都塚古墳はピラミッド型のお墓？解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

奈良県高市郡明日香村、古墳が多く存在するこの地に『都塚古墳』はあります。読み方は”とづか”ではなく、”みやこづか”と読みます。

日本ではとてもめずらしいピラミッド型を持つ古墳として知られています。

今回はそんな『都塚古墳』を一緒に見ていきましょう！

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都塚古墳とは

『都塚古墳』は元旦になると金鶏が鳴くという伝説があるということから、「金鳥塚」という別名があります。

築造時期は古墳時代後期の6世紀後半と考えられており、被葬者は当時、この辺り一帯に勢力を持ったとされている蘇我氏の一族のひとり、蘇我稲目である定説があります。

さらに『都塚古墳』の築造には3万人もの労力が投入されたと考えられています。

大きさは1辺約28メートル、高さ約4.7メートルを誇り、尾根上に存在する大型の方墳です。特徴として「階段ピラミッド」の形状をしており、詳しくは後述します。

2017年に国の史跡に登録されました。

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都塚古墳の基本情報

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出土品

土師器、須恵器、鉄製品である刀子・鉄鏃・鉄釘・小札・瓦器などが出土しています。

都塚古墳はピラミッド型？

先述したように『都塚古墳』は「階段ピラミッド」の形状をしています。

この形状は日本では似たような例がないため、非常に貴重なものとされています。

墳丘の表面に積み石を4段階段状にしており、各段0.3-0.6メートルであったと推測されています。

日本では例がない、さらに古墳の築造が前方後円墳から別の形を模索している時期であったため「階段ピラミッド」のような形になったと考えられています。

「階段ピラミッド」の参考にしたのは5世紀頃に高句麗・百済で見られる階段状積石塚ではないかと考えられており、関連性を調査しています。

石室が見られる？

『都塚古墳』には石室があり、横穴式石室となっています。全長約12.2メートル、玄室部は長さ約5.3メートル、最大幅2.95メートル、高さ約3.5メートル、羨道部長さ5.9メートル、幅・高さ約1.9メートルです。

内部には家形石棺が納められており、これは凝灰岩を用いて作られたと考えられています。

さらに出土品から木棺があった可能性も指摘されています。

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都塚古墳へのアクセス

車

近隣に駐車場などがないため、公共交通機関の利用をおすすめします。

電車・バス

橿原神宮前駅からバスで30分（石舞台下車）

都塚古墳周辺のランチおすすめ3選

cafe ことだま

歴史ある酒蔵を改装したカフェです。お洒落な雰囲気の中でパフェやケーキ、タルトを食べることができます。

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創作フレンチ　榛

和の雰囲気を感じる店内に食器、それでも食べるのはフレンチ。異種交流を感じますが味は絶品なのでぜひ！

手打ちそば処一源庵 

十割蕎麦で美味しくいただけます。蕎麦の香りを楽しみながら飛鳥の雰囲気を一緒に味わえます。

まとめ

いかがでしたか？

今回は日本ではとてもめずらしいピラミット型の古墳である『都塚古墳』のお話でした。

他の古墳とは一味違った形を楽しむことができます。明日香村には多くの古墳が隣接しているので合わせて楽しんでみてください！

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