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今年は開催!筑波山ガマまつりは山の日 8月11日です!
筑波山(つくばさん)は、茨城県つくば市北端にある標高877mの山で、
西側の男体山と東側の女体山からなります。
茨城県のシンボルの一つとされている筑波山では、「ガマの油」が有名。
ガマとはガマガエルのことで、「ガマの油」はひび、あかぎれ、
やけどの治療に効果がある軟膏として売られていますが、その成分の詳細は不明です。
ガマ祭りとは、ガマの供養と商売繁盛を願って
筑波山で永く開催されているお祭りです。
毎年9月に開催されていましたが、2015年は直前の9月10日に発生した
茨城県内大雨災害の影響で、残念ながら中止となってしまいました。
2016年は開催を早め、 8月11日(木・祝)、
国民の祝日「山の日」に行うことを決定しています。
イベント盛りだくさんの「筑波山ガマまつり」、ちょっと変わった面白いお祭りです。
◎「筑波山ガマまつり」公式HP
ガマの油売り 面白い口上は必見です!
[引用元:http://www.ttca.jp/?p=5212&]ガマの油売りは、ガマの油で商売が繁盛した人が
ガマの油を生み出した人の供養と商売繁盛を祈願し、
永く開催されているものです。
この軟膏は、薬としての効用よりもそのおもしろい売り方で有名です。
縁日やお祭りの街頭で、おかしい口上で客を集め、
香具師が販売は思わず買ってしまう、一見の価値ありです。
◎ガマの油売りはこんな感じですhttps://youtu.be/xYC_zyCjeL0
【おもしろい口上】
“サアーサアーお立ち会い
ご用とお急ぎでない方はゆっくりと聞いておいで。
遠出山越え笠のうち、聞かざる時は物の白黒出方善悪がとんと分からない、
山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴ると言いども
童子来って鐘にしゅもくを当てざればとんとカネの音色がわからない。
サテお立ち会い
手前ここに取りいだしたるは筑波山名物ガマの油、
ガマと申してもただのガマとガマが違う、これより北、北は筑波山のふもとは、
おんばこと云う露草をくろうて育った四六のガマ、四六五六はどこで見分ける。
前足の指が四本、後足の指が六本合わせて四六のガマ、
山中深く分け入って捕いましたるこのガマを四面鏡ばりの箱に入れるときは、
ガマはおのが姿の鏡に映るを見て驚き、タラーリタラーリと油汗を流す、
これをすきとり柳の小枝にて三七二十一日間、
トローリトローリと煮つめましたるがこのガマの油。
この油の効能は、ひびにあかぎれ、しもやけの妙薬、
まだある、大の男の七転八倒する虫歯の痛みもぴたりと止まる、
まだある出痔いぼ痔、はしり痔、はれもの一切、
そればかりか刃物の切れ味を止める。
取り出したるは夏なお寒き氷のやいば、1枚の紙が2枚、2枚の紙が4枚、
4枚の紙が8枚、8枚の紙が16枚、16枚が30と2枚、
32枚が64枚、64枚が一束と28枚、
ほれこの通り、ふっとちらせば比良の暮雪は雪降りのすがた。
これなる名刀も一たびこのガマの油をつける時はたちまち切れ味が止まる、
おしてもひいても切れはせぬ。
と云うてもなまくらになったのではない、
この様にきれいにふきとるときは元の切れ味となる。
サーテお立ち合い
この様にガマの油の効能が分ったら遠慮は無用だ、
どしどし買って行きやがれ!”
[引用元:http://wasshoi.gooside.com/gama.htmより]
カエルのかぶり物で走り抜ける!とってもキュートなガマレース
[引用元:http://www.ttca.jp/?p=5212&]ガマレースとは、筑波山の門前通りをカエルのかぶり物をかぶって
一気に駆け上がるという、なんともユニークなイベントです。
Tsukuba Gama Raceの頭文字をとり、通称「TGR」と呼ばれています。
ガマによって、筑波山に材をもたらしたと言われており、
御利益を参加者に分け合おうというガマレースは毎年大変な盛り上がりを見せます。
未就学児の「おたまじゃくしの部」から、60歳以上の「がま仙人の部」まで、
年令に応じて8つの部に分かれており、18歳以上の男女ペアによるカップルの部も…。
入賞すると、ガマキングなる称号を得ることが出来ます。
子供から大人まで、幅広い年代で誰でも楽しめる、市民参加型の大イベントです。
大勢のカエルが一斉に走るところを、是非ともナマで見てお楽しみください。