カカオ二ブの摂取量は一日どれくらい?健康効果は?カカオポリフェノールって?

ひそかに注目を集めているスーパーフードのカカオニブという食材を、皆さんは知っていますか?カカオニブはとても栄養価が高いのが特徴で、チョコレートのような風味凝縮したナッツような食品なんですよ!

今回は謎の多いカカオニブについて期待できる健康効果一日推奨摂取量について紹介していきますね!

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カカオニブとは?

カカオ豆そのもの!

カカオニブとは、カカオ豆を発酵させて焙煎し皮と胚芽を取り除いた食品です。見た目はチョコを砕いたような見た目をしており、食感はナッツのような感じ。カカオニブは様々な加工の仕方をすることで、たくさんの商品となってすでに日本中に広がっているんです。

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カカオの原産地

カカオニブの原料であるカカオ豆は、初めは世界中で幅広く栽培しようとしていましたが、赤道近くの年間平均気温が27℃以上の高温多湿な環境でしか大きく育たないことがわかりました。なので現在ほとんどのカカオ豆は、栽培に適したアフリカで収穫されていると言われています。

さまざまな食品に変身するカカオ

カカオ豆は様々な加工方法がありカカオニブ以外にも加工によっていろいろな食品へ変身します。皆さんご存知の通り甘くて美味しい「チョコレート」はカカオニブを加工して砂糖や油を加えて作っています。

カカオバター」はカカオの脂肪分をぎゅっと集めたものを指します。人肌で溶けるといった融点の低い性質を持っているので、軟膏やスキンケアに使用されています。

カカオマス」はカカオニブをさらに細かく潰しペースト状にして冷やしたものです。このような感じでカカオニブというワードはあまり馴染みがないような気がしますが、加工された後の食品はもうすでに私たちに馴染みのある商品だったりします。

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期待できる健康効果!

カカオポリフェノールは若返り効果がすごい

カカオニブの効果として最大のものはやはり「カカオポリフェノール」でしょう。

カカオポリフェノールは、ストレスや酸素をたくさん取り入れることで体内に増えてしまう活性酸素という物質を抑える抗酸化物質の一つです。この活性酸素は細胞を破壊したりがん細胞を作ったりなど、いわゆる老化に関わってきます。カカオポリフェノールを摂ることで老化に関わる活性酸素の運動をを減らすことができるので、素晴らしいアンチエイジング効果をもたらしてくれます。

アンチエイジング効果の他にも、カカオポリフェノールには血圧を下げてくれる効果もあります。血管の中を綺麗に若々しい状態に保ち、動脈硬化を防ぐといわれています。

他にもカカオポリフェノールの素晴らしい効果は他にもたくさんあります。肌を健康に保ったり免疫力を上げたり皮膚や髪の毛のトラブルを予防するなど、ここでは紹介しきれないほど健康効果が高いのです。

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テオブロミンが自律神経を正常化

カカオポリフェノールの他にも「テオブロミン」という成分が身体に良いと言われています。テオブロミンは大脳を刺激して集中力や記憶力を高めてくれます。高ぶった自律神経を鎮めてくれるなど、現代のストレスの多い人たちにとって嬉しい作用をもっています。

リグニンが便秘改善をサポート

カカオニブに含まれている「リグニン」という食物繊維も体にとっても良いことがわかっています。リグニンとは水に溶けない不溶性の食物繊維です。体に吸収されることがないため腸に残り続け腸内細菌のエサとなってくれます。腸内細菌を増やすことで腸内環境が改善され、便秘しない体を作ってくれるサポート効果もあります。

チョコレートのいいとこ取り!

このカカオポリフェノールやテオブロミン、リグニンはチョコレートにも含まれていますが、チョコレートは糖分や脂質がとても多いので食べ過ぎてしまうと太ってしまう可能性もあるのです。これに比べてカカオニブは糖質が非常に少ないため相当量食べ過ぎなければ太ることはまずありません。健康効果だけ体に取り入れることができる、まさにチョコレートの良いとこ取りをした食品といえますね!

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一日の推奨摂取量とデメリット

一日摂取量は10kgあたり小さじ一杯

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カカオニブの1日の摂取量については少し計算が必要です。体重10kgに対して小さじ1程度と覚えておくと良いでしょう。体重40kgの方であれば小さじ4杯まで、体重10kgのお子さんに対しては小さじ一杯までにしましょう。

意外と少なく感じられると思いますが、カカオニブにはたくさんの栄養成分が含まれているため簡単に過剰摂取となってしまうのです。

決して脂肪が少ないわけではない

カカオニブには脂肪分がそこそこ含まれており、10gあたり50〜70kcalと決して低いカロリーではありません。チョコレートに比べて低カロリーだし健康的だからと考えて、カカオニブを食べ過ぎてしまうとあっという間にカロリーオーバーになってしまいますので、食べる部には注意しましょうね。

カフェインも入っているので注意

カカオニブには高濃度のカフェインも含まれています。これも食べ過ぎてしまうと過剰なカフェインを摂取してしまうことになるので注意が必要です。カフェインには中毒になってしまうリスクもあります。特に若い子供や妊婦の方は体に影響が出やすいと言われていますので、食べ過ぎは禁物です。

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おすすめの食べ方

そのままポリポリ食べてOK

カカオニブを食べたことがある方は分かると思いますが、そのまま食べることも可能です。でも結構苦いんですよね。イメージで言うとチョコレートのお菓子として売られている99%カカオのチョコレートをもっと硬くしたような感じです。好きな人にはたまらないといった苦味だと思いますが、初めてカカオニブを食べる人は苦味にびっくりするかもしれません。

シリアルやグラノーラにプラスしても OK

牛乳をかけるだけのシリアルやグラノーラに、カカオニブをパラパラとかけて混ぜるといった方法もおすすめです。牛乳にカカオの成分が溶けてチョコレート牛乳のような味になるのも美味しいですよ。カカオニブは水分を含んでも柔らかくならないので、よく噛んで食べてくださいね。

ヨーグルトやアイスクリームに混ぜても OK

カカオニブの苦味はかなり強いので、甘めのヨーグルトやアイスクリームに混ぜて食べるのもオススメです。 カカオニブを入れるだけで見た目も良くなりますし、とろっとした食感の中にポリポリとしたカカオニブの食感が加わるので、飽きがこない食べ方といわれていますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?カカオニブはカカオ豆の優秀な成分をそのまま摂取することができる食材なんですね!その分、食べ過ぎには少し注意が必要ですね。

この記事をまとめると

  • カカオニブはカカオ豆の皮と胚芽をとっただけのもの!
  • チョコレートに比べて糖質が低く栄養素が多い!
  • カカオポリフェノールの効果が非常に優秀!

今回のように食品について様々な知識をシェアしております。気になった方は他の記事もぜひ読んでみてくださいね!

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