パプリカは生でも食べれる?栄養・生以外だと栄養価はどうなる?

みなさんはパプリカをどのように食べていますか?酢豚に入れたり、炒め物に入れたり、その料理のバリエーションは非常にたくさんありますが、生で食べている方はいらっしゃるでしょうか?パプリカは野菜の中でも栄養価がトップクラスとされていて、とにかく健康と美容にもってこいの野菜なのです。私はそのことを知ってからちょこちょこ赤パプリカを買って日常的に食べるようにしています。瑞々しいので生でドレッシングをかけて食べることが多いのですが、その栄養素はどのようなものなのでしょうか?

今回は、生のパプリカについて・生のパプリカと加熱したパプリカそれぞれの栄養価についてご紹介したいと思います。

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パプリカは生でも食べられる?

結論から言うと、パプリカは生でも食べることができます。パプリカと似た野菜、ピーマンは特有の苦味や青臭さがありますが、パプリカは苦味も青臭さもなく、甘みがあるので生で食べても美味しいのです。

甘味が強いので生でも美味しく食べられる

パプリカには平均約8度の糖度があります。甘みがあり瑞々しいので生でも食べることができるのです。もちろん加熱しても美味しいですし、加熱するとより一層甘みを感じます。

生で食べる時は薄くスライスしてサラダにのせても良いですし、細切りにしてマリネにしても簡単な副菜になって重宝します。

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生パプリカと加熱したパプリカの栄養は?

では、生の状態と加熱した状態では栄養成分はどのような違いがあるのでしょうか?3つのポイントをそれぞれ見ていきましょう。

生パプリカは熱に弱い栄養素も摂取できる

パプリカに含まれる栄養成分は、熱によってその効果が薄れてしまうものもあります。水溶性の栄養素も多く、茹でたり水で洗うだけでも流れ出してしまうと言われています。

生の状態で食べるパプリカは、栄養素が流れ出ることなくほぼそのままの状態なので、余すことなく摂取することができるのです。

しかし味の面で考えてみると、熱を通せば通すほど甘みが増すのがパプリカの性質なのですが、栄養分が流れ出てしったり熱に弱いものはその効力が減ってしまったりするので、栄養重視の方には生で食べるのがオススメです。

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パプリカのビタミンCは熱に強く壊れにくい

野菜や果物に多く含まれるビタミンCは、加熱することによって栄養価が下がってしまうと言われているのですが、パプリカに含まれるビタミンCは特殊で、熱に強く加熱調理しても壊れにくい特徴があります。

ビタミンCはお肌などの美容に効果があるのはもちろんのこと、風邪予防や疲労回復にも効果があるので積極的に摂取したい栄養素です。

加熱して壊れにくいですが、茹でてしまうと他の水溶性栄養素が流れ出てしまうため、蒸したり油でさっと炒めるのがオススメですよ。

β-カロテンは油と合わせると吸収が高まる

βカロテンもパプリカに含まれる代表的な栄養分の一つですが、このβカロテンは油との相性が抜群で、一緒に調理すると吸収力がアップする性質を持っています。

βカロテンは主に緑黄色野菜に含まれる栄養素で、強い抗酸化作用を持ちためアンチエイジングに効果的とされています。年齢とともに劣化・老化してしまう細胞に対抗し、体の錆びつきを抑制する力を持っています。

美肌などアンチエイジングに興味のある方は、油調理したパプリカがとてもオススメですよ。また、パプリカ1/3個で1日に摂るべきビタミン量が摂れるので、美の見方なのです!

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生食する際の注意点

生でも美味しいパプリカですが、栄養面を考える上で一つ注意しておきたいことがあります。

水にさらすとビタミンが溶け出してしまう

先ほど、加熱には強いとお伝えしたビタミンですが、実はこちらも水溶性成分のため水にさらすとビタミンまで溶け出てしまうのです。

そんなに出てしまうもの?と思うかもしれませんが、下処理段階でカットし、さっと水にくぐらすだけでも栄養素が水に流されてしまうと言われています。

できるだけビタミンや他の水溶性栄養分を逃さないためには、カットする前に表面をよく洗います。カットした後は断面から栄養分が出やすくなっているので、それ以上は洗ったり水に通したりしないようにしましょう。

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まとめ

生のパプリカの栄養や、加熱と栄養素の関係についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?甘みがあるので生でも食べることができるパプリカですが、水に溶け出しやすい栄養、加熱しても壊れないビタミンなど様々な条件があることがわかりました。野菜の中でも栄養価が高く、アンチエイジング効果がある他にも動脈硬化やがん予防にもなる栄養素がたくさん詰まっていますので、上手く調理してできるだけ余すことなくパプリカから栄養素を摂取してみてください。

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