五郎山古墳の壁画の公開は？解説とアクセス・周辺おすすめランチまとめ

観察室から実際の石室内部をのぞくことができる！？貴重な五郎山古墳を一緒に見ていきましょう。

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五郎山古墳とは

五郎山古墳は、福岡県筑紫野市にある円墳です。

発見されたのは1947年(昭和22年)と比較的最近で、2年後の1949年(昭和24年)には国の史跡にも指定されています。

墳丘長35mの円墳で、築造されたのは6世紀後半ごろとされています。

石室は前部と後部に2室があり、羨道によってつながっています。

被葬者は不明ですが、かつて筑紫平野を治めていた豪族首長の墓と考えられます。

五郎山古墳では周辺が五郎山公園になっていて、築造された当時の姿を復元した墳丘が整備されていています、

五郎山古墳の基本情報

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出土品

五郎山古墳は、過去に盗掘を受けていますが、発掘調査によって金環(耳輪)、管玉、勾玉、刀子、須恵器などが出土しています。

五郎山古墳の壁画について

引用：https://www.city.chikushino.fukuoka.jp/

五郎山古墳の大きな特徴として上げられるのが、赤、緑、黒の3色を使って描かれた装飾壁画です。

壁画は、巫女や騎馬といった人物や犬やイノシシなどの動物、船、家、武器、旗、太陽といったモチーフを写実的に描いた具象画で構成されています。

被葬者の生前の様子や黄泉の世界を描いたものという説もありますが、この壁画がどういう意味をもったものなのかは古墳の発見から半世紀が経過した現在でも不明のままです。

全国的にみても、こうした壁画のある古墳は非常に珍しいものとなっています。

壁画の一般公開は毎年10月

五郎山古墳の壁画は毎年10月に一般公開されています。

予約不要で入場料も無料の見逃せない機会になっています。

興味のある方はぜひ一度足を運んでみましょう。

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五郎山古墳館へ行こう

引用：https://www.city.chikushino.fukuoka.jp/

五郎山古墳館は五郎山古墳のそばにある、五郎山古墳の紹介や壁画の謎を読み解いていくことを目的とした資料館で、福岡県筑紫野市にある筑紫野市歴史博物館の分館です。

壁画を完全再現した実物大の石室模型

五郎山古墳館では、五郎山古墳の壁画を完全再現した石室の実物大模型が展示されています。

なかには懐中電灯をもって入ることができ、まるで発掘隊になった気分を味わうことができます。

通路部分の羨道が開くようになっているため、玄室の内部が見学しやすくなっています。

古墳に親しむ展示とイベント

五郎山古墳館では、五郎山古墳の解説動画や出土品の展示、壁画の解説コーナーなどがあって、古墳について詳しく知りたい人にはぴったりの場所になっています。

五郎山古墳館ではほかにも、石室の壁画の絵を川原石に描いたりといった、古墳にもっと親しむことのできるイベントも開催されています。

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五郎山古墳へのアクセス

車

九州自動車道「筑紫野IC」から約10分

電車

JR「原田駅」から徒歩約10分

バス

西鉄バス「公園前」下車　徒歩約5分

五郎山古墳周辺のランチおすすめ3選

鮮菜家(せんさいや)

JR原田駅の近くにある和食のお店。人気の日替わりランチメニューは980円で、数量限定となっていますので早めに行くようにしましょう。

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焼肉のつくし

JR原田駅の近くにあるおいしい焼き肉のお店。ランチメニューには、ランチセット(980円)やスタミナランチ(1180円)などがあります。

井手ちゃんぽん 筑紫野原田店

JR原田駅の近くにあるちゃんぽんのお店。こだわりの自家製スープによるちゃんぽん(並盛780円～)がいただけます。

まとめ

五郎山古墳の最大の魅力はなんといっても全国的にも貴重な装飾壁画です。

五郎丸古墳館にある実物大模型で再現された石室の様子を見てみるのもいいですが、やはり10月の石室の一般公開に足を運んでみて、本物の壁画を見てみるのはいかがでしょう。色彩豊かな壁画を眺めて、悠久の古代の世界に想いを馳せながら、この壁画が誰によってなんのために描かれたものなのか、想像を膨らませてみるのも面白いでしょう。

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