姫神芋の特徴・旬の時期まとめ|強い粘りと変わった見た目が特徴のナガイモ系山芋

近年の健康志向ブームに伴い注目されている家庭菜園は、自分で収穫し食べる喜び・食育などで取り組まれる方も増え、様々な食物の栽培が可能になってきています。一般的な品種に留まらず一般流通されていない品種の取り扱いも増えており、栽培の楽しみ方も多様になってきています。

今回はプランター栽培では味わえない本格的な家庭菜園の中でも、比較的栽培しやすいと言われているヤマノイモ科の姫神芋について詳しく見ていきます。短系自然薯とも呼ばれています。

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姫神芋ってどんなやまいも? 

 読み方 ひめかみいも・たんけいじねんじょ
 旬の時期 10月~12月
 主な生産地 岩手県・家庭菜園
 種類 岩手県原産の山芋

読み方

姫神芋(ひめかみいも)と読みます。姫神という名は数十年前に岩手県盛岡市にある姫神山から付けられたと言われています。

諸説ありますが、姫神芋はもともと名は付いておらず岩手県内の山間部に自生していた山芋でした。その後、日本を代表する歌人の一人・石川啄木も愛したとされる姫神山から親しみを込めて命名されたと言われています。姫神芋は、粘り気が強く短い山芋なことから短系自然薯とも呼ばれています。

特徴(サイズ、味、形状など)

姫神芋は長さ40~50cm程度と短めの山芋で、パイプ栽培・堀取りなどが無くても栽培可能なため家庭菜園でも人気の品種です。表皮は薄く黒く、自然薯程ではないものの粘り気は強いのが特徴です。土質により形状が変形しやすいため、手の平状・げんこつ状のものもあります。

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姫神芋の旬の時期と主な生産地  

ここからは、姫神芋の旬の時期と主な生産地について詳しく見ていきます。姫神芋は岩手県の山間部に自生していた岩手県産の山芋で、数年前に名付けられた山芋です。山芋の中でも栽培しやすく、短いため掘り出しも簡単なことから家庭菜園でも選ばれています。

旬の時期はいつ?

姫神芋の旬は10月~12月です。家庭菜園の場合、種芋を植える時期は3月~5月頃までと暖かくなり始めた頃に行われることが多いです。25cm間隔程度で栽培していても土壌条件によって姫神芋の形状が変形しやすいです。栽培地域の気候によっては、10月~3月頃まで収穫可能です。

主な生産地はどこ?

姫神芋は、岩手県岩手郡岩手町などの山芋の特産地となっている地域と家庭菜園で主に生産されています。姫神芋は岩手県内の山間部に自生していたものを命名し、その後広く栽培され始めたことから家庭菜園を中心に栽培されています。

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姫神芋の価格相場ってどのくらい?

ここからは、姫神芋の価格相場について詳しく見ていきます。姫神芋は岩手県の一部地域と家庭菜園で主に栽培されているため、一般市場に流通していないと言えます。そのため姫神芋の販売は殆どされておらず、菜園用の種芋が多く販売されています。

スーパーだと

姫神芋は、全国のスーパーで出回ることは無いと言えます。一般市場用に栽培は殆どされておらず、山芋の特産地にもなっている岩手県岩手郡岩手町地区にある道の駅・スーパーや八百屋さん・農家さん直売所などで見かけられる程度です。

岩手県原産の山芋なこともあり、他地域で姫神芋が販売されていることは珍しいです。

ネット通販だと

姫神芋は一般流通用に広く栽培されていない品種なため、ネット通販でも購入は困難と言えるでしょう。しかし姫神芋は収穫時のサイズが短いことと栽培が比較的簡単なことから、家庭菜園で選ばれている品種です。そのため、ネット通販では姫神芋の種芋が5本900円~で多く販売されています。

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おすすめの食べ方

ここからは姫神芋を美味しく頂けるおススメレシピをご紹介します。岩手県の一部でしか購入することのできない姫神芋は家庭菜園でも比較的簡単にできると人気ですので、栽培・収穫・調理まで是非丸ごと楽しんでみてくださいね。

姫神芋のとろろ

山芋の食べ方の王道・とろろは、山芋の豊富な栄養素を余すことなく頂く事ができます。調理法も下処理後にすりおろすだけとお手軽です。自然薯よりも柔らかく程よい粘り気とコクのある濃厚な味わいを是非堪能してみてくださいね。

姫神芋の酢の物

姫神芋は土壌条件によって変形しやすい山芋なため、個性的な形で収穫される事もしばしばあります。形状によってすりおろし難い場合などは、是非薄切りして頂いてくださいね。

お好みの味付けで酢の物にすると、姫神芋のシャキシャキとした食感とさっぱり味で、胃腸にも優しくお疲れ気味の時も元気になれること間違いなしですよ。

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まとめ

ここまで姫神芋について詳しく見ていきました。諸説ありますが、姫神芋は岩手県内の山間部に自生していた山芋で、日本を代表する歌人の一人・石川啄木も愛したとされる岩手県・姫神山から親しみを込めて数十年前に命名されたと言われています。岩手県原産の山芋で、別名・短系自然薯とも呼ばれています。

姫神芋の旬は10月~12月で、岩手県岩手郡岩手町などの山芋の特産地となっている地域と家庭菜園で主に生産されています。表皮は薄く黒く、自然薯程ではないものの粘り気は強いのが特徴です。

特に家庭菜園に人気のある品種で、長さ40~50cm程度と短めの山芋なため掘り出しやすいこと・パイプ栽培や堀取りなどが無くても栽培可能と言われ比較的育ちやすいと言われています。土壌条件によって姫神芋の形状が変形しやすく手の平状・げんこつ状のものありますが、家庭菜園ではその個性的な形状も人気の要因です。

姫神芋は一般市場に流通していないため販売は殆どされておらず、岩手県の一部の道の駅などで見かけられる程度です。家庭菜園が中心なため、種芋は多く販売されています。

自然薯よりも柔らかく程よい粘り気とコクのある濃厚な味わいと楽しめるとろろや、シャキシャキ食感を楽しめる酢の物などにすると素材の旨みを堪能することができますよ。是非、姫神芋を自家栽培されてみてくださいね。

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