ヨウ素

ヨウ素は成長や代謝に欠かせない栄養素で、体内で重要な働きを行っています。

ヨウ素を普段意識して摂っている方は少ないかと思いますが、欠乏しても摂り過ぎても甲状腺に影響する栄養素なのです。

ヨウ素の効果や含まれる食品をご紹介します。

ヨウ素ってどんな栄養素?

化学記号 I
体内分布 甲状腺
機能 ・発育を促進

・基礎代謝の促進
摂り過ぎると ・甲状腺肥大

・甲状腺腫
不足すると ・甲状腺肥大

・甲状腺腫
食べ物 サバ、マイワシなどの魚介類や干しひじきやまこんぶなどの海藻類

ヨウ素の1日の摂取基準(㎍/日)

性別 男性 女性
年齢等 推奨量 上限量 推奨量 上限量
0~5カ月 250 250
6~11カ月    250 250
1~2歳 35 250 50 250
3~5歳 45 350 60 350
6~7歳 55 500 75 500
8~9歳 65 500 90 500
10~11歳 80 500 110 500
12~14歳 100 500 140 1200
15~17歳 100 1200 140 2000
18~29歳 95 2000 130 3000
30~49歳 95 3000 130 3000
50~69歳 95 3000 130 3000
70歳以上 95 3000 130 3000

ヨウ素の機能・効果

ヨウ素の働き

甲状腺ホルモンの重要な成分になる

ヨウ素は体内に10mgほど含まれており、そのほとんどは甲状腺に集中し、甲状腺ホルモンの成分となっています。

甲状腺ホルモンは全身の基礎代謝を促進したり、酵素の消費量を増加させます。

幼児では成長促進に欠かせないホルモンの元になります。

過不足するとどうなる

過剰でも不足でも甲状腺が肥大する

ヨウ素は摂り過ぎると甲状腺ホルモンの合成ができなくなり、甲状腺が肥大して甲状腺腫となります。こんぶの摂り過ぎによって発症した例があります。

欠乏しても甲状腺が肥大し、機能が低下します。

海産物を良く食べる日本人の場合には不足することはほとんどありません。

 

ヨウ素を多く含む食べ物

ヨウ素はサバやマイワシなどの魚介類や干しひじきやまこんぶなどの海藻類に豊富に含まれています。

 

食べ合わせない方が良い食材

ヨウ素が多く含まれるわかめ×キャベツ

ヨウ素の吸収を阻害する食材としてキャベツやとうもろこし、たけのこ、さつまいも、大豆などがあり、甲状腺へのヨウ素へのヨウ素の蓄積を阻害し、甲状腺腫を起こす成分が含まれています。

通常食べる量であれば組み合わせても問題はありませんが、食べ過ぎには注意しましょう。

 

まとめ

ヨウ素は成長や代謝を促す甲状腺ホルモンの成分として欠かせない栄養素です。

ヨウ素は不足しても摂り過ぎても甲状腺の肥大や甲状腺腫に繋がるため、炭水化物、タンパク質、野菜の揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。

海藻類を良く食べる日本人は不足しづらいですが、ヨウ素が多い魚介類や海藻類を積極的に摂れると良いですね。