私はきゅうりが大好きでよく料理を作りますが、水分を抜くのを忘れて失敗した経験がありました。そういった経験からきゅうりの水分の抜き方と塩もみ方法が分かりましたので、本記事で解説していきます。きゅうり料理で失敗しないためにも、早速見ていきましょう。
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目次
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きゅうりの主な栄養素・成分表
まずはきゅうりの主な栄養成分を見ていきましょう。きゅうりは栄養が無いといわれることもありますが、成分表をみてみるとしっかり栄養が入ってます。
エネルギー | 14kcal |
水分 | 95.4g |
炭水化物 | 3.0g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 200mg |
カルシウム | 26mg |
鉄分 | 0.3mg |
葉酸 | 25μg |
ビタミンK | 34μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンB6 | 0.05mg |
ビタミンC | 4mg |
食物繊維 | 1.1g |
※可食部100gあたりの成分となります
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きゅうりに含まれる水分はどのくらい?
きゅうりに含まれる水分はどのくらいでしょうか? きゅうりはほとんど水分で出来ている野菜 です。
きゃうりのシャキシャキしている食感は人気で瑞々しく、生で食べるとより水分を感じることができます。そんなきゅうりの水分含有量は牛乳よりも多いと言われています。
液体の牛乳よりも固体のきゅうりの方が水分が多いのは信じがたいですよね。
水分含有量95%
きゅうりの水分量は95%と言われていおり、ほとんどが水で出来ている事になります。95%が水分で出来ている事も栄養がない野菜として認知された理由と言えるでしょう。ほとんどが水分のきゅうりですが、栄養はしっかりとあります。
きゅうりに代表される栄養素は カリウムやカロチン、ビタミンC です。
ホスホリパーゼという酵素が含まれていて、脂肪を分解する事からダイエットにも注目されています。水分量が95%以上というだけでもダイエットに向いている野菜と分かりますね。
曲がるきゅうりにも水分量が関係している
スーパーなどで曲がっているきゅうりを見かけることは多いと思います。曲がっているきゅうりは、見栄えも悪く料理がしにくい事から敬遠されやすいです。
人によっては曲がったきゅうりを好む人もいます。きゅうりは曲がっていても真っ直ぐでも味に違いはありません。ではなぜ曲がったきゅうりが生まれるのでしょうか。
それは水分量が関係しています。きゅうりは95%以上が水分で出来ていますが、水分量が少ないときゅうりは形が変わりやすくなってしまいます。
栄養不足や気温などもきゅうりが曲がる理由ですが、水分量も関係しています。
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きゅうりの水分の抜き方は?
酢の物やサラダで食べられているきゅうりですが、料理に活用するには水分を抜く必要があります。
一般的には塩もみと言われていますが、塩もみの前に茹でがポイント です。
きゅうりは、茹でる事で水分を抜くことができますが、きゅうりを茹でるなんてイメージできないですよね。食感が悪くなったり、色合いも悪くなりそうと思われがちですが、茹でることで食感も色も良くなるのです。
茹でる事で適度に水分が抜けて、弾力のある食感を楽しめます。また、 茹でる事で雑菌を取り除くメリット もあります。
塩もみ
きゅうりの塩もみは水分を抜くために必要です。茹でる事でも水分は抜けますが、様々な料理に活用するために塩もみは必要不可欠です。
- きゅうりの先端部を切り落として薄くスライスする
- きゅうりに塩水に浸してしんなりさせる
- しっかりと水気を切る
塩水に浸す時間は15分ほどで、塩は水全体の3%を目安にすると良いでしょう。水気を切る際には両手で押さえつけるように握って水分を出すと調味料になじみやすくなります。
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塩もみすると水分が出るのは浸透圧という現象
きゅうりを塩もみすると水抜きができますが、それは水分が外に出てくる浸透圧という現象によるものです。
きゅうりはほとんどが水分で出来ていますが、水分が含まれているのはきゅうりの中の細胞です。
細胞の外側に濃い塩水に触れる事で、細胞の内側も濃度を同じにしようという働きが生まれます。細胞の内側の水分を外に出す事で濃度を調整しようとする浸透圧が起きているのです。
きゅうりが塩もみによって水分が飛ぶ理由は、浸透圧が原因です。
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まとめ
きゅうりを茹でたり塩もみする事で、生のきゅうりにない力強い弾力が生まれます。青臭さや水っぽくもなくきゅうりの旨味が引き立ちます。
水分量の多いきゅうりだからこそ調理する前の一手間が大切です。美味しくきゅうりを食べるためにも覚えておきましょう。
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