狩りの必需品です。熊手がないと、砂を掘って貝をさがすのは困難ですので、人数分必要になります。現地で貸し出していることも多いですが、100均でも売っていますので、あらかじめ用意して行った方が確実です。爪は3本~5本、ある程度先がとがったものが良いでしょう。プラスチック製のものは、海水を含んだ砂の重みに耐えられず、折れてしまう可能性があります。

041202 2.軍手やゴム手袋
素手でも出来ますが、水も冷たいですし、貝がらで手を切ることもありますので、軍手着用をおすすめします。さらにその上からゴム手袋を重ねると、手を濡らしません。海水が長時間手に触れている状態ですので、手荒れが気になる人は、是非2枚重ねで着用してください。

3.網
採った貝を入れるものです。目が細かすぎると砂が落ちませんので、貝が落ちない程度に目の粗いものがおすすめです。玉ねぎが入っているようなネットでOK。100均でも手に入るようです。

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4.持ち帰り用のバケツやクーラーボックスなど
採った貝は、砂を洗い流し、海水につけて持ち帰りますので、水がこぼれない蓋付きの入れ物が必要です。バケツに入れたものを、クーラーボックスに入れるのが安全です。海辺が自宅のすぐ近く…ということもなかなかないと思われますので、持ち帰り時間を考えると、気温が高くなるこの時期、保冷効果がある方が安心でしょう。

 

5.着替え
大人も子供も、確実に濡れたり砂がついたりしますので、絶対に必要です。

 

6.水分
青空の下での作業ですので、水分補給をお忘れなく。直接口をつけて飲めるタイプの水筒か、ペットボトルがよいでしょう。

 

ここからは、持参すると便利なものをご紹介します。

7.ざる、またはカゴ
採った貝を網にいちいち入れるのは面倒ですので、持ち運びしやすいざるかカゴを携帯し、そこにどんどん入れていくと便利です。これも100均で売っているような、持ち手があるプラスチックの小物入れのようなもので構いませんが、穴があいているものをお選びください。

041204 8.ビニール袋
ゴミの持ち帰りだけでなく、衣類や使った道具類は全て濡れているか砂がついていますので、何枚かあると良いでしょう。

 

9.濡れタオル、またはウエットティッシュ
ウエットティッシュでもいいのですが、海水はベタベタしていている上に、砂まで拭き落とすにはちょっと小さくて頼りないです。少し荷物が重くなりますが、濡らしたタオルをビニール袋に入れて持参すると豪快に拭けて便利です。

 

10.リュックサック、またはウエストポーチ
貴重品は常に持ち歩くのが鉄則です。ポケットに入れると濡れるかもしれませんし、落とす危険もあります。貴重品の他に、水分やタオルなども持ち歩くには、リュックサックを携帯することをおすすめします。また、潮干狩りはほとんど下を向いている体制ですので、離れた場所に置いた荷物の盗難には十分気をつけてください。

 

11.潮見表
潮干狩りは引き潮の時にしますので、その時間を把握しておいたほうが、せっかく到着したけど満潮だった…なんていうことがありません。その地域の潮見表で、潮干狩りに最適な時間帯をあらかじめ調べましょう。

 

潮干狩りの時の服装は?

041205 では、潮干狩りに適した服装と、服装に関連する持ち物をご紹介します。

まず、砂浜の強い日差しを長時間浴びることになりますので、大人も子供も帽子は必須です。できるだけツバがあるものを選びましょう。突然の強風で飛ばされてしまうと、海水や砂で汚れてしまいますので、帽子止めなどで服とつないでおくと安心です。

日よけ対策を考えると、長袖長ズボンが良いのですが、暑さや動きやすさやから半袖短パンを着用する場合は、日焼け止めを忘れずにぬってください。下をむいている体制が長いだけに、特に首はとても日に焼けやすい部分です。タオルを首に巻いていると、日焼け対策の他にも濡れた手や汗を拭いたりできるので便利です。

参考記事:日焼け止め、スプレータイプのおすすめは?選び方のポイントは?

足元は、裸足だと貝殻を踏んでケガをする危険があります。歩きにくいですが、一番足元を保護できるのは長靴です、水濡れOKのサンダルを履くことをおすすめしますが、引っ掛けるだけのビーチサンダルは、ぬかるみで足を取られたり、歩く時にドロを後ろにはねることがあるので注意が必要です。

また、海辺は風が吹くと案外寒いこともあります。寒さ対策にはウインドブレーカーなどの羽織れるものを。子供にはレインコートでも良いでしょう。

 

潮干狩りを楽しんだあとは…

持ち帰った貝は、3%の塩水(1リットルの水に対して30gの塩)に浸かるように入れ、塩抜きをします。スーパーで売っている貝類と違い、塩抜きをしないととても食べられませんので必ず2?3時間はしてください。勢いよく砂を吐くこともありますので、お風呂場ですると洗い流しがしやすいです。

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そしてよく洗った貝をいよいよ調理。お吸い物、酒蒸し…。自分で採った貝の味わいを、楽しかった1日の思い出と共に、ご堪能ください。