高菜・野沢菜・からし菜!それぞれどう違うの?特徴や見分け方まとめ

お漬物にするとおいしい高菜・野沢菜・からし菜ですが、それぞれどう違うかご存知ですか?見た目がよく似ていて区別できない方も多いのではないでしょうか?この記事では、高菜・野沢菜・からし菜それぞれの特徴と違いについて解説します!

この記事を読んでわかることはこちらです。

  • 高菜・野沢菜・からし菜の違い
  • 見分け方

高菜と野沢菜の共通点

日本三大漬け菜

日本にある漬け菜の中で、とりわけ有名なものを「日本の三大漬け菜」といいます。日本の三大漬け菜がどの野菜の漬物のことかいうとこちらの3つです!

  • 野沢菜漬け
  • 高菜漬け
  • 広島菜漬

高菜と野沢菜は、「日本の三大漬け菜」として数えられている点で共通しているのです!

ちなみに「広島菜」というのは、その名の通り広島県原産の漬け菜で、アブラナ科に属する野菜で白菜の一種です。通常1株が2~3kgとかなり重量があり、葉は大きく幅も広いのが特徴です。ほぼ全ての部位を広島菜漬として使用されます。程良い歯切れ、豊潤な風味、わさびのようなピリッとした辛味が特徴です。

高菜と野沢菜の違い

それでは、野沢菜と高菜にはどのような違いがあるのか見てみましょう!

野沢菜は元々カブ

野沢菜はアブラナ科の二年生植物です。長野県を中心とした信越地方で栽培されてきた野菜で、その地方の特産・野沢菜漬けの材料として使われています。別名、信州菜(シンシュウナ)とも言います。茎と葉の丈は50〜90cm程度にまで成長します。収穫しないで越冬すると、春には黄色い菜の花が咲かせます。

野沢菜は、カブに由来する別の変種だと考えられています。生産地である長野県の野沢温泉村では蕪菜(かぶな)と呼んでいましたが、大正時代に開設されたスキー場を訪れたスキー客が蕪菜の漬け物に感激して「野沢菜漬け」と愛称を付け、それが全国的になって野沢菜、野沢菜漬けという呼び名が定着したと言われています。

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高菜は元々からし菜

高菜も野沢菜と同じアブラナ科の野菜で、からし菜の変種です。20~60cmほどの丈に成長し、近縁の野菜としては小松菜や、かつお菜などが知られています。

からし菜は元々、西アジア、インド、北アフリカなどでは香辛料や油料として用いられ、中国や東アジアなどでは野菜用として用いられてきました。日本の古書に「加良之」や「多加菜」などの名前で表記され、そこからからし菜が関東地方で発達し、高菜は関西より南側で主に発展していきました。

見た目の違いと見分け方

野沢菜と高菜は葉の形が違うので見た目で簡単に見分けることができます。

  • 野沢菜・・・カブや大根によく似た葉の形をしています。切れ込みが多く、葉が放射線状に伸びているのが特徴です。
  • 高菜・・・幅が広くて、切れ込みがなく縮れたており、サイズも大きいのが特徴です。葉の外側は固いですが、内側は柔らかいので生食ができるほどです。品種によって、葉が紫がかっている場合もありますが基本的には濃い緑色が特徴です。

明らかに葉の形が違うため、一目瞭然で、簡単に見分けられますね。

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高菜とからし菜の共通点

高菜はからし菜から生まれた

高菜とからし菜は厳密にいえば違うものですが、両者とも同じ名で売られることも多々あります。

からし菜の一種や変種とする説も

からし菜も同じくアブラナ科の草で、高菜はからし菜の変種だと言われています。からし菜も高菜も食べるとピリッとした程よい辛味があります。

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高菜とからし菜の違い

分類上は大きさで区別される

味もよく似たからし菜と高菜ですが、分類上は大きさで区分されます。こちらでは、大きさを含めた高菜とからし菜の違いをご説明します。

中型以下がからし菜

長さ20~25cm位で収穫されます。からし菜の葉は大根の葉に良く似ていて、深い切込みが入った形状です。葉はやや黄緑に近い緑色をしており、柔らかいです。葉や茎は辛し特有のピリッとした辛味があり、お浸しや漬物にすると良いアクセントになります。

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大型のものが高菜

一方で高菜は60cmまで成長します。特に漬物用に使われるものは十分大きく成長した株を使用します。ピリッとほどよい辛味を持ち、からし菜に比べると葉や株が大きめです。葉は幅広で切れ込みがないタイプが多いです。

高菜・野沢菜・からし菜の選び方

高菜の選び方

高菜を選ぶときには、葉色が鮮やかな濃緑色で張りがあり軸がしっかりしているものを選びましょう。切り口が変色していたり、葉がしおれたりしているものは避けた方が良いです。

野沢菜の選び方

野沢菜を選ぶときには、葉先までシャキッとしているものを選びましょう。また、柄の部分に艶があるものが尚良いです。漬物にしたときに、最もおいしいのが柄の部分ですので、株の付け根から拳1握りから2握り辺りまでと言われています。

からし菜の選び方

からし菜を選ぶときには、葉色が濃くみずみずしくて張りのあるものを選びましょう。切り口が変色していたり、葉が乾燥したものは避けてください。からし菜は、育ちすぎると筋ばって硬くなるので、20~25cm程度で大きすぎないものの方が良いとされています。

まとめ

高菜・野沢菜・からし菜の違いをそれぞれ見てきました。同じアブラナ科の野菜ですが、それぞれ特徴があることが分かりましたね。どれも漬物にすると非常においしく仕上がりますので、旬の季節にスーパーで見つけたら漬物を試してみてくださいね。

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