浴衣の帯結び!男性の場合は?簡単に結ぶコツは?

男性も浴衣を着よう!

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夏のお祭りや花火大会、浴衣を着ている女性は多く見かけますが、浴衣姿の男性はあまり見かけないので残念です。
着物や浴衣は、着慣れないと敷居が高く感じられるかもしれません。
でも、腰をキュッと帯で締め、姿勢良く凛とした姿は、素敵ですよね!

男性の浴衣は、羽織るだけなので女性よりも簡単なのですが、帯結びが難しいと思われているようです。
ここでは、男性の浴衣に代表的な帯結び「貝の口」をご紹介します。


帯結びは「貝の口」を覚えよう

男性の浴衣には、角帯という男性用の帯を使用します。

きりっとした浴衣姿には、「貝の口」という結び方がおすすめ。まずはこれをマスターしておけば大丈夫です!

阪急百貨店の浴衣売り場による、男性の浴衣の着付けをご紹介した動画です。
帯結びだけでなく、必要な肌着の紹介から、浴衣を着て帯を締めるところまで説明されています。文字の解説と口頭の解説、さらに撮影角度もとても分かりやすく紹介されていますので、是非ご参考ください。

◎阪急百貨店 男性浴衣の着方・帯の結び方



 

貝の口のポイントは、後ろはやや上げ、前は下がり気味にすることで、キリッとして見えます。
あまり高い位置で締めずに、
腰骨のあたりで締めることもポイントです。
洋服のベルトと同じで帯は存在感がありますので、結び方は同じでもちょっとしたことで格好よく見えますよ。

 

温泉浴衣の帯は蝶むすびで

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ちょっと贅沢する休日には、温泉で日頃の疲れを癒すことを至福の時間を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

温泉通にはなっているけど、実は浴衣を着こなしていない…..
浴衣を羽織ったものの、帯をどうして良いか分からない…..
はだけない程度に何となく前で結んでいる….という方も多いですよね?
さらには、面倒臭くて、毎回Tシャツとジャージ持参!なんてことも。

せっかく温泉に行ったのならば、男性も浴衣を着ましょう!
気持ちよい温泉からあがったら、浴衣をサラッと着てリラックス。
普段浴衣を着ない男性でも、温泉宿に用意されている浴衣を着こなせる簡単な帯の結び方をご紹介します。

通常、男性が浴衣を着る際には、男性用の帯「角帯」で「貝の口」結びをすることが多いですが、温泉宿の浴衣は、着たらそのまま寝具として寝ますので、かなり柔らかい材質の帯になっています。
ですので、気張らずにシンプルな蝶結びをしている方が、温泉宿では素敵に見えますよ。
城崎温泉の若旦那さんたちによって作られた、男性の蝶結びの仕方を紹介している動画です。
(3’00~5’00くらいが帯に結び方です)
◎城崎温泉 若旦那TV 浴衣の着方



 

まとめ

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夏祭りや花火大会に出かける際の、男性の帯結びは「貝の口」をマスターしましょう。
また、温泉宿では「蝶結び」がリラックスできておすすめです。

店頭では男性用の素敵な浴衣や帯をはじめ、グッズが並んでいますし、ネットでも注文できます。
今年の夏は、是非ご主人や彼氏、そして息子さんに似合う浴衣を見立てて、浴衣姿でご一緒にお出かけされてはいかがでしょうか?