どんな料理でもおいしく食べられるナス。下処理も簡単でとっても便利な野菜ですが、実際にどれくらいカロリーがあるかご存知ですか?
「ナスは栄養素が少ない分カロリーも少ない」・・・なんて噂を聞いたことがありますが、本当にそうなのでしょうか。
結論を言うと、ナスにはナスならではの栄養素がたっぷりと含まれています。それは別の記事でしっかりまとめてあるので、ナスの栄養素とその効果についてぜひ見てみてください。
この記事ではナスのカロリーに焦点を当ててまとめてみました。実際のカロリーから調理方法別のカロリーまでまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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なすのカロリーはどれのくらいある?
ナスのカロリーや糖質は同じ時期に旬を迎える野菜と比べて比較的低いです。実際に数値を見ていきましょう。
低カロリー 100gあたり22kcal
ナスは100gあたりで22kcalしかありません。
とうもろこしは92kcal、かぼちゃは91kcalですので、比較のために他の夏野菜を例にしてもその低カロリーさは伝わるかと思います。
低糖質 糖質2.9g
ナスはカロリーだけではなく糖質も低く、100gあたり2.9gしかありません。
トマトは3.7g、とうもろこしは13.8gですので、カロリー同様、他の夏野菜と比較しても低い値であることが分かります。
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なすのおすすめの食べ方
低カロリー低糖質のナスですが、その食べ方は様々。実際にどんな食べ方があるかをまとめてみました。
干したものを食べる
フライパンで焼く料理や網焼き、汁の実などに使うときにおすすめの調理方法です。
まずはナスを縦に薄く切り、1分程水にさらしておきます。あまり長時間さらしてしまうと栄養とともにうまみも溶けだしてしまうので注意しましょう。
その後ザルに並べて(できれば)日光に3時間~半日当てて干します。
お日様の香りや風味が増して、調理時に加熱時間も短くて済むようになります。
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焼く
ナスは焼くだけでおいしくなります。焼きナスの手順としては簡単な3ステップだけです。
➀まずはナスを焼く前に縦に一本浅く切り目を入れます。
②次に、火加減を強火にしてナスの皮が真っ黒になるまで焼きます。ここでポイントなのが強火で手早くすること。弱火で時間をかけてしまうと中の水分と一緒にうまみまで逃げてしまいます。素早く全体の皮をしっかり焼きましょう。
③皮を黒く焼いたら、冷水につけて粗熱をとります。粗熱が取れたらヘタのほうから縦方向に皮を剥いていきましょう
ゆでる
ナスはゆでることで柔らかいふわふわとした食感になります。
こちらも簡単で、水洗い後に10分程水につけあくをぬいたあと、3分程ゆでるだけです。
お湯からあげた後はすぐに氷水に入れて冷やすことで、変色を防ぐことができます。
生で
ナスはなんと生でも食べることができます。
しかしナスを生で食べる場合には必ずあく抜きをしなければなりません。
あく抜きの方法には大きくわけて二つの方法があります。
➀ナスのヘタとガク部分を切りカットしたあと、塩水に10分程つけておく
②ナスのヘタとガク部分を切りカットしたあと、キッチンペーパーの上に並べて直接塩をふりかけ、出てきた水分を拭きとる
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食べ方別にカロリーを比較
では食べ方によってナスのカロリーはどのように変化していくのでしょうか。
まずナスのカロリーで注意をしておきたいのが油です。
ナスは非常に油を吸収しやすく、揚げ物や炒め物などの油を使った料理だとカロリーが跳ね上がってしまいます。
一般的に食べる一人前の量でカロリーをまとめてみたので、参考にしてみてください。
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ナスの天ぷら
一人前のカロリー:107kcal
ナス100gが22kcalだったことを踏まえると、油の影響を多く受けていることがわかります。
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焼きナスのお浸し
一人前のカロリー:32kcal
これは油は使用していないので、調味料などのカロリーの影響のようです。
ナスの漬物
一人前のカロリー:3kcal
漬物は主食ではないので一人前の総量自体が少ないのが影響しているようです。
ナス自体のカロリーがもともと低めなので、あまり大幅にカロリーが減ることはないようですが、一緒に調理する食材や油の影響で大幅なカロリーUPに繋がります。
ダイエットにおススメレシピは?
ナスと油の組み合わせは最高に美味しいですが、ダイエットの際には少しでもカロリーを抑えたいはず。
そんな時には、油の吸収を抑えてカロリーオフにするとよいでしょう。
ゆでたり漬物にするのはもちろんですが、焼く際にはフライパンではなくグリルを使ってみたり、蒸すために電子レンジで加熱したりすれば、油を使用しなくて済みます。
まとめ
ナスの調理方法とカロリーについてまとめてみました。どんな食材とでも、そんな調理方法でもおいしく食べられる万能野菜だからこそ、その時の状況に合わせてカロリーも調節できたら嬉しいですね。
ぜひ参考にしてみてください。
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