紫外線対策!折りたたみ遮光タイプの日傘が人気。選び方のポイントは?

紫外線が気になる季節になってきました。

02110201真夏のように気温が高くないこの時期は、まだ紫外線も弱いのでは…思い、つい紫外線対策を怠ってしまいがち。真夏ほどの日差しでなくても、紫外線は十分あなたのお肌を直撃しているのです。

紫外線は直接目に見えないだけに、どれだけ当たっているのか、また遮断しているのか分かりにくいのですが、それ故に、外を歩く時には日傘をさして紫外線をきちんとブロックすることをおすすめします。

その日傘も、目移りする程多種多様に売られています。せっかく日傘をさしていても、きちんと紫外線を遮断していないと意味はありません。最近では、折りたたみの遮光タイプが人気ですが、遮光と一言で言ってもその効果はまちまちです。購入する前に、日傘選びのポイントをご紹介しましょう。


遮光日傘と普通の日傘の違いは?

いわゆる普通の日傘でも、ささない場合と比較すると格段に紫外線はカットできます。しかし、遮光の精度は様々で、1割程度の紫外線は通してしまうそうです。この1割、少ないように思われるかもしれませんが、太陽光のエネルギーは非常に強く、お肌にはかなり強いダメージを受けてしまうことになります。

そこで、購入する際にラベル表示を気にかけてみてください。遮光の日傘には、紫外線吸収剤と紫外線反射剤の加工が施されています。“UVカット”と書かれているものを多くみかけますが、これは紫外線反射剤の加工のみですので、紫外線対策としてはかなり効力は弱いです。

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さらに、“遮光率99%”、“遮光率100%”など、いろいろな日傘がありますが、日傘に当たる紫外線を完全にブロックするのは、文字通り“遮光率100%”と書かれたもののみです。もちろん、確実な加工がされている程、基本的にはお値段も高くなりますが、徹底した紫外線対策を望むのであれば、この表記がある日傘をおすすめします。

 

これだとUV対策効果がない!日傘選びの落とし穴

UVカット率だけで判断してしまうと、思わぬ落とし穴があります。まず、UVカット率よりも、遮光率に目をつけるようにしましょう。

また、全面同じ色、同じ材質の日傘ならいいのですが、中にはデザイン性を重視し、傘全面が同じ条件でない場合があります。ほとんどが100%に近い加工がされていたとしても、例えば、一部分に違う材質が縫い合わせてある場合などは、その部分は100%ではないことがあります。せっかく100%カットを信じて日傘をさしていても、一部分からは傘を通して紫外線がしっかりと当たっていることになってしまいます。

不安な場合は、全面が100%カットであるのか、もしくは記載数値が平均値であるのかを迷わず確認しましょう。全面、または平均値という返答があればよいですが、仮に最大値と言われたならば、徹底した紫外線対策を望む場合はその日傘はおすすめできません。

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また、黒い日傘は紫外線を遮断するという情報もありますが、UV加工がしっかりとされていれば、傘の表面は何色でも関係ありません。ただ、重要なのは内側の色です。たまに内側がシルバーの日傘を見かけますが、この選択は大きな間違い。白っぽい明るい色、とりわけシルバーは、光を集める色です。天からの日差しは日傘でブロックしても、地面からの照り返しは相当なものなのです。

まとめると、記載されているUVカット率、遮光率は、全面又は平均値であることを確認し、内側の色はシルバーなどではなく、濃い色を選ぶようにしましょう。

 

注目!人気の折りたたみ日傘はこんなタイプ

日傘を購入する際、折りたたみにするか普通の長いタイプにするか、迷いますよね?折りたたみは何と言っても持ち運びに便利。長い日傘は、雨が降っている時に使うわけではないので、ついつい置き忘れてしまったり..という不安もあります。

一方折りたたみは、骨組みの構造上、広げた時の形があまりきれいでないことと、持ち手の部分の小さいものが多いので、やや不安定というデメリットがあります。

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でも、最近では折りたたみ日傘が人気のようです。理由は、2重貼りにより表面のデザイン性が優れているものや、薄い素材でもしっかりと遮光の加工が施されているものが多くなったからです。色も豊富で、男性でも十分な大判サイズの折りたたみ日傘も発売されています。

女性のお肌の大敵!紫外線の徹底した対策の必需品の日傘。今年は、是非質の良いお気に入りの1本をを見つけてください。