みなさんは生の「オクラ」を買ってきた時、どのような下処理をしていますか?最近は下処理済みの冷凍オクラも出回っていて、パッと料理に使える便利なアイテムですが、鮮度を求めるなら生のオクラが良いですよね。
私は生のオクラはシャキシャキ食感を存分に食べたい時のサラダ用に、冷凍ものは味噌汁や胡麻和えアド調理用に使い分けています。
今回は、生のオクラの下処理方法と切り方、筋っぽくて硬そうなオクラを美味しく食べるコツについてご紹介したいと思います。
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目次
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オクラの下処理
オクラを料理する前に、ちょこっと手間をかけて下処理しましょう!ポイントは大きく分けて3つです。
がくを取る
まずはオクラの「ガク」にあたる部分を取ります。ガクとはヘタの下の少し出っ張っている部分で、たいてい黒っぽく変色しています。
見た目をアップさせるためにも、ガクは包丁を使ってくるくると取り除きましょう。
板ずりで産毛(トゲ)を取る
オクラの表面にはよく見るとツンツンとしたうぶ毛が生えています。柔らかいものであればそのまま食べても気になりませんが、オクラのうぶ毛は意外と硬く、舌触りに影響します。
オクラをまな板に整列させて塩をまぶしたら、手のひらでズリズリと擦りつけるように何度か動かします。こおうすることでオクラのうぶ毛を取ることができます。
さっと茹でる
オクラは基本的に生で食べることができるので、沸騰したお湯にさっと入れたらすぐに引き上げる程度でOKです。
茹で過ぎるとしなしなで食感も悪いオクラになってしまいます。茹でるほどヌメリも出てきますので、軽く茹でるようにしましょう。
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筋っぽいオクラの使い方
筋が硬く、食べると口の中に残ってしまいそうなオクラは、下処理に一手間加えることで食べやすくなります。せっかく食べるなら筋がない方が良いですよね。
また、筋っぽいオクラは種が渋くなっている可能性もあります。そんなオクラを美味しく食べるポイントを2つご紹介します。
長めに茹でて種を取る
通常ならば中の種も食べてしまうオクラですが、どうしても渋みが気になる方は「長めに茹でて種を取る」のもおすすめです。
長めに茹でることで種が取りやすくなりますので、縦半分にカットして種を取り出しましょう。
すりおろす
そして「すりおろす」ことも筋問題の解決方法の一つです。すりおろすと繊維質だけが残るので分けることができるのです。
すりおろしてトロトロになったオクラペーストは、豆腐にかけたりごはんにトロロのようにかけたり、意外と使い道はありますよ。
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切り方
最後はオクラの切り方です。作る料理によって向いている切り方・向いていない切り方がありますが、基本の3パターンをご紹介します!
輪切り
オクラと言えば断面の☆星形が可愛いですよね。輪切りにすると種5つの穴がこんにちは、料理のトッピングとしてもよく映える切り方です。
カレーの上にのせたり、サラダにパラパラとふりかけたり、スープにしたりとアレンジのバリエーションはたくさんあります。
オクラのシャキシャキとした食感を残すためにも、薄くなりすぎず5mm幅くらいで切るのがおすすめです。
みじん切り
引用:SiSO-LAB
続いてはオクラのみじん切りです。輪切りや他の切り方と違って手間がかかるのであまりしない方も多いかなと思います。
みじん切りにしたオクラネバネバ度がとてもアップしていますので、トロロのように白いごはんの上にかけたり、豆腐にかけて一緒に食べると美味しいです。
また、このようなネバネバペーストにしたい時はミキサーにオクラと少量の水を入れるときめ細かいオクラペーストを作ることができます。冷凍保存もできるので、ネバネバ好きの方は必見です。
乱切り
引用:E・レシピ
最後は、くるくるとオクラを回しながらカットする乱切りです。胡麻和えや炒め物に重宝します。
ななめに包丁を入れて切ると断面がよく見えるので綺麗にできますよ。一口サイズに切りたい時にぴったりの切り方です。
小さい分火が通りやすく、火を通し過ぎるとくたくたになってしまうので、加熱する際はサッと軽くでOKです。
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まとめ
オクラの下処理方法と切り方についてご紹介しましたが、普段みなさんがしている方法と同じでしたでしょうか?
うぶ毛を取ったりガクを取ったり、下処理に一手間かかる野菜ですが、この一手間をかけることで見た目も綺麗に、味も美味しくなりますのでやってみましょう。
ちなみに、冷凍オクラはヘタ部分が切り取られているので、どうしても下処理が面倒!という方は冷凍ものが便利ですよ。生の方が新鮮で食感も良いので、時間のある時は是非生オクラを使って調理してみてくださいね。
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