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葛城山の山頂付近にある真っ赤な絨毯「自然つつじ園」
奈良県御所市と大阪府南河内郡の境界に位置する葛城山(かつらぎさん)。山頂付近には「自然つつじ園」があり、毎年満開の時期には多くの人が訪れます。山一面が真っ赤に染まるその美しさは、写真などではなく、やはり実際に脚を運んでこの目で見る価値ありです!
出典 http://pds.exblog.jp/pds/1/201205/23/00/d0020300_052571.jpg
かつて山頂付近には笹が生えていましたが、1970年頃に一斉に枯れてしまい、つつじはその跡に自然に生えてきたそうです。
「一目百万本」とも言われるほど、視界にはつつじの絨毯!関西の方は日帰り圏内です。是非一度訪れてみてください。
園内には、ところどころに木製の見晴台のようなものが設置されていますので、そこでゆっくり写真を撮ったり、お弁当を食べたりすることもできます。
葛城山つつじ 開花はいつ?見頃は?
例年、つつじは5月初旬に開花します。ゴールデンウィークは2分、3分咲きくらいで、中旬に見頃を迎え、次第に満開になります。
そして、5月が終わる頃につつじの短いシーズンも終わります。
ですので、観光客はほんの2週間程の間に集中することになります。週末にしか行けない方は、満開を狙うとチャンスが2回の週末しかありません。
平日休日関係なく、この時期は5月の青空の下に広がる赤い絨毯を見るためにたくさんの人が訪れますので、非常に混雑するのも仕方ありませんね。余裕をもって、スケジュールをたてられることをおすすめします。
また、毎年ほぼ同じ時期に開花→満開のシーズンを迎えているようですが、天候により見頃が前前後する可能性もありますので、満開情報のチェックも忘れずに。
山頂にある「国民宿舎 葛城高原ロッジ」さんが近くなるとつつじの状況をアップされているようです。
葛城山のつつじ園に行くには?ロープウェイ?登山?
出典: www.asahi.com
つつじ園に行くには、まず近鉄御所駅からバスでロープウェイで葛城山登山口まで。車で行く場合も、山頂までは行けませんので登山口近くの駐車場に停めることになります。この駐車場も、混雑時にはかなりの待ち時間となる可能性があります。
ここまで車で来た人も公共の交通機関で来た人も、登山口からは、ロープウェイに乗るか、歩いて山頂まで登るか…の選択です。
ロープウェイは、往復大人1250円、小人630円(平成28年3月現在)で、登山口と山頂を結んでおり、わずか6分程で到着します。山頂駅で下車してから、約1km(15分程)歩くとようやくつつじ園です。
ただ、見頃の時期には登山口の乗り場は長蛇の列….。待ち時間が2時間ということもあるそうです。特に天気が良い日の10時から14時頃までは、大変混んでいるとか。
出典:kirakunitanosiku.cocolog-nifty.com
一方ロープウェイを利用せずに徒歩で登る場合は、約2時間かけて歩くとロープウェイの山頂駅付近に到着します。
登山道はいくつかあり、階段が多いコース、傾斜がきついコースなど、それぞれに特長がありますので、ご自身にあったコースを選ばれるといいでしょう。
山頂駅付近からはロープウェイを降りた人たちと同じく、さらに約1km歩きます。
◎ご参考 近鉄による「てくてくまっぷ」登山道のコース説明
→http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/teku-nara15.html
山頂の「国民宿舎 葛城高原ロッジ」にゆったり宿泊
混雑を避けるには、比較的待ち時間が少ない夕方にロープウェイであがり、山頂のロッジに宿泊し、翌朝つつじ園へ…というゆったりコースもおすすめです。山小屋風の部屋で、夕食にはかも鍋や大和牛のすき焼きなど、名物料理からお好きなメニューを選ぶことができます。
お得な宿泊セットもありますので、ちょっと贅沢に、ゆったりと葛城山を満喫するのもいいですね。
このロッジは、日帰りで入浴も可能です。
詳しくはホームページでご確認の上、おでかけください。
◎「国民宿舎葛城高原ロッジ」公式HP
→http://www.katsuragikogen.co.jp
5月の青空の下に広がる赤い絨毯のようなつつじの大群生、他にはなかなか見れない素晴らしい光景です。
画像で見るのはこのくらいにして、是非実際に脚を運んで、目に焼きつけてきてください。
ゴールデンウィークが終わって一息ついた頃の、おすすめの観光です。