豊橋祇園祭、頼朝行列2016年の日程と見どころ。花火大会を観るには?

2016年豊橋祇園祭の日程は?

祇園祭と言えば、京都を思い浮かべますが、「豊橋祇園祭」は愛知県豊橋市の吉田神社で行われるお祭りです。

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出典:www.aichi-kanko.jp
 

毎年、7月中旬の週末3日間を使って開催されおり、2016年は7月15日(金)~7月17日(日)の3日間に決定しています。

尚、開催中のスケジュールは以下のようになっております。
(※豊橋の観光とおみやげガイドより
http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/event-info/?Mode=detail&code=54
◎7月15日
16:00大筒練込み
18:30手筒・大筒・乱玉 (吉田神社境内)◎7月16日
18:00打上げ花火大会
昼の部開始(豊川河畔)・ 終了次第、夜の部開始◎7月17日
13:30みこし渡御 (吉田神社内)・ 頼朝行列・饅頭配り・笹尾踊り



 

豊橋祇園祭とはどんなお祭り?

豊橋祇園祭は元禄元年に始まったと言われており、今では毎年約10万人の人が訪れるとても伝統のあるお祭りです。

疫病払いを祈願する祇園祭では、花火は吉田神社の神事であり、火の使用により悪霊を退散させるという考えが手筒花火に結びつきました。初日には手筒花火が約300本、二日目には豊川河畔にて打ち上げ花火が約12,000発あがります。

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出典:blog.goo.ne.jp
 

最終日(本祭)の夕方に出発する神輿渡御の行列は「頼朝行列」とも言われ、源頼朝をしのぶものとされています。なんと、鎌倉・平安時代の服装で歩くのです。

 

豊橋祇園祭の花火の見どころ、おすすめスポット

豊橋祇園際の花火は、本当に素晴らしいです。
初日の手筒花火は吉田神社内で披露されます。神社内での場所取りは禁止されているので、早めに行って場所を確保する必要があります。安全のために、ある程度離れた指定場所からの見学となりますので、相当混雑します。

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尚、二日目の手筒花火は豊川河畔で日中に行われます。明るい時間の花火、夜とはまた違った美しさがあるのではないでしょうか。珍しい手筒花火が、昼間に見られるとは、これはまさに“百聞は一見にしかず”かもしれません。

一方、二日目の夜の打ち上げ花火は引き続き豊橋河畔で行われますが、年々場所取りが加熱しているとか。良い席は4000円で販売されていますが、ほとんどの人は無料で良い場所狙いですから、こちらもかなり早くから場所の確保をされた方が良いようです。

豊橋河畔はかなりの混雑なので、その川向いにある豊橋公園に行くと、広いのでシートを広げて見ることができるそうです。しかし、近年は「豊橋公園は穴場」として有名になってしまい、それなりに混雑するように。
少し離れますが、アピタ向山店の屋上駐車場は花火見学用に解放されるそうです。

 

手筒花火って、どういうもの?

ところで、打ち上げ花火は全国各地の花火大会やイベントで見ることができますが、手筒花火は珍しいので、よく知らない人も多いのではないでしょうか?

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出典:www.city.toyohashi.lg.jp
 

実は吉田神社は「手筒花火発祥の地」とされています。手筒花火は、1mほどの竹筒に火薬を詰めたもので、これを人が抱えた状態で火をつけます。火は天に向かって吹き上げ、大きいものでは10数mもの高さまで火柱があがるそうです。

そして、手筒花火を持つ人は、どんなに火の粉が降り掛かっても決して声を出してはいけないという掟があります。また、この日のために男達は約1ヶ月前から自分の手筒花火を作り始めるのです。

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↑手筒花火 出典:www.city.toyohashi.lg.jp
 

まとめ

12000発の打ち上げ花火もすごいですが、なかなかこの目で見ることができない手筒花火、とても興味深いですね。二種類の花火や神輿を楽しむことが出来る豊橋祇園祭は、とても魅力的なお祭りです。
当日は交通規制も敷かれますし、有料席や見学可能区域も変わる可能性がありますので、行かれる場合は必ず主催者発表の情報でご確認の上、おでかけくださいね。