茶山古墳を解説!アクセス・周辺おすすめランチまとめ

大阪府堺市、日本の政令指定都市としても知られているこの街に茶山古墳はあります。

隣には全長525メートルを誇る大型の前方後円墳である大仙陵古墳があります。『茶山古墳』は大仙陵古墳との関係もさることながら、日本でも非常にめずらしい古墳として知られています。

今回はそんな『茶山古墳』を一緒に見ていきましょう!

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茶山古墳とは

『茶山古墳』は宮内庁管轄下の百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)として仁徳天皇の陵墓である大仙陵古墳の陪塚です。

陪塚とは本墳の被葬者の近親者や従者を葬ったとされている墓のことで、大仙陵古墳には”12”の陪塚があります。そのため、『茶山古墳』も宮内庁の管理下に置かれています。

『茶山古墳』がある場所は大仙陵古墳の後円部外側にあり、三重濠に張り出すように作られています。

形状は円墳となっており、陪塚の多くが円墳の形を成しているため、『茶山古墳』もそのひとつと考えられています。

一方で、陪塚のような付属墳が濠に挟まれるような形で作られているのは類を見ず、我が国では『茶山古墳』以外には大安寺山古墳のみが確認されています。

大きさは直径56メートル・高さ9.3メートルとなっており、構成する”12”の陪塚の中では真ん中くらいの大きさです。

築造時期は大仙陵古墳と同様に5世紀中頃の古墳時代中期と推定されています。

『茶山』という名前の由来は大阪城を築き、天下人になった豊臣秀吉が仁徳天皇陵古墳で狩りを行い、仮の住居を構え、この場所を『茶山』と呼んだことから由来していると言われています。

2019年(令和元年)に世界文化遺産(百舌鳥・古市古墳群)のひとつとして登録されました。

茶山古墳の基本情報

読み ちゃやまこふん
所在地 大阪府堺市堺区大仙町
営業時間 無料
入場料 無休
形状 円墳
大きさ 直径56メートル・高さ9.3メートル
時代 古墳時代中期
作られた時期 5世紀中頃

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出土品

宮内庁の管轄下にあり、本格的な発掘調査が行われておらず不明なままです。

茶山古墳周辺の観光スポット

ここからは『茶山古墳周辺』の観光スポットを紹介します。

商人の街、大阪には見どころがたくさんあります!ぜひ、歴史と一緒に観光も楽しんでください。

見どころ1:堺市博物館

大仙公園内に作られた博物館です。

館内には常設展を初めとして、古墳シアターを無料で楽しむことができます。

美術品も展示されており、観音菩薩立像など国の重要文化財として指定されているものも見ることができます。

堺市の歴史を感じるにはぴったりの場所です。

見どころ2:千利休屋敷跡

“お茶の人”というイメージが強い、千利休は実は堺市の生まれです。

屋敷跡のため、現存するのは井戸のみですが千利休ゆかりの大徳寺山門の古い部材で建てられています。

見どころ3:菅原神社

ゲンジボタルとヘイケホタルを人工的に飼育しており、毎年6月の2日間期間限定で菅原神社の庭で一般公開されています。境内は参拝自由のため自由に行き来ができます。

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茶山古墳へのアクセ

大仙陵古墳付近には4カ所の駐車場があるため、空いているところをご利用ください。

電車・バス

JR阪和線・南海高野線「三国ヶ丘」駅 北西へ徒歩6分

茶山古墳周辺のランチおすすめ3選

八幡そば

美味しい日本酒とお蕎麦をいただけるお店です。中でも鴨せいろ蕎麦は虜になるほどの美味しさなんだとか。

住所 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町4丁目263
TEL 072-252-8585
営業時間 11:30~14:00、18:00~21:00
定休日 木曜
11席
駐車場

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お食事処花茶碗 

メニューに「古墳カレー」というものがあり、古墳ファンであれば訪れてほしいお店です。

古墳の形で盛り付けされたカレーが登場します。

住所 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2-265
TEL 072-244-8725
営業時間 11:00~19:00
定休日 不定休
駐車場

ぬま田

大阪といえば「うどん」がソウルフードですが、THE大阪のうどんを味わうことができます。お昼にはお得なセットもあるのでおすすめです。

住所 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町1-26-8
TEL 072-255-0023
営業時間 [平日]11:30~14:00、19:00~翌2:00

[日・祝]18:00~22:00
定休日 水曜
32席
駐車場

まとめ

いかがでしたか?

今回は大仙陵古墳の陪塚である『茶山古墳』についてのお話でした。

非常にめずらしい場所にあることで大仙陵古墳の被葬者との関係も気になりますね。そんなことを考えながら見てみるのもおもしろいかもしれません。

ぜひ、見に行ってみてください!

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