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2016年の父の日は6月19日(日曜日)
父の日が、母の日のあとにやってくる…という認識は案外あるかと思います。なんとなく1ヶ月後くらい?という程度では。
母の日は5月の第2日曜日ですので、2016年は5月8日(日曜日)ですが、父の日は何月何日でしょうか?
2016年の父の日は、6月19日(日曜日)です。父の日は、6月の第3日曜日と決められています。
覚えにくい理由は、日にちが定まっていないこと。毎年それぞれ7日間の中で日にちが変わるので、毎年「今年はいつだっけ?」となるのです。
さらに、父の日がある6月は祝日がないため忙しく、ゆっくり出かける機会も減ってしまうため、出先で広告媒体などを目にすることも母の日に比べたら少ないのかもしれません。
第3日曜日ですから、早くて15日、遅くて21日です。カレンダーを6月にしてからでもまだ2週間ありますが、同時に母の日と父の日をカレンダーに書き込んでしまえば、もう慌てることはありませんね。
父の日はどこから始まったの?
父の日の発祥は、母の日と同じくアメリカです。ワシントン州に住むドット夫人は、父のウィリアム氏に男手ひとつで育てられました。母の日が制定された翌年、他界した父への尊敬と感謝の気持ちから、母の日があるなら父の日もあるべきだと嘆願し、ウィリアム氏の誕生日である6月の、第3日曜日に礼拝をしてもらいました。
これが父の日の始まりで、1916年頃にはアメリカ全土に広まりましたが、正式な祝日として制定されたのは以外にも遅く、1972年だったそうです。
父の日にバラの花を贈る由来は?
では、母の日の象徴はカーネーションですが、父の日は?ドット夫人が父の日に父の墓前に白いバラを供えたことから、父の日の花はバラとされています。他界した父には白いバラを、存命している父には赤いバラを送るようになりました。でも、日本では父の日のモチーフとして、黄色いバラを見かけることが多くありませんか?
これは、「日本ファーザーズ・デイ委員会」という組織が、「父の日黄色いリボンキャンペーン」を展開し、父の日には黄色いリボンをかけたり、黄色い花を贈ったりすることを広めてたことによります。幸福の象徴である黄色を父の日のイメージカラーとし、ドット夫人がバラを供えた由来と融合して、日本では父の日に黄色いバラを送る習慣になりました。
父の日の人気プレゼントとは?
母の日と比べて、父の日のプレゼント選びはちょっと難しそうですね。おかあさんはアクセサリーや、お菓子、生活雑貨などいろいろ思い浮かびますが、おとうさんは一体何が欲しいの?…と、年に一度必ず頭を悩ます人も多いのではないでしょうか?
まず、おとうさんがもらって嬉しいのは、“美味しいもの”だそうです。高級な牛肉や海の幸、珍味、ちょっといいお酒、そして甘いものが好きなおとうさんには、スイーツ。
これらは、贈られるだけではなく、調理してもらったり、一緒に晩酌したり、歓談しながらお菓子を食べたりするところまでが“おとうさんの希望”だとか。
もちろん定番のプレゼントとしては、ポロシャツや皮小物、ネクタイなどが浮かびますが、毎年同じようなものを差し上げることになってしまいますし、ネクタイも6月以降はクールビズ運動でノーネクタイの企業や団体が増え、トップを飾ってはいないようです。
やはり、おとうさんは子供世代と一緒に食卓を囲む機会がとても嬉しいのではないでしょうか?
気持ちも忘れずに伝えよう!
おとうさんと同居している人でも、離れて暮らしている人でも、普段なかなか感謝の気持ちを伝えることは少ないかと思います。年に一度の父の日。一生懸命選んだプレゼントに黄色いバラを添え、そして尊敬や感謝、健康を願う気持ち、いろいろあると思いますが言葉でもカードでも、忘れずに伝えましょう。
おとうさんだけでなく、きっと家族みんなが幸せな日になりますよ!