2016年 下関海峡まつり 日程と見どころ紹介。武者募集も! ~関門海峡の街、下関で豪華多彩なイベント~

毎年、5月2~4日は下関市で関門海峡をメイン会場として史実に基づいた豪華絢爛なお祭りが行われます。

その名も、しものせき海峡まつり。
ここ関門海峡を舞台とした史実といえば、源平の戦いに始まり、佐々木小次郎と宮本武蔵の巌流島の戦い、さらには、明治維新とネタに事欠きませんよね。
ですから、下関海峡まつりは、あれやこれやと盛りだくさんなわけです。
そんなお祭りを少し覗いてみます。




下関を舞台としたしものせき海峡まつり

毎年、5月2~4日に行われる下関を舞台としたお祭りです。
2016年の日程は5月2日(月)、3日(火・祝)、4日(水・祝)となります。

源平合戦の収束地、壇ノ浦にある赤間神宮は、平家最後の帝、安徳幼帝を祀る神社です。
わずか8歳で入水した安徳幼帝を弔うために、その命日に女官たちがお参りしたことが起源とされている先帝祭が、しものせき海峡祭りのスタートです。

関門海峡を舞台に繰り広げられた源平合戦に思いを馳せて、源平武者行列、源平船合戦、源平弓合戦、そして、下関市民約1,000名が海峡沿いを練り歩く八丁浜総踊り。
宮元武蔵と佐々木小次郎の戦いで有名な巌流島で行われる巌流島フェスティバルと、盛りだくさんに祭りが行われます。

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出典:http://kaikyomaturi.kanmon.tv/
 

しものせき海峡まつりの見どころ①
源平武者行列 ~2016年5月3日(火・祝)

しものせき海峡祭りのイベントのひとつ、源平武者行列は、下関市内を源平方と平家方に別れて練り歩きます。
行列は、鎧兜の甲冑に身を包んだおよそ100名の武者と艶やかないでたちの女官たちと続きます。
威風堂々たる行列は、なかなか圧巻です。一見の価値あり!

両軍ともに、各場所で勝ち鬨(かちどき)を挙げて盛り上げてくれます。

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出典:http://kaikyomaturi.kanmon.tv/
 

しものせき海峡まつりの見どころ②
源平船合戦 海上パレード ~2016年5月3日(火・祝)

源平の戦いは、下関の壇ノ浦で決着がついたのは有名です。
その史実を忠実に再現したのが、この源平船合戦です。

平家は まさに背水の陣。最後の決戦に臨んだこの関門海峡でしたが、その海峡の流れが最後は災いして、源氏に逆転負け...

今でも毎年5月3日にここ関門海峡で源平合戦が再現される予定です。
赤と白ののぼりを立てた船団が、源平に分かれて海上をパレードします。
パレードの様子は唐戸地区のボードウォークから観覧することができます。

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出典:http://kaikyomaturi.kanmon.tv/
 

武者や女官になって参加もできる!

武者行列や源平船合戦に参加する「武者」や「女官」は一般募集されています。
平家側の役どころは、安徳帝、二位ノ尼(平時子)、建礼門院(平徳子)、建春門院(平滋子)、平宗盛、平清宗など、そして、源氏側の役どころは源義経を始めとし、源範頼、静御前、武蔵坊弁慶、駿河次郎、伊勢義盛、那須余市、土肥実平などと、錚々たる歴史上の人物が並びます。

募集は2016年4月15日(金)まで受け付け中です。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。

下関商工会議所青年部事務局
http://www.yeg-shimonoseki.com/kaikyou_maturi
※募集期間中であっても応募者多数の場合は募集を打ち切る場合があるそうです。

見物客からカメラフラッシュを浴びたり、勝ち鬨をあげたりと、一生に一度の体験ができるのではないでしょうか。
ゴールデンウイークを利用してご家族で参加してもいいかもしれませんね。

 

祭りの最後は、下関グルメ屋台村で!

長州屋台村とも言われ市民に親しまれているテナントが集まるチョットおいしいところです。
しものせき海峡祭りで武者行列が行われる唐戸にあり、祭りの後には是非とも
立ち寄りたいスペースです。
居酒屋あり、イタリアンあり、中華あり、洋食あり と
メニューも豊富でお値段もとってもリーズナブル。
祭りの興奮をしっかり満たして、お帰りください。
きっと下関が好きになりますよ!