鶯宿の特徴・旬の時期まとめ|加工にも使いやすい中粒の梅

梅には大中小いろいろなサイズのものがありますが、中粒に分類される梅に「鶯宿(おうしゅく)」という品種があります。なかなか珍しい品種の梅ですが、みなさんはご存知でしょうか?今回は、

  • 鶯宿の特徴まとめ
  • 鶯宿の旬の時期と生産地
  • 鶯宿のスーパー価格とネット価格比較
  • 鶯宿のオススメの食べ方

について紹介いたします。

画像引用:旬の食材百貨

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鶯宿ってどんな梅?

読み方 おうしゅく
旬の時期 6月
主な生産地 徳島県
粒サイズ 中粒

読み方  

「鶯宿」はそのまま「おうしゅく」と読みます。

特徴

鶯宿は中粒サイズの梅の品種で、主に徳島県で栽培されています。1粒25〜30gほどの重さで、梅酒用として青梅の状態で収穫されることが多い品種です。

ほどよい酸味を持ち、果肉は厚く硬いのが特徴です。主に梅酒や梅ジュース・梅干しへの加工用として利用されています。

鶯宿梅は古来からあるとされる在来種の梅で、平安時代の逸話にも登場しています。栽培が難しい品種なので流通量は少なく、梅干しにする際シソの赤色が入りづらいといった特徴もあります。

梅には疲労回復を助けるクエン酸や、美容に良いビタミンC・E、鉄分などが含まれています。

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鶯宿の旬の時期と主な生産地  

では、鶯宿の「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。

旬の時期はいつ?  

鶯宿は、6月中旬〜下旬にかけた梅雨の時期に旬を迎えます。梅全体としても6月を旬としていますよね。

主な生産地はどこ? 

鶯宿の主な生産地は、徳島県となっています。他には奈良県や大分県でも栽培されていますが、梅の生産地ベスト3は、和歌山県が全国第1位、群馬県が3位、三重県が3位です。

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鶯宿の価格相場ってどのくらい?

鶯宿は、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。

スーパーだと  

鶯宿は5月下旬〜6月下旬からにかけた時期にスーパーに並びますが、1kg1,500円ほどで出回りますが、希少な品種なので直接手に入れるのは難しいかもしれません。

ネット通販だと

旬の時期に鶯宿は、ネット通販でお取り寄せも可能です。サイトによっても価格は異なりますが、6月をメインにお取り寄せが始まるので、旬の時期には是非チェックしてみてください。年に1度しかないチャンスです。

また、梅干しに加工済みのものであれば通年販売されていますよ◎ できあがったものが食べたい!という方にはオススメです。

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鶯宿のおすすめの食べ方

鶯宿を使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。是非実践してみましょう♩堪能できるオススメ梅料理はこちらです。

梅の実ひじき

普段のひじきに梅をプラスすることで、ふりかけ感覚で食べることのできるひじきに変身します。梅の種を取りよくカットしたら、ひじきが仕上がる直前に投入しましょう!

甘露煮

引用:梅のある生活

「甘露煮」はあまり馴染みのない方もいるかもしれませんが、梅の美味しさがギュッと詰まったほっこりする日本のお菓子です。

作り方
  1. 取り出した梅を鍋に並べ、水と砂糖を入れよく煮詰める
  2. 果肉がやわらかくなったら取り出して冷蔵庫で保存する

甘露煮は、口に入れると溶けるように崩れる梅スイーツです。冷やして保存するので暑い夏にもさっぱりと爽やかなテイストで、特に大粒の梅を使って梅シロップを作った時にオススメの一品です。果肉の厚さを存分に楽しんでみてください。

梅ジュース

梅シロップを使って作りたいのが「梅ジュース」です。シロップにいろいろな飲み物を組み合わせることで沢山のバリエーションが生まれます。

下記の記事内では「牛乳」「ヨーグルト」「レモン」という意外なものと梅酒をコラボさせた梅ジュースレシピを紹介しています!是非チェックしてみましょう▼

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まとめ

「鶯宿」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

鶯宿の特徴まとめ

  • 果肉が硬いのが特徴の在来種の梅
  • 梅干しよりも梅酒や梅シロップへの加工向き

鶯宿は旬の時期にはネットでのお取り寄せも可能ですので、是非梅仕事がお好きな方はチェックしてみてくださいね。栽培が難しいということもあり、直接入手できるほど出回る可能性がとても低い品種なので、是非ゲットしてみましょう。

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