にんにくといえば、料理の風味をつけたり味のアクセントにしたりします。餃子の具として使ったり、カツオのタタキの薬味として使うことが多いようです。皮付きのまま丸ごと焼いたり揚げたりするのも人気です。夏バテ防止に食べることが多いのは、風味のもとである“アリシン”に強い殺菌作用があるからです。
そのため疲労回復やスタミナ補給に役立ちます。しかし、いくら身体にいいからと言って、食べ過ぎると重症化する危険性もあるので注意しましょう。最後までおいしく食べるために、鮮度をできるだけ落とさずに保存することが特に大切。今回は、にんにくの保存方法と保存の目安期間を、冷蔵・冷凍・常温の3種類でまとめました。風味付けや薬味など、色々な用途があるにんにくを上手に活用するため、是非参考にしてみてください。
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目次
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にんにくってどんな食べ物?
分類 | ヒガンバナ科ネギ属 |
原産国 | 中央アジア |
由来 | 仏教でいう“忍辱(にんじょく)から |
英語でいうと | Garlic |
別名 | 胡蒜(こさん)(中国語名) |
香りが強く、強壮・スタミナ増進作用があると信じられているため、球根を香辛料として食べるほか、茎も“にんにくの芽”と呼ばれ野菜として調理されます。夏バテ防止に食べる事が多いのは、香りの元である“アリシン”に強い殺菌作用があるため、疲労回復やスタミナ補給に役立つからです。
日本料理に限らず、中国料理、韓国料理、イタリア料理、フランス料理など様々な料理に用いられます。中国が世界のにんにく生産量の8割を占めています。日本においては国産にんにくの80%を青森県が占め、次に香川県の出荷が多いです。
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鮮度のいいにんにくの見分け方
傷んだり変色のないものを選びましょう。全体が乳白色で、外皮にハリがあり筋の浮き出ていないものおいしいにんにくです。
どの野菜にも言えますが、重いものは中身が詰まっていて新鮮な証拠です。芽が出ているものは新鮮さが失っています。
芽が出ていないものを選びましょう。上の部分がふっくらして、一片一片が茎にしっかりついているもの良品です。
冷蔵で保存する場合
保存期間の目安は1~2か月です。
<皮をつけて保存する場合>
- キッチンペーパーで包む
にんにくをそのままキッチンペーパーで包みます - 保存袋に入れる
にんにくのにおいが漏れないように保存袋に入れます - 冷蔵庫の野菜室で保存
<皮を剥いて保存する場合>
- にんにくをばらす
1片ごとにばらします - 薄皮を剥きます
- 根の部分を切ります
根の部分(丸い方)を芽の下側が見えるようになるまで3㎜ほど切る - 保存袋に入れる
保存袋に入れたら冷蔵庫で保存します
鮮度がいいうちに保存することをオススメします。
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冷凍で保存する場合
保存期間の目安は1か月です。
<そのまま冷凍する場合>
- にんにくを1片ずつ剥く
- 冷凍用保存袋、またはラップに包んで保存
<にんにくをおろした場合>
- にんにくをおろす
- 冷凍用保存袋に入れる
入れる時は平らになるようにします
そのままで冷凍するよりも日持ちがしないので、なるべく早く使い切ることが大切です。薄皮をむくのが面倒な方は、皮付きのまま一片ずつに分けて冷凍用保存袋に入れて保存してください。使うときは凍ったまま根元部分を切り、包丁で皮をめくるように剥きましょう。カットしたにんにくは、まとめてラップに包み冷凍用保存袋に入れて平らに保存します。使うときは、凍ったまま使えるので便利です。
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常温で保存する場合
保存期間の目安は1か月です。
- ネットに吊るします
ネットのように風を通す素材の袋ににんにくを入れて吊るします - 風通しのいい所に保存
暗く湿気の少ない風通しのいい場所に保存します
気温が高くなく、にんにくをよく使う方は常温保存でも問題ありません。その場合、直射日光や湿気の多い場所は避けた冷暗所で保存しましょう。皮をつけたままカゴや素焼きの器などに入れるのがいいでしょう。もし全部皮を剥いてしまった方は、常温保存せず冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしましょう。
まとめ
今回はにんにくの保存方法について冷蔵・冷凍・常温での保存期間の目安と保存方法をまとめさせていただきました。
- 冷蔵の保存目安:1~2か月
- 冷凍の保存目安:1か月
- 常温の保存目安:1か月
子供から大人まで男女問わず大好きなにんにくですが、正しい保存をすることでいつでもおいしく頂くことができます。
みなさんもぜひ今日から参考にしてみてください。
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