スーパーの焼き芋はなぜ甘いの？理由･添加物はない？｜甘いさつまいもの品種も！

スーパーで手軽に購入できる「焼き芋」。冬の食べ物のイメージがありますが、最近ではほぼ通年スーパーで見かけるようになりました。そんな焼き芋ですが、とっても甘みがありますよね。なぜスーパーの焼き芋は、あんなに甘いのでしょうか？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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スーパーの焼き芋は甘い！

昔は近所に石焼き芋屋さんが来て販売しているのが一般的でしたが、最近は焼き芋屋さんも減ってスーパーで手軽に手に入るようになりました。スーパーの焼き芋も、かなりクオリティが高いと思いませんか？

ねっとりした食感に濃厚な甘さで、筆者もびっくりしたことがあります。１本200円前後とリーズナブルなので、なぜあんなにも甘い焼き芋なのでしょうか？「スーパーの焼き芋の甘さの秘密」について、着目してみました。

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スーパーの焼き芋はなぜ甘い？その理由は？

スーパーの焼き芋が甘い理由は２つあります。何気なく食べているスーパーの焼き芋ですが、このような工夫がされていました。

焼き芋用の甘い品種を使用している

まずは素材の問題で、そもそも「焼き芋用の甘い品種を使用している」ことが１つめの理由です。甘い品種を使用することで、それ以外のさつまいもを使用するのとは仕上がりの甘さが大きく異なります。焼き芋用に向いている甘い品種は、このようなサツマイモです。

聞いたことのある品種はありましたか？名前に「紅」と入っているものが多いですが、加熱すると濃い黄色になる綺麗な品種です。また、「鳴門金時」も甘いサツマイモとして有名ですね。

低温でじっくり焼いている

そして、 「低温でじっくり焼いている」 ことが２つ目の理由です。さつまいもを甘くするためには、でんぷんを麦芽糖に変化させる必要があります。その変化に大切なのが調理温度です。

でんぷん→麦芽糖への変化には「アミラーゼ」という酵素成分が不可欠で、アミラーゼを活発にさせるのは40〜60度と言われています。アミラーゼは90度以上になると働かなくなるため、40〜60度をキープすることがサツマイモを甘くするコツなのです。

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サツマイモにはどんな品種がある？

焼き芋には、紅はるか・鳴門金時・紅あずま・紅乙女などの品種が甘くて向いていることがわかりましたが、サツマイモにはまだまだ知られていない品種がたくさんあります！

それぞれ色や味などの特徴が異なるので、面白みがありますよ。最近では珍しい品種のサツマイモをネットで取り寄せることもできます。

下記の記事では「サツマイモの品種22種の特徴や生産地・値段」などをまとめていますので、是非チェックしてみてください。

スーパーの焼き芋は安全？皮の衛生面は？

スーパーの焼き芋があんなにも甘い理由は、品種と低温調理が秘訣であることがわかりました。しかし、安全性や衛生面は大丈夫なのでしょうか？

スーパーの焼き芋は、紙袋に入っていて皮が見えた状態で販売されているので、 空気中の菌が付着したり、店員さんが並べる際に手に触れている可能性 はあります。けれども、皮は剥いて食べるものなので、皮剥きすれば綺麗な状態の焼き芋です。

また、 スーパーの焼き芋に添加物は含まれていない ので安心しましょう。甘くする何かが使われているのでは…？と思うかもしれませんが、サツマイモ本来の甘さですので危険性はありません◎

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スーパーの焼き芋アレンジレシピ

スーパーの焼き芋はとても甘いので、そのまま砂糖を加えずにアレンジすることができます。焼き芋を使ったオススメアレンジレシピをご紹介します。１本丸ごと食べるのはちょっと多いかも…という時は、別のものにアレンジすると飽きずに美味しく食べることができますよ◎

スイートポテト

スイートポテトはさつまいもお菓子の定番ですね。焼き芋は加熱によって甘さが十分引き出されているので、砂糖を入れる必要はありません。また、ねっとりしているのでバターや生クリームを加えなくても滑らかに作ることができます。

形成して表面に卵黄を塗ったら、表面が焼けるまでトースターで温めるだけ！簡単にスイーツポテトが作れてしまいます。

焼き芋パン 

焼き芋パンは、パン生地に潰した焼き芋を練りこんで焼き上げるお菓子パンです。やみつきになる焼き芋の甘みで、お子様のおやつや朝ごはんにもオススメです。

まとめ

「スーパーの焼き芋が甘いのはなぜ？」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

スーパーの焼き芋はねっとりとして甘みが強いですが、その秘密は品種や加熱温度にありました。なかなか家庭で作れるものではないので、焼き芋を食べたい時は手軽にスーパーで購入しましょう♩

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