目次
- 1 秋田で開催される大日堂舞楽とはどんなイベントなの
- 2 平成21年ユネスコ無形文化遺産に登録
- 3 大日堂舞楽の開催日時について
- 4 大日堂舞楽正月二日のタイムスケジュール
- 5 大日堂舞楽の見どころ紹介
- 5.1 籾押し(もみおし):大日堂舞楽の舞その1
- 5.2 神子舞(みこまい):大日堂舞楽の舞その2
- 5.3 神名手舞(かなてまい):大日堂舞楽の舞その3
- 5.4 大小行事(だいしょうぎょうじ):大日堂舞楽の舞その4
- 5.5 権現舞(ごんげんまい) 小豆沢:大日堂舞楽の舞その5
- 5.6 駒舞(こままい) 大里:大日堂舞楽の舞その6
- 5.7 烏遍舞(うへんまい) 長嶺:大日堂舞楽の舞その7
- 5.8 鳥舞(とりまい)大里:大日堂舞楽の舞その8
- 5.9 五大尊舞(ごだいそんまい) 谷内:大日堂舞楽の舞その9
- 5.10 工匠舞(こうしょうまい) 大里:大日堂舞楽の舞その10
- 5.11 田楽舞(でんがくまい) 小豆沢:大日堂舞楽の舞その11
- 6 大日堂舞楽の開催場所、アクセスについて
- 7 大日堂舞楽のシャトルバス運行について
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秋田で開催される大日堂舞楽とはどんなイベントなの
引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/
「秋田県鹿角市の八幡平小豆沢地区にある大日霊貴神社(オオヒルメムチジンジャ、通称大日堂)で、毎年正月二日に奉納される舞楽。大里、小豆沢、長嶺、谷内の四集落から、能衆(舞う人たち)が集い、神社の杜前と典内で舞楽を奉納しています」
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平成21年ユネスコ無形文化遺産に登録
昭和51年国指定重要無形文化財に指定
大日堂舞楽は里人によって1300年間にわたり古くから伝承されてきた儀式で、昭和51年には「国指定重要無形文化財」に指定され、その後、平成21年には、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。大日堂舞楽の開催日時について
開催日時一月二日 午前8時前に境内に太鼓と笛の音が近づいてくるそうです。
11時半までの予定。
二日の夜明けに行列を組み、太鼓や笛・幣束・高張提灯・ササラ・鼓を持って大日堂に集います。
本舞が午前10時頃に始まるそうです。
大日堂舞楽正月二日のタイムスケジュール
8:00
修祓の儀(しゅばつのぎ)地蔵舞(権現舞)
8:10
幡綜(はたへい)花舞(神子舞、神名手舞、権現舞)
8:20
籾押し御上落(ごじょうらく)
8:30
幡上げ(はたあげ)8:50
神子舞(みこまい)9:00
神名手舞(かなてまい)大小行事(だいしょうぎょうじ)
祭式(修法)
9:40
権現舞(ごんげんまい) 以下、本舞9:50
駒舞(こままい)10:15
烏遍舞(うへんまい)10:30
鳥舞(とりまい)10:50
五大尊舞(ごだいそんまい)11:20
工匠舞(こうしょうまい)11:30
田楽舞(でんがくまい)大日堂舞楽の見どころ紹介
境内に入る頃から舞は始まり、境内以外の各地域で11の舞が披露されます。それではひとつずつ紹介していきます。
籾押し(もみおし):大日堂舞楽の舞その1
農作業の様子をあらわしたもといわれており、小豆沢の青年達によって奉仕されます。「ヨンヤラヤーエ」の掛け声と「ソリャーンサーエ」の受け声に合わせて舞われるそうです。
引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/bugaku.html
神子舞(みこまい):大日堂舞楽の舞その2
能衆(舞人)全員が数人ずつ各集落で舞います。この神子舞と神子名舞が奉納されます。右手に鈴・左手に紙垂(木の柄に紙を切ってつけたもの)をもち舞います。
引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/bugaku.html
神名手舞(かなてまい):大日堂舞楽の舞その3
知の神に捧げる舞です。左手に紙垂を持ち舞います。
人から神へ化身するために舞うといわれ、神子舞と神名手舞が何度も繰り返し舞われます。
引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/bugaku.html
大小行事(だいしょうぎょうじ):大日堂舞楽の舞その4
大行事と小行事と呼ばれる役の舞で、舞台の上で、唱えごとをして、お米とお金を四方に撒き、舞台を清め豊作祈願もします。引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/bugaku.html
権現舞(ごんげんまい) 小豆沢:大日堂舞楽の舞その5
五の宮皇子の御霊を慰める舞と呼ばれています。獅子頭は権現様と呼ばれています。
「継体天皇第五番目の皇子が、五ノ宮獄に入山されて戻らず、その隣に聳える八森獄に龍がたなびき、里人を恐れさせたので、ご信託により、皇子の御霊を慰めるために獅子頭を奉納して、舞われるようになったと云われています。
引用:http://dainichido.p1.bindsite.jp/bugaku/bugaku.html
駒舞(こままい) 大里:大日堂舞楽の舞その6
二つの説があり、舞楽としては記録に残っているだけのようです。この舞の駒頭は、御神体とされており、身につけることによって、どんな温和な人でも荒駒の如く勇ましくなるそうです。
烏遍舞(うへんまい) 長嶺:大日堂舞楽の舞その7
「ヲベ舞」とも呼ばれており、吉祥姫の墓固めの舞とされています。能衆が折烏帽子をかぶっており、頬面(ほおめん)と呼ばれる面もつけ、右手に太刀をもち舞います。
鳥舞(とりまい)大里:大日堂舞楽の舞その8
「だんぶり長者」の鳥の舞といわれ、三人の童子全員が日の丸扇子を持って舞います。五大尊舞(ごだいそんまい) 谷内:大日堂舞楽の舞その9
だんぶり長者」と四人の家臣の舞だそうで、四大明王臣に仕へたる舞楽だそうです。工匠舞(こうしょうまい) 大里:大日堂舞楽の舞その10
大日神の御神体を刻む様の舞で、大日神の御神体を刻む様子を舞にしたものといわれています。田楽舞(でんがくまい) 小豆沢:大日堂舞楽の舞その11
「だんぶり長者」と四人の家臣の舞で、全国の舞の中でも最も古い形式の名残があるそうです。舞は集落ごとに分担されています。
他の集落の人間が舞う事は許されないそうです。
大日堂舞楽の開催場所、アクセスについて
大日堂舞楽の開催場所
大日霊貴神社住所:秋田県鹿角市八幡平字堂の上16
大日堂舞楽へのアクセス
電車でお越しの方へ JR花輪線 八幡平駅から徒歩1分です。車でお越しの方へ 高速道路鹿角八幡平ICより車で約5分です
大日堂舞楽のシャトルバス運行について
1月2日(日)道の駅かづの⇔JR八幡平駅
道の駅かづの発 7:30/8:30/9:30JR八幡平駅発 9:00/10:00/11:00/12:00
料金:大人100円 小人 50円
*案内人による案内がついています(道の駅かづ発のみ)
時代により、多少の踊る順番が違っているものの集落ごとに決まりがあるそうです。
独特の伝統ある舞にきっとひきこまれることでしょう。
ぜひ足をお運びください。