いくらの保存方法・保存期間の目安を解説!冷蔵・冷凍・解凍方法・漬け込み保存の方法まとめ

「海の宝石」と呼ばれるいくら。その名のとおりキラキラとして見た目も美しく、旬の秋になったら一度は味わいたい絶品の食材ですよね。そのままご飯に乗せていくら丼にしたり、クラッカーやクリームチーズに乗せればおつまみやパーティーメニューにもなり、しっかりご飯から特別なメニューまで様々なシーンで活躍してくれます。

とはいえ、なかなか高価ないくら。一度に食べてしまうのはもったいない!上手に保存をすれば毎日少しづつ楽しむことができます。この記事では新鮮ないくらをおいしく長く保存する方法を賞味期限と一緒にご紹介します。いくらを手に入れたらぜひ挑戦してみてください!

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いくらってどんな食材?

 

概要 白鮭の卵
白鮭の生息域 北太平洋
旬の時期 秋(9月〜11月)
主な生産地 北海道など

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いくらは鮭の卵であることは広く知られていますよね。私たちが親しんでいるいくらは主に「白鮭」の卵です。生産地として有名な北海道では、8月後半〜9月上旬にかけて秋鮭漁が解禁になります。この時期の卵はとても柔らかく破れやすいため、主に筋子として流通します。その後、11月頃になると卵が成熟し、大きな粒のいくらに育っていきます。

いくらの栄養素

いくらには、ビタミンA、B12、D、Eなどビタミン類がとても豊富に含まれており、美容や疲労回復の効果が期待できます。不飽和脂肪酸であるDHA・EPAも含まれ、生活習慣病の予防や脂肪燃焼の促進に効果があります。

DHA・EPAといえば青魚をイメージされる方も多いと思いますが、いくらには青魚よりも多くDHA・EPAを含んでいると言われています。おいしいだけでなく、健康効果や美容効果も期待できるなんて、特別な日でなくてもいただきたいですよね。

  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • ビタミンB12:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンD:ビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する働きと、血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨をつくる働きがあります。
  • ビタミンE:抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防する効果があります。

いくらを含む魚卵とワインは相性が悪いと言われています。一緒に食べると鉄イオンが発生し生臭さ感じる原因ですので避けたほうが良い組み合わせです。

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旬の美味しいいくらの見分け方は?

スーパーで買うときのポイント

粒がはっきりしていて色が鮮やかなものを選びましょう。

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スーパーで買うときのポイント

いくらを選ぶときは「天然物」のいくらを選びましょう。人口のいくらは、魚卵ではなく食品添加物が使われていることがあります。安心のためにも天然物のいくらを選ぶようにしましょう。

天然物のいくらの見分け方
いくらにはタンパク質が含まれているので、熱湯をかけると白っぽい色に変わります。もし、買ったいくらが心配になったら、数粒取り出してチェックしてみましょう。

それでは、いくらの保存方法を学んでいきましょう!

いくらを冷蔵保存する場合

保存期間・日持ちの目安は?

・冷蔵庫のパーシャル室で1週間です。・・・冷蔵庫のパーシャル室とは、日本工業規格(JIS)で「約-3度」と規定されている「半凍結・微凍結状態」で冷却し保存できる機能のことです。

保存方法は?

いくらを冷蔵庫で保存する場合は醤油漬けや塩漬けにするのがオススメです。買ってきた当日に漬け込むのがポイントです!簡単な醤油づけの作り方はこちらの通りです。

  1. 醤油・みりん・酒を同分量小鍋に入れ、アルコールを飛ばす
  2. 冷めてからいくらを漬け込む

いくらを冷凍保存する場合

保存期間・日持ちの目安は?

・冷凍庫で3ヶ月です。

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保存方法は?

いくらをアルミカップに小分けし、保存容器に入れてから冷凍庫へ。必要な分だけ取り出せるのでとっても便利です!

解凍方法は?

冷凍のいくらを解凍するときは、食べる前日に冷蔵室に移して自然解凍してから使いましょう。

まとめ  

いくらの栄養素や選び方、保存方法のコツを見てきました。少しだけ手間をかけることで日持ちを叶え、日々の食卓で使いやすくなることがわかりましたね!最後にそれぞれの保存方法と日持ちの目安をこちらにまとめます。

  • 冷蔵保存の日持ちの目安:醤油に漬け、パーシャル室で1週間

  • 冷凍保存の日持ちの目安:3ヶ月(使う分だけ取り出せるよう、アルミカップに分けると便利!)

適切に保存し、いくらを長くご家庭で楽しんでくださいね!

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