「唐辛子」には一般的な辛いモノと辛くないモノがあることをご存知ですか？今回着目したのは「甘長とうがらし」という品種で、甘みがあり食べやすい唐辛子です。どんな特徴があるのでしょうか？それでは、
- 甘長とうがらしの特徴まとめ
- 甘長とうがらしの旬の時期と生産地
- 甘長とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
- 甘長とうがらしのオススメの食べ方
について紹介いたします。
画像引用：eヘルシーレシピ
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目次
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甘長とうがらしってどんな唐辛子？
引用：大地を守る会
| 読み方 | あまながとうがらし |
| 旬の時期 | ６〜８月 |
| 主な生産地 | 岐阜県・高知県など |
| 辛さレベル | 甘 |
読み方
「 甘長とうがらし」は、「あまながとうがらし」と読みます。
特徴
甘長とうがらしは名前の通り甘みがあり、唐辛子といってもほとんど辛味がないのが特徴です。甘長とうがらしにはいくつかの系統があり、ブランド野菜として「京野菜」に認定されている「伏見とうがらし」系統や、「万願寺とうがらし」系統のものがあります。
- 長さ……15cmほど
- 太さ……２〜３cm
本来唐辛子には辛み成分の「カプサイシン」が含まれていますが、甘長とうがらしにはカプサイシンがほとんど含まれていないため、辛みのない唐辛子となっています。そのため、 「伏見甘(ふしみあま)」 とも呼ばれています。
たまに辛い個体もある
基本的には辛くない甘長とうがらしですが、成長環境の問題でストレスを感じた個体は辛くなることもあります。
ししとうもたまに辛いものがあが、こちらも同じく成長過程の天候や気候などでストレスを感じたことが原因
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甘長とうがらしの旬の時期と主な生産地
では、甘長とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ？
甘長とうがらしの旬の時期は、６〜８月の夏の時期となっています。
主な生産地はどこ？
甘長とうがらしは、主に岐阜県や高知県で栽培されています。
甘長とうがらしの価格相場ってどのくらい？
甘長とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか？最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
甘長とうがらしは、生産地のスーパーでは１袋250円ほどで販売されています。生産地では比較的手に入れやすい品種です。
ネット通販だと
最近は野菜もネット通販でお取り寄せできる時代となりました。石垣産の甘長とうがらしは１kg2,500円ほどで販売されており、旬の時期であれば販売サイトも増えるようなので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
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種はどうする？
甘長とうがらしの中にはワタや種が含まれていますが、下ごしらえではどのようにしたら良いのでしょうか？
種ごと食べて大丈夫
甘長とうがらしの種には辛味成分が含まれていないので、そのまま種ごと食べることができます◎ 一般的な唐辛子の種は辛いですが、甘長とうがらしは「ししとう」のような野菜なので、取らずに食べてOKです。
鮮度が落ちたら取ってから調理
甘長とうがらしを始めとする中にワタのある野菜は、鮮度が落ちるとワタや種の部分から傷んでくる特徴があります。
鮮度が落ちると種やワタが黒く変色しカビが生える
万が一鮮度が落ちて傷み始めているようであれば、中のワタを取り出してから調理しましょう。
おすすめの食べ方
甘長とうがらしを調理する際にオススメの調理法を２つご紹介します。
炒める
１つ目は「炒め料理」です。甘長とうがらしは、ししとうやピーマンのような感覚で食べることができる唐辛子なので、豚肉などお好みの具材と炒めて炒め物にすると美味しくいただくことができます。
生食
２つ目は「生のままサラダ」として食べることができます。本来唐辛子は辛くて生食できませんが、甘長とうがらしには辛味や苦み・クセがないので生のままでも食べることができます◎
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甘長とうがらしの人気レシピ
伏見とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩
じゃこ炒め
サッと炒めてじゃこと和えれば、簡単に副菜が一品できあがります♩ごま油で炒めると香りや味に香ばしさが出てとても美味しいですよ◎
天ぷら
天ぷらは、うどんやお蕎麦の付け合わせにぴったりの料理です。薄く衣をつけたら、サッと軽く揚げます。サクサクで熱々の天ぷらは、麺つゆで食べても塩で食べても美味しい一品です。
豚肉巻き
引用：cookpad
甘長とうがらし×豚肉の組み合わせも相性が良いんです！まるまる１個の甘長をうがらしを豚肉でくるくると巻いたら、麺つゆで味をつけます。簡単に豚肉巻きの完成です◎ チーズを合わせて巻くと、とろけたチーズが美味しくてお子様でも食べやすい料理になります。
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まとめ
唐辛子の品種の一つ「甘長とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
甘長とうがらしの特徴まとめ
- 大きめサイズで緑色をした唐辛子の品種
- 辛み・苦み・クセが少ないので食べやすく、ししとうのような見た目が特徴
唐辛子といっても辛味のない甘長とうがらしは非常に食べやすい味なので、是非食卓に取り入れてみてくださいね。天ぷらや佃煮などオススメ料理もたくさんあるので試してみましょう。
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