牛肉の保存方法|冷蔵・冷凍・下味を漬けて・焼いてからの保存期間や日持ちさせる方法

和牛の人気も世界的になった「牛肉」。特別な日のディナーにも、毎日の晩御飯にも、つかえる魅力は、“ステーキ”や“牛丼”だけでなく、関西エリアでは、“カレーライス”や“肉じゃが”などに使うご家庭も多いそうです。

近年では、オーストラリア産やアメリカ産の牛肉も多く流通していて、牛肉の人気は益々高まっています。今回は、そんな人気沸騰中の「牛肉」の保存方法を、ご紹介します。

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牛肉ってどんなお肉?

 

食用の部位 ネック、牛肩肉、肩ロース、リブロース
主な原産地 国産・アメリカ産・オーストラリア産
旬の時期 冬に最も美味しくなる
主な栄養素 たんぱく質、脂質、鉄分

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牛肉の特徴

日本での食用の部位は、多くあります。代表的に、ネック、牛肩肉、肩ロース、リブロース、サーロイン、牛ヒレ、牛バラ、もも肉などが、一般的に食べられています。また、ほほ肉、タンなどの顔の部分の肉や、臓物(もつ)も、食べられています。

栄養面では、たんぱく質、脂質、鉄分が豊富です。その為、特に貧血予防にも効果的と言われています。また、必須アミノ酸も豊富なので、丈夫な体作りの際にも効果的です。さらに赤味部分に含まれているカルニチンには、体内の余分な脂肪を燃焼させ、エネルギーに変える効果があることから、近年では牛肉によるダイエット効果も注目されています。

保存のコツ

部位によって、少し保存方法が違います。栄養が豊富とされる肉は、特に酸化に注意が必要です。なるべく空気に触れさせないようにすることがポイントとなります。

また、輸入牛肉は、脂がのった肉にする為に、ホルモン剤が使用されている可能性もあるので、なるべく国産牛肉を選びましょう。水分をしっかり拭き取った後、さっと湯通しすると薬剤が溶け出すので、安心です。

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美味しい牛肉の見分け方

美味しい牛肉の見分け方を2つのお肉の種類に分けてまとめました

  • 牛薄切り肉・こま切れ肉などの薄い肉:脂身(サシ)が均等に入っている
  • 牛角切り肉・牛ステーキ肉などの大きな肉:ツヤがあり、きめが細かく、鮮やかな赤味と白い脂質のあるもの

牛肉の冷蔵保存の方法

それでは牛肉の冷蔵方法と保存期間の目安について解説していきます。

保存期間・日持ちの目安は?

ペーパーラップとラップで、密閉保存することで、冷蔵室で2~3日程度、パーシャル室で1~2週間の保存が可能です。また、下味をつけてから冷蔵すると、調理をする時に大変便利になります。

おすすめの保存方法は?

  1. 生の状態をパックから取り出し、ペーパータオルでしっかり水分を拭き取ります。
  2. 牛薄切り肉は、1枚ずつペーパータオルで挟み、空気が入り込まないようにラップで、しっかり包みこみます。
  3. こま切れ肉は、小分けにして包みます。
  4. 牛角切り肉・牛ステーキ肉は、ペーパータオルで包み、更にラップで空気が入らないように包みます。

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牛肉の冷凍保存の方法

次に牛肉の冷凍方法と保存期間の目安について解説していきます。

保存期間・日持ちの目安は?

2~3週間の保存が可能です。下味をつけてからや、表面を焼いた後での冷凍もできますよ。

保存方法は?

  1. 生の状態で、水分を拭き取った後、1枚ずつ、氷水や塩水にくぐらせます。こうすることで、氷の膜が作られ、酸化防止になります。
  2. 1枚ずつ、または小分けにラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

牛肉に下味をつける時、焼いた時の保存の方法

保存期間・日持ちの目安は?

  • 冷蔵の場合、冷蔵室で2~3日程度、パーシャル室で1~2週間の保存が可能です
  • 冷凍の場合、2~3週間の保存が可能です。

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保存方法は?

(冷蔵の場合)

  • 下味をつけて保存する時は、水分を拭いてから、好みの調味料などをすり込みます。1枚ずつラップに包み、保存しましょう。
  • 分厚い肉の場合は、調理30分前から、常温に戻すことで、上手に焼くことができます。

(冷凍の場合)

  • 好みの下味をつけた後に、空気を抜いてラップで包み、冷凍用保存袋に入れます
  • オイル漬けもおすすめです。オイルは、酸化を防ぎ、水分が出るのを防いでくれます。また、薄切り玉ねぎと一緒にすることで、肉を柔らかくしてくれる効果もあり、美味しくなりますよ。
  • 角切り肉などは、下味をつけてレアに焼いてから、冷まして保存すると、

煮込み料理の際に重宝しますよ。

まとめ

肉の保存方法と保存期間についてご紹介しましたが、いかかでしたか?

  • 冷蔵での保存期間の目安・・・冷蔵室で2~3日、パーシャル室で1~2週間
  • 冷凍での保管期間の目安・・・2~3週間の保存
  • 下味、茹でた時の保管期間の目安・・・冷蔵・冷凍ともに同じ


栄養豊富な肉は、簡単な処理を行うだけで、美味しさを保てるところが、魅力的です。特に、下味をつけての保存は、調理も簡単になり、あと片付けも楽で、おすすめします。

その中でも牛肉は、たんぱく質や必須アミノ酸、鉄分の多いため、健康志向の方はもちろん、女性や子供の貧血予防にも効果的で、積極的に食べたいですよね。是非、多く購入した時には、色々な保存方法を試してみてください。

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