水菜はいろいろな料理につかえる万能な野菜です。鍋や煮物にいれて、たっぷりと食べるのもおいしいですし、生のままサラダにしてもしゃきっとしてまた違うおいしさがありますよね。水菜がしなっとしてしまい、困ったことはありませんか?
そんな方のために、今回は水菜の保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍・常温に分けてまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
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水菜ってどんな野菜?
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
原産地 | 京都府 |
由来 | 流水をあぜに引き入れて栽培したことから |
英語でいうと | Potherb Mustard |
別名 | キョウナ(京菜) |
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水菜には老化やがんを防ぐといわれているβカロテンやビタミンC が豊富に含まれています。
関西では昔からなじみのある野菜でしたが、全国に広まっていったのは2000年代くらいからといわれています。
現在では食卓によく並ぶ野菜の一つですよね。ちょっとサラダにいれるだけでもいいアクセントになります。いろいろな食べ方ができる野菜ですね。
水菜の旬のシーズンは春から秋
水菜は春から秋までが旬の野菜です。アクがなく、肉や魚の臭みを消す作用もあるので冬場に活躍する鍋料理にはぴったりですね。鍋にいれてさっと火を通した旬の水菜は、歯ごたえや風味も楽しめます。
新鮮な水菜の見分け方
水菜を長持ちさせるためには、買うときに新鮮な水菜を選ぶこともポイントです。新鮮な水菜を選んで、水菜にあった保存方法をすると長持ちします。
新鮮な水菜を選ぶ3つのポイント
- 葉先がピンとしてみずみずしい
- 茎の部分は白く細くハリとツヤある
- 葉の緑と茎の白い部分がはっきりと分かれている
水菜は葉先の部分がハリのあるものが鮮度がよいです。そして水菜の茎の白い部分が半透明になって痛みかけているものは避けましょう。
ちなみに水菜は水耕栽培と路地栽培があります。路地栽培の方が株自体の大きさがあり、風味も強いので料理に合わせて使いわけるのもおすすめです。
次に水菜の保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍・常温に分けてみていきましょう。
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水菜を冷蔵で保存する場合
保存期間の目安
冷蔵での保存期間の目安は1~2日です。
冷蔵での保存方法
冷蔵で保存する場合には、水菜を丸ごと新聞紙でくるみ、ポリ袋にいれます。そしてビニール袋の口を軽くとじて、冷蔵庫に立てて保存するのがおすすめです。
- 水菜を丸ごと新聞紙でくるむ・・・水菜の水分を保つため、新聞紙でまるごとくるみます。
- ポリ袋にいれて、軽く口をとじる・・・ポリ袋にいれるときは、軽く口を閉じる程度にしましょう。
- 冷蔵庫には立てて保管する・・・水菜を冷蔵保存するときは、立てて保管しましょう。水菜は縦に成長する野菜です。横に寝かせてしまうと、水菜にストレスがかかってしまい傷みやすくなります。
水菜を冷凍で保存する場合
保存期間の目安
冷凍での保存期間の目安は1か月です。
冷凍での保存方法
冷凍保存をする場合は、水菜をゆでて小分けにしてラップにくるみ保存するのがおすすめです。
- 水菜を軽く洗い、熱湯でさっとゆでる・・・ゆでるときに、水菜の歯ごたえを残すためにさっとゆでるのがポイントです。
- 水気をしぼって、包丁で使いやすい大きさに切る・・・ご自身に合った大きさに切ると、料理するときに使いやすくなります。
- 小分けにしてラップにつつみ冷凍庫で保存する・・・小分けにすることで、一度に使い切る必要もなくなります。そして料理をするときの使い勝手がよいです。
お味噌汁や鍋にいれるときは、冷凍のまま料理にいれて使えます。手軽でちょっと野菜を足したいときには嬉しいですよね。
お浸しなどにしたいときは、前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。
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水菜を常温で保存する場合
保存期間の目安
常温での保存期間の目安は1~2日です。
常温での保存方法
水菜はあまり常温保存が向かない野菜です。冬場の気温の低いときに、直射日光が当たらない場所で保存しましょう。夏場は冷蔵保存か冷凍保存をおすすめします。
- 冬場の気温の低い時期・・・水菜は水分がたっぷりと含まれた、みずみずしい野菜です。そのため常温で保存しているとしおれてきます。夏場には常温保存は向いていません。どうしても常温で保存するとなったときには冬場なら少しはもつでしょう。
- 直射日光を避けて、縦に保存する・・・常温保存をするときは、極力傷みにくくするために、直射日光を避けて縦に保存しましょう。
まとめ
今回は水菜の保存方法を冷蔵・冷凍・常温に分けて、保存期間の目安と保存方法をまとめました。
- 冷蔵の保存期間の目安:1~2日
- 冷凍の保存期間の目安:1か月
- 常温の保存期間の目安:1~2日
保存期間はあくまでも目安です。野菜自体の鮮度や保存環境の細かな誤差によって多少前後するので注意してくださいね。
やはり適切な保存方法をしてなるべく早めに食べきるほうがおいしくいただけます。
旬のシーズンにお鍋やお浸しなどにしておいしい水菜料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。
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