東京湾花火大会、2016年は休止!その理由は?復活はいつ?

東京湾花火大会、2016年は休止!

あの東京湾大華火祭(通称:東京湾大花火大会)が東京オリンピックまでの間、中止されるのだそうですよ!

16040401
出典: www.xexgroup.jp
 

え~っ!! というあなた、どうします?
2016年から2020年までということは、5年間も夏の花火大会がないのです。
どうしてなのか?ほかの花火大会は? ちょっと気になるところをピックアップしてみます。
https://youtu.be/o7d-Kk5U0D0


1988年から始まった東京湾大華火祭は、東京湾大華火祭実行委員会と東京都中央区が主催運営してきました。

しかし、2016年からは2020年の東京オリンピック、パラリンピックの選手村がこの花火大会会場周辺にできることとなり、当面の間休止となりました。
花火大会がなくなってしまったわけではないようです。

毎年、8月第2週の土曜または日曜に行われていたこの東京湾大華火祭は、晴海ふ頭沖合の台船からおよそ12,000発の花火が上がり人々を魅了してきました。
隅田川花火大会や神宮外苑花火大会などと並ぶ、東京の夏の風物詩がひとつないのは、さびしい限りですね。

 

東京湾大花火大会の休止の理由はオリンピック準備のため?

毎年、東京の夏を彩ってきた東京湾大華火祭ですが、およそ10万人規模の観客が訪れていました。

つまりのその経済効果も相当なものです。
しかし、その休止が、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの選手村建設のためということですから仕方ありません。
花火のメイン会場は、すでに整備工事に着手しているとのこと。
花火の観客である10万人の安全かつ十分な広さの観覧場所を区内に確保できないための中止だそうです。

16040402
出典:http://uds.gnst.jp
 

今後再開の予定は?

2015年まで、東京の夏を盛り上げてきた東京湾大華火祭です。
いくら東京オリンピック、パラリンピックのためとはいえ、ちょっとさびしい気がするのは皆同じですね。
実際、中央区もその経済効果や日本独自の文化として花火は、世界からのお客様をおもてなしする意味でも大きな効果があるという判断です。

いまのところ具体的な事は決まっていませんが、中央区によると「新たな観覧会場の確保や打上げ場所の調整などを含め東京湾を舞台とした同規模の花火大会が早期に再開できるよう全力で取り組む」とのことです。

同じ場所での開催でなくても同じ規模の花火大会に期待したいですね。
16040403出典: http://parkhoteltokyo.com
 

国を挙げて、やっとの思いで誘致に成功した2020年東京オリンピック、パラリンピック。
思わぬところにその代償を押し付けた格好となりましたが、長年親しまれてきた花火大会ですから、その休止を惜しむ声も多かったようです。
実際、その場に足を運ぶ観客の方だけでも10万人もいるわけですから、その波及効果はかなりのものです。

ただ、いったん休止となると、オリンピックのあともどうなるのか分からないものです。
個人的には、日本の素晴らしい文化ですから、何とか存続してほしいものです。

 

東京都のほかの花火大会についてはこちらの記事をご参考下さい!
花火大会2016年日程~東京都まとめ7月編~