私は大根を下処理をしてから料理に使ってから大根料理が好きになりました。そういった経験から大根の下処理方法と、米のとぎ汁を使って大根を煮る方法が分かりましたので、本記事にて解説していきますね。
より美味しく大根を食べるためにも、早速見ていきましょう。
引用:クックパッド
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目次
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大根の下処理方法
大根は下処理をする事でより美味しく食べることが出来ます。ここでは基本的な大根の下処理方法をご紹介します。
面取り・隠し包丁をする
大根を料理で使用する際には、まず面取りと隠し包丁をする事が良いでしょう。面取りは大根の角を取る事で煮崩れせずに形を保つ事が出来ます。
隠し包丁は、十文字に大根に切り込みを入れる事で、味が大根に染み込みやすくなります。味が効率的に染み込む事で、料理の時間の短縮にも繋がります。
ゆでるときは水からゆでる
大根を茹でる時には水から茹でる事もポイントです。大根は火が通りにくい野菜の一つです。お湯から茹でてしまうと外側は柔らかくなりますが、中は芯が残って柔らかくなりません。
じっくり時間をかけて煮込むと表面が煮崩れしてしまうのです。大根を水から煮ることで、煮崩れを防ぎ柔らかく仕上げることが出来るのです。
大根を茹でる時は必ず水から茹でるようにしましょう。
米のとぎ汁、少量の米を入れてゆでるとアクや苦みが抜ける
大根を茹でる際には、米のとぎ汁を使用すると良いでしょう。
大根を茹でるとアクが出てしまいます。米のとぎ汁を使う事で出てきたアクが繊維の中に戻るのを防いでくれます。米のとぎ汁がない場合には少量のお米を入れても良いでしょう。
アク抜きをしっかりできていれば、野菜が持っている旨味や甘味が引き出されて上品な味に仕上がります。
電子レンジを使う
大根はレンジを使用する事で下茹でが出来ます。火が通りにくい大根をレンジに入れて下茹でする事で時間を短縮することが出来ます。レンジで下茹でをすると約6分ほどで出来る時短にも繋がります。
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お米のとぎ汁でなぜ柔らかく煮れるの?
大根をお米のとぎ汁を使う事でアクが抜けて柔らかくすることが出来ます。ですが、なぜ米のとぎ汁を使う事で大根が柔らかく煮ることが出来るのでしょうか。
ぬかの成分が大根特有のにおいとえぐみを吸着してくれる
米のとぎ汁を使って茹でる事で、大根のえぐみと臭いをぬかの成分が吸着してくれます。
苦み、臭みなどのアクが抜ける
大根を普通に煮ると苦味や臭みなどアクが出てしまいます。米のとぎ汁を使う事で、ぬかの成分がアクを吸着してくれます。
透明感がでる
米のとぎ汁で大根を煮ることで透明感が出ます。米のとぎ汁には酵素が含まれていますが、透明感を出すのも酵素の役割です。酵素の働きで白く煮あがるので、大根にも影響して透明感のある美しさを出すことが出来るのです。
味がしみこみやすくなる
米のとぎ汁のぬかには、ビタミンや酵素が多く含まれています。酵素の作用で組織が柔らかくなるので、大根に味が染み込みやすくなります。
輪きりの表面のへこみを防ぐ
米のとぎ汁には米から溶け出したデンプンも含まれています。デンプンの効果によって、大根の輪切りの表面のへこみを防いでくれます。デンプンの粘りによって形が崩れなくなります。
大根のゆで汁を活用
大根を煮た後の茹で汁は捨ててしまうという人も多いのではないでしょうか。大根を煮た後の茹で汁には、大根の旨みが出ています。大根の出汁が出た茹で汁はスープを作るときのベースてしても活用することができます。
お味噌汁にアレンジして食べる
大根を煮た後の茹で汁は、お味噌汁にアレンジすると良いでしょう。大根の出汁が出た茹で汁は具材と味噌汁を加えて煮立たせるだけと簡単です。大根を茹でたついでにもう一品作れるエコなアレンジです。
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まとめ
大根の下処理方法と米のとぎ汁を使った柔らかく煮る方法を解説していきました。大根を美味しく食べるためには面取りや隠し包丁、水から茹でるなど下処理をすることが大切です。
お米のとぎ汁を使って大根を茹でるとアクが出て柔らかく料理することが出来ます。大根を美味しく食べるためにも下処理はしっかり行うようにしましょう。
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