混ぜて良し、和えて良し、丸ごとでも良し、ネバネバとした食感がくせになる日本人にとっては欠かすことのできないオクラ。
安かったから買ったのに、気づいたら色が変わっていたなんてことありませんか?
そんな方の為に今回はオクラの保存方法との目安期間を冷蔵・冷凍・常温の3種類でまとめました。
是非内容を参考にしてもらってオクラを腐らせずキレイに食べてくださいね。
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オクラってどんな野菜?

分類 | アオイ科トロロアオイ属 |
原産地 | アフリカ北東部 |
由来 | 英語名称がokraである |
英語でいうと | okra |
別名 | 【和名】カメリカネリ、陸蓮根(おかれんこん) |
このネバネバの正体は、糖たんぱく質の「ムチン」と、食物繊維の「ペクチン」が合わさったもので、コレステロール値を下げ、腸内の善玉菌を増やす作用が認められています。
つまり、下痢や便秘にも効果的で、さらには消化や吸収も助けてくれるのです。オクラは美味しいだけでなく、とっても優秀なお野菜ですね。
鮮度の良いオクラの見分け方

旬の時期は7~9月です。
より美味しいオクラを選ぶにはどうしたら良いでしょう?おいしいオクラを選ぶポイントを3つで解説します
新鮮なオクラを見分けるポイント
- 表面のうぶ毛が均一に覆われている
- 筋張っていない
- 小ぶりなオクラは柔らかい
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冷蔵保存の方法

保存期間の目安
冷蔵庫での保存期間の目安は3日〜4日です。冷蔵での保存方法
オクラの下処理の基本は、うぶ毛をとるための「板ずり」です。板ずりで表面に塩が付くことで、そのままさっと茹でても色が悪くなりません。また、ヘタの周辺には「ガク」と呼ばれる固い部分があるので削ぎましょう。かために塩茹でをしたら、一度冷水で熱をとり、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
- 「ガク」を削ぎ落とし、うぶ毛をとる
よく洗ったら、ヘタの周辺にある「ガク」と呼ばれる固い部分を包丁で削ぎ、塩をまぶして板ずりをしましょう - かために塩茹でする
さっと湯がけば生に近い食感が保たれ、有害物質を排出できます - 熱を冷まし、水気をよく拭いて冷蔵庫へ
オクラにとって最適温度は7~10℃なので、野菜室があればなお良いです。3~4日ほどで食べ切れる量にするのが良いですよ。
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冷凍保存の方法

保存期間の目安
保存期間の目安は約1ヵ月です。冷凍での保存方法
〈冷凍パターン別のポイント〉- 生のまま冷凍する
板ずりをしたら、水気を拭きとり、重ならないようにジッパーつき保存袋などにいれる。空気をしっかり抜くことが大切です。
- 茹でてから冷凍する
板ずりをしたら、さっと茹で、ザルにあげて粗熱をとる。水っぽくなりやすいので、冷水にはさらさないようにしましょう。水気を切り、密閉保存袋に重ならないように入れ、空気をしっかり抜いて冷凍庫へ。
下処理方法は板ずり
下処理方法は冷蔵保存と同じで、うぶ毛をとるための「板ずり」です。冷凍保存は生でも茹でても大丈夫です。茹でてから冷凍するなら、冷水で熱をとった後、しっかりと水気を拭いてから保存しましょう。また、冷凍のまま料理に使えるように予め使いたい大きさに切ってから冷凍すると、料理の際に便利ですよ。
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常温保存の方法:干す

保存期間の目安
保存期間の目安は、完全に乾いていれば2〜3ヶ月です。日の当たらない場所で、生のままキッチンペーパーや新聞に包み、ヘタを下にして立てておくと良いでしょう。
常温での保存方法:干す
まずは下処理をして、ガクを削ぎましょう。〈干し保存のポイント〉
- 縦半分または8mmほどの輪切りにする
通気性が良くなる切り方にしましょう。 - ザルに広げて並べる
切り口どうしが重ならないように並べましょう。 - 風通しの良い場所に干す
日が当たる庭やベランダ、窓際がおすすめです。
まとめ
今回はオクラの保存方法について冷蔵・冷凍での保存期間の目安と保存方法をまとめさせていただきました。- 冷蔵の保存目安:3~4日
- 冷凍の保存目安:約1ヶ月
- 常温の保存目安:2~3日
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