七草粥の1つとして食べられる野菜のせり。
栄養も満点で身体にもよく日本では古くから食されている野菜です。せりを食べる機会としてはおそらく年に一度の七草粥くらいだと思います。
古い習慣として食べられる野菜ですが裏を返せば習慣でしか食べられる機会が少ないです。
今日はそんな野菜のせりの新しい料理である「せり鍋」を詳しくお伝えします。
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目次
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せり鍋とは?
せり鍋とはシンプルにせりを鍋にした料理。
せりの生産地トップである宮城県・仙台市を中心に食べられている料理です。
古くからある郷土料理と思われがちですが実はここ10数年の間に出来た料理でもあります。
年配の方たちに聞いてみて昔は無かったそうです。特徴的なのはせりを根っこから食べるところ。一般的には根っこよりも葉、茎を食べられる事が多いですがせりの本当に美味しいのはこの根っこ。
そのため鍋にせりを入れる際には根っこから鍋に入れて食べます。
せり鍋の具材
・鴨肉(もしくは鶏肉)
・豆腐
・ネギ
・ゴボウ等
そのため鴨肉(鶏肉)との相性は良く人気が高い理由です。
せり鍋が食べられる時期は11月から3月前後
早ければ11月から3月前後までがせり鍋の時期です。というのもせりの旬の時期が2-4月のためそれ以降になってしまうと鍋の主役である、せりがそもそも少なくなってしまうからです。
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せり鍋の作り方
作り方は普通の鍋と同じで至ってシンプルです。詳しい作り方がありましたので参考にしてみて下さい。せりの作り方をクックパッドで見る
作り方の準備である根っこ付きのせりを用意するのが1番、難しいかもしれません。産地である宮城県ならではの料理といえるかもしれません。
仙台駅前の美味しいお店
言わずとしれた本場、仙台での美味しいせり鍋を食べられるお店です。
こちらのサイトでは仙台市内でせり鍋を食べられるお店の一覧がありました。
もっとも有名なのが「蔵の庄」
特に仙台駅前では「蔵の庄」さんが有名みたいですね。3店舗あるみたいですので繁盛されている証でしょうか。
色々と調べてみるとお店によって出汁・具材の違いもあるので自分に合っているお店に通うのが間違いないです。
伊達のいろり焼 蔵の庄 総本店はこちら
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大阪・東京の美味しいお店
大阪・東京もまとめてみました。リッチであれば旬のせり鍋を食べに仙台へ!!も出来ると思いますが、庶民には到底出来ません。せり鍋の美味しさが評判を呼んで日本全国に広がりをみせているようです。
大阪:「えんや草鍋」
文字通り、草(野菜)を主役の鍋を中心に取扱っているお店です。
せり鍋も美味しいですが他の野菜鍋もあるので野菜鍋の食べ比べなんかも出来るかもしれません。
えんや草鍋のホームページはこちら
大阪:「心斎橋 今井屋本店」
こちらのお店は鶏肉に特に力を入れているお店です。
そのためせり鍋に入れる鴨肉も取扱があるため元々相性の良いせりと鴨肉での組み合わせが
さらに良くなるなら食べにいってみたい1品ですね!
心斎橋 今井屋本店のホームページはこちら
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東京:「三代 文治 本店」
せり鍋に限らず牛タン等の宮城県・仙台市の食材を活かしたお料理が多いです。
場所は有楽町駅から徒歩1分の距離です。
駅からもかなり近くせり鍋を食べられるお店としてはかなり貴重ですので是非、一度は味わって見て下さい。
三代目 文治 銀座本店のホームページはこちら
通販でお取り寄せは可能?
大阪・東京で探してみましたが本場の仙台と比べると食べられるお店がかなり少なかったです。
そのため仙台に馴染みの無い方となると厳しい事がありますが今はインターネットで通販が出来る時代です。
通販でのお取り寄せも可能かどうかを調べてみました。
結論からお伝えると可能です。しかも本場・仙台の「蔵の庄」さんが監修した商品で通販をしているみたいです。
本場の味が全国で食べられるのは嬉しいですしせり鍋が今後も増えていきそうですね。
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